今年は福井国体が開催される。
年が明けてからは、ローカルニュースでは、キャスターが事あるごとに話題にしている。『県民の国体に対する意識を高揚させろ』という指令が出ているのではないかと勘繰りたくなる頻回さである。
もちろん、国体開催を契機に、県内の運動施設が改新されることは良いことであるし、それに伴う建築や飲食、宿泊関係など経済効果も見込まれる。私の職種も関係があるが、振り回されるだけに終わる危惧もある。
それはともかく、気になる報道があった。
「県が目標に掲げる“総合優勝”の実現に向けては、選手強化が大きな課題となります。
これまでは、ほとんどの大会で開催した都道府県が総合優勝を果たしていましたが、この2年間は、2020年のオリンピックに向け、選手強化や設備の充実が進む東京が優勝し、開催県は優勝を逃しています。
こうした中、福井県は他の都道府県で比較的強化が進んでいない少年選手の育成や、県内での就職を支援し、有力選手の確保を図るなど、強化を進め、去年の国体では7位と、目標にしていた10位以内を達成しました。
県は、今年度末には有力選手の確保に一定の目途がつくとしていて、今後は遠征を増やして県外の強豪との対戦経験を積むなど、更なる強化を図り、全競技で入賞し総合優勝に繋げたい考えです」
気になったのは“人材の確保”
≪そこまでして“総合優勝”に拘らなくてもいいんじゃない?≫
もちろん、指導者を招いたり、施設・設備を充実させる、また、かなり前から若年層への指導も強化させるなど、純粋に競技力の向上を図っているのは良いことである。
しかし、やはり、「人材の確保」までするというのはどうかと思う。有力選手を招き入れることによる波及効果もあり、一概には否定できないが、遠征を増やすことと合わせて、≪そこまで、総合優勝に拘らなくてもいいんじゃない?≫と思ってしまうのである。(五輪のメダル数についても同じ)
高度成長時代に建設、建設、構築した道路や橋や水道管などが、今、一斉に、老朽化している。そちらの方にも力を注いでほしい。
年が明けてからは、ローカルニュースでは、キャスターが事あるごとに話題にしている。『県民の国体に対する意識を高揚させろ』という指令が出ているのではないかと勘繰りたくなる頻回さである。
もちろん、国体開催を契機に、県内の運動施設が改新されることは良いことであるし、それに伴う建築や飲食、宿泊関係など経済効果も見込まれる。私の職種も関係があるが、振り回されるだけに終わる危惧もある。
それはともかく、気になる報道があった。
「県が目標に掲げる“総合優勝”の実現に向けては、選手強化が大きな課題となります。
これまでは、ほとんどの大会で開催した都道府県が総合優勝を果たしていましたが、この2年間は、2020年のオリンピックに向け、選手強化や設備の充実が進む東京が優勝し、開催県は優勝を逃しています。
こうした中、福井県は他の都道府県で比較的強化が進んでいない少年選手の育成や、県内での就職を支援し、有力選手の確保を図るなど、強化を進め、去年の国体では7位と、目標にしていた10位以内を達成しました。
県は、今年度末には有力選手の確保に一定の目途がつくとしていて、今後は遠征を増やして県外の強豪との対戦経験を積むなど、更なる強化を図り、全競技で入賞し総合優勝に繋げたい考えです」
気になったのは“人材の確保”
≪そこまでして“総合優勝”に拘らなくてもいいんじゃない?≫
もちろん、指導者を招いたり、施設・設備を充実させる、また、かなり前から若年層への指導も強化させるなど、純粋に競技力の向上を図っているのは良いことである。
しかし、やはり、「人材の確保」までするというのはどうかと思う。有力選手を招き入れることによる波及効果もあり、一概には否定できないが、遠征を増やすことと合わせて、≪そこまで、総合優勝に拘らなくてもいいんじゃない?≫と思ってしまうのである。(五輪のメダル数についても同じ)
高度成長時代に建設、建設、構築した道路や橋や水道管などが、今、一斉に、老朽化している。そちらの方にも力を注いでほしい。
>国体も47都道府県を一回りしたし,国民の体力向上もそれなりに成された現在,国体そのものの開催意義もあり方も見直されてよいと思います。「開催県が総合優勝」という重荷も(とっくに)降ろしてよい時期だと思います。
ですよね。
一昨年、昨年と開催県が優勝しなかった(出来なかった?)ので、良い流れだと思うのですが……
>≪そこまでして“総合優勝”に拘らなくてもいいんじゃない?≫
全く同感です。
国体は開催県が総合優勝するのが当たり前のようになっていて,確かに以前は天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子優勝?)が当たり前でした。そのために自県の選手の強化だけでは足りず,優秀な選手を他県から呼んで来ていました。例えば高校の体育の先生にはそういう人がけっこういました。
でも,国体も47都道府県を一回りしたし,国民の体力向上もそれなりに成された現在,国体そのものの開催意義もあり方も見直されてよいと思います。「開催県が総合優勝」という重荷も(とっくに)降ろしてよい時期だと思います。