大激戦であった。
スターティングメンバーには変化なし。
お互い若干硬めの動き。デンソーの厳しいディフェンスに手を焼き気味のJXはいつも通りと言えるかもしれない。
開始3分30秒、4-5デンソーリードで、JXは大沼に代え新原をコートに。開始4分ぐらいで新原投入を決めているのかもしれない。確かに、第1戦と同様、デンソーペースではあるが、それほど悪いオフェンスリズムではない。オフェンスが重くなる新原投入より、このまま押し通した方がオフェンスが機能してくると思うが、どうなのだろう。
対するデンソーは、ボールがまんべんなく回り、各選手が得点。大庭が1本、当たりがなかった藤原が2本の3Pを決める。JXは間宮が8得点を上げ対抗するが、10-18とデンソーが8点リード(残り3分8秒)。
この後もJXはオフェンスの形が作れないのに対し、デンソーは気持ちよく攻める。第1Qは24-14とデンソーらしくないハイスコア。JXは終了間際、宮澤に代わってコートに戻っていた大沼がジャンプシュートを決め、クォーターの終わり方としては気分的に救われた。
戦略面で問題と感じたのは、残り27秒で渡嘉敷が2つ目のファールを犯した時、ベンチに下げんかったこと。宮澤もいるし、残り時間を考えると、疲労気味で2ファールの渡嘉敷を出すリスクを犯す必要はない。
第2Qは残り9分9秒(26-16)から膠着状態が続く。JXはオフェンスが重く、デンソーは詰めが甘く、残り6分45秒まで両チーム無得点。
流れを変えたのは大沼。距離のあるジャンプシュートを連続で決め、20-26と6点差に詰め寄る(残り5分59秒)。この後も、間宮がジャンプシュート、岡本が3Pシュートを決め一気に1点差(25-26、残り4分51秒)。デンソーはボール保持者を見て足が動かない。5分間、無得点。ここで、伊藤が巧みなステップのドライブインを決め、流れを食い止める。(28-25、残り4分27秒)
この後、ファールやターンオーバー、大沼の積極果敢なドライブイン、大庭の速攻、渡嘉敷のハイポストでのジャンプシュート(この試合初フィールドゴール)、伊集の3人抜きのドライブイン、高田のブロックショットなど巧拙を折込み?、結局、デンソーが35-33で前半を終えた。JXのターンオーバーが前半だけで10(デンソーは2)が目立つ。
第3Qは、渡嘉敷、岡本がポイントを重ねた後、新原がスチールからの速攻を決め40-35と一気に5点リード(残り8分3秒)。デンソーは3連続ターンオーバーで停滞したが、大庭が3Pを決め、悪い流れを断ち切り、ゴール下でパスをもらった高田も決め同点(40-40、残り7分16秒)。
この後、JXは大沼7点、岡本3点、渡嘉敷2点。デンソーは高田4点、藤原3点、大庭3点、牛田2点と一進一退の攻防で52-52で第3Qを終える。
第4Qは、互いになかなかフィールドゴールを決められない。開始4分を過ぎて、JX5点(内フリースローが3点)、デンソーは伊藤の3Pシュートと牛田のフリースローの1点。(57-56)
残り5分40秒で渡嘉敷がリバウンドを取ってのシュートを決めゲームが動き出す。(59-56)
残り5分20秒、大庭がドライブで切り裂き、59-58。
残り5分1秒、間宮-渡嘉敷のツインタワーパスを通し、61-58。
残り4分13秒、伊藤が3Pシュートをねじ込み、61-61、同点。
残り3分12秒、ゴール下の渡嘉敷が無理気味のパスを何とかキャッチして決め、63-61。
両チーム譲らない。しかし、藤原のパスミスを早い展開で大沼に渡し、ジャンプシュート!65-61と4点差。(残り2分50秒)
さらに、藤原から高田へのパスに、大沼が反応良くパスカット、それをゴール下の間宮まで展開し、間宮が決め、6点差。(67-61、残り2分38秒)
JXに大きく流れが傾いたかと思えたが、ダブルチームを受けた高田が走り込んできた牛田にパスをさばき、67-63。(残り2分25秒)
さらに、岡本のドライブを防ぎ、藤原がターンアラウンドシュートを決め67-65の2点差に詰め寄る。(残り1分48秒)
さらに、ゴール下の間宮に伊藤がダブルチームを仕掛けスチール。(残り1分30秒)
同点のチャンスだ。しかし、ここで同点を意識したのか、慎重になりボールが回らず24秒オーバータイム。(残り1分3秒)
JXのオフェンス、渡嘉敷のドライブを狙う。外れたリバウンドを間宮が取りそのままシュート。JXツインタワーの絶対的強さを見せつけたシーンで、間宮はゴール下のリバウンド&シュートが本当に強い。勝負所で決める。69-65、残り56秒。
さらに、伊藤のドライブを渡嘉敷がブロックショット!(残り51秒)
しかし、デンソーもあきらめず、藤原がスチール。牛田にパスを送り牛田がレイアップを…今度は大沼がこれをブロック!これを渡嘉敷が保持し、岡本にパス。これをスチールしようとした伊藤が激突、ファール。(残り35秒)
フリースローを得た岡本、これを2本決めれば勝利が近づくが、何と2本とも外し、デンソーに勝機が残る。
大庭がスリーポイントを放つが外れ、このリバウンドを渡嘉敷が死守。
デンソーはファールゲームを仕掛けるが、JXは必死のパス回し。しかし、ここは素直にファールをもらえばいいところだろう。ファールを避けるにこだわり過ぎてパスミスでアウトオブバウンド。(残り13秒)
残り13秒で4点差のJX、ここでよもやのタイムアウト!
ファールの数の確認や落ち着かせるためという意味はあるが、タイムアウトを使い切っているデンソーにオフェンスの打ち合わせの機会を与えるのは損なのではないだろうか。普通に流してオフェンスをさせ、決められたところでタイムアウトを取っても間に合うはずだ。
おかしなヘッドコーチのまずい戦略をカバーするのがJXの強さだ。牛田のジャンプシュートを渡嘉敷がブロック!(アウトオブバウンドでデンソーボール、残り7.6秒。
しかし、デンソーはスローインから大庭が3Pシュートをねじ込む。69-68。
すかさずファール。(残り4.5秒)
フリースローは岡本。今度は2本とも決め71-68。
残り4.5秒。スローインのボールを受けた伊集がドリブル。走る走る。ディフェンダー二人をかわして、スリーポイントライン付近まで運び、そこで3Pシュート!、……しかし、リングをはじいた。
71-68でJXの勝利。ファイナル3勝0敗で、6連覇