英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『都庁爆破!』 ~都庁の爆破シーンだけを撮りたかったのだろう~

2018-01-05 20:10:50 | ドラマ・映画
 都庁の爆破シーンだけを撮りたかったのだろう……
……≪あとは『ダイハード』みたいにアクション、銃撃シーン、時限爆弾、親子愛(家族愛)を織り込めばいいや≫とか……


意味不明なストーリー
①アメリカ政府への恨みなのに、日本に八つ当たり?
②都庁を爆破、占拠しておいて、日本政府に要求?……だったら、国会議事堂だろう!
③総理大臣は水を飲んで、都知事に嫌味を言うだけ
④都知事は大英断で自衛隊を出動させたが、活躍の場は無し
⑤腕を打たれたのに、事件収束後に、手当もせずに家族で食事?
⑥スマホで被弾を防げるのだろうか?
⑦爆破に巻き込まれた中、何故か消防士・海老原(和田正人)だけ助かったので、爆弾解除するのかと思ったら、「本郷さんが解除しました!」と叫ぶだけ(本郷の娘を保護する役目はあったが)
⑧テロの仲間のヘリコプターで自爆テロの計画だったが、どうなったのか?(私が見逃しただけ?)
⑨同級生の家族の嫌がらせ(スマホを落とさせ、本郷の娘であることをチクル)も意味不明
⑩「娘(しかも他人の娘)を撃ったら、GXガス起動装置を解除する」って、渡部さん、言ってて変だと思わなかったのかな?
⑪銃口を相手のこめかみに当てたのに、なぜか、一瞬間を置くのは、お約束?
⑫脚本に3名の名があるが、partsごとに書いたのか?それとも、協議して練ったのか?(それで、こんなストーリーになった?)
 協議の結果、≪「パロディもの」にして、大いに突っ込んでもらおう≫となったのかもしれない。
    


【ストーリー】番組サイトより
 2017年12月24日、華やかな賑わいを見せるクリスマスイブの新宿。元自衛官の本郷(長谷川博己)は、都庁の展望台を見学に行く妻・麻由子(優香)と娘・朝美(平澤宏々路)と別れ、友人で米国国防総省の担当次官・ケイン高村(吉川晃司)と会っていた。かつて紛争地帯で本郷に部下を救われたことのあるケインは、本郷が自衛隊を退官した理由を尋ねる。口を濁す本郷。彼はあることがきっかけで仕事に対して自信を失い、同時にこんな自分が家族を幸せにできるのかという悩みを抱えていた。
 そのとき、新宿の街に轟音がとどろいた! 外に飛び出した本郷とケインは信じられない光景を目の当たりにする。都庁の建物が爆発したのだ!! パニックの中、都庁へ向かう本郷とケイン。妻と娘の安否は? 焦る本郷は、最悪の事態に陥っていることを知る。都庁は、エム(渡部篤郎)と呼ばれる狂信的な支持者を集めるテロリストを中心とする国際的なテロリスト集団・IF(アイエフ)により爆破され、展望室にいた本郷の妻と娘、そして妊婦の結衣(早見あかり)を含む一般客が人質にされていた。
 都庁に駆けつけた消防士・海老原(和田正人)や公安部刑事の丸山(小澤征悦)も思っても見なかった事態に声が出ない。「パパが助けに来てくれる」と娘が信じていると知った本郷は、ケインと共に都庁に潜入する決心をする。
 IF は犯行声明を発表し、日本政府に要求を突きつける。聞き入れられない場合、都庁に仕掛けた爆弾をさらに爆発させるという。大池都知事(寺島しのぶ)は対策本部を立ち上げるが、御園総理(リリー・フランキー)は政府主導で対応を行うと言い、両者は対立。しかしIFは首都・東京を巻き込んでさらに恐ろしいテロを起こそうとしていた……。

製作著作 : TBS
原作 : 「都庁爆破!」 高嶋哲夫/宝島社刊
脚本 : 山浦雅大 丑尾健太郎 槌谷健
演出 : 平川雄一朗
企画・プロデュース : 伊與田英徳
プロデュース : 佐野亜裕美 内山雅博( オフィスクレッシェンド )

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018箱根駅伝 青山学院大学... | トップ | 福井国体……総合優勝も良いけ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酷かった (zoran)
2018-01-06 01:26:50
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて,期待して見たのですが,あまりの酷さに途中からは「ながら見」状態でした。原作があるのですね。原作はそこそこのストーリーなのでしょうか?ドラマとしては支離滅裂な???満載の超駄作でした。最低限お話の辻褄は合わせてほしいものです。出演した俳優たちの無駄遣いでしたね。
返信する
迷いました ()
2018-01-06 18:05:44
zoranさん、こんばんは。
こちらこそ、よろしくお願いします。

>ドラマとしては支離滅裂な???満載の超駄作でした。

 ええ、残念なドラマでした。

 実は、ドラマへの放電に関して、迷っています。
 少し前、かなり前の『相棒』の記事で、
「ごちゃごちゃうるさいよ
そんなにリアリティー求めるならドラマは見ない方がいい。エンターテイメントなんだから」
というコメントをいただきました。
 全てを肯定するわけではありませんが、ドラマにリアリティを求め過ぎてはいけないような気もします。
 実際、私の記事は“重箱の隅をつつく”ような揚げ足取りが多いですし、NHKの受信料とテレビや録画機が消費する電気料など以外は、ただで楽しませてもらっているので、指摘も“ごもっとも”と思うところもあります。
 でも、まあ、「ドラマ視聴に費やした時間を返せ」と主張できそうなので、とりあえず、今の姿勢を続けることにしようと思っています。
 「ごちゃごちゃうるさい奴だ」と思われる方も多いかもしれませんが、ドラマを視聴して不満に思い、私の記事を見て「そうだそうだ」と思ってくださる方もいるような気もします。
 ということで、よろしくお願いします。
返信する
よいのです (zoran)
2018-01-07 00:54:51
こんばんは。

返信コメントの内容が反応したくなるものだったので,また,書いてしまいます。

英さんは,英さんがそのドラマを見て感じたことをそのまま書けばよいのです。

>「ごちゃごちゃうるさいよ
そんなにリアリティー求めるならドラマは見ない方がいい。エンターテイメントなんだから」

私は某ドラマレビューサイトをよく覗き,自分でも時々書き込むのですが,そこでも批判的な感想に対して,よく「いやなら見なければよい」といったコメントがあります。まあ確かに,連続ドラマで面白くなければ次の回以降を見なければよいのですが,見たものに対して疑問を感じたり,批判することは全く自由です。私も重箱の隅をつついて批判します。エンターテイメントでもダメなものはダメなのです。必要最低限のリアリティーは必要なのです。もちろん私が酷いと感じたドラマを大絶賛するコメントも自由ですけどね。

私としては,上の引用文のような考えの人はドラマレビューサイトに参加することやこのようなドラマの感想も書かれているブログを読むことは避けることをお奨めします。
返信する
後押し、ありがとうございます ()
2018-01-07 12:10:45
zoranさん、コメント、ありがとうございます。わざわざ、コメントとして書いてくださり、ありがたい気持ちでいっぱいです。

 私もzoranさんと、ほぼ同じ考えです。称賛するのも、否定するのも自由ですし、表明するのも自由だと思います。
 ただ、発信したことがどのような影響を与えるかを、考える必要はあると思います。
 記事を読んだ人がどのように受け止めるかを考え、感想を超えた凶器になっていないかを吟味する必要があると思います。
 私の記事は、辛辣なものが多いので、当事者(ドラマの場合は制作サイド)にとっては、凶器になっているかもしれませんね。
 ちっぽけなサイトではありますが、ちっぽけな波紋でもそれが反響し合って、大波になってしまう可能性があるのが、ネットの恐ろしいところです。
 そんなことを考えながら(多分、時々です)、発信していきたいです。
返信する

コメントを投稿

ドラマ・映画」カテゴリの最新記事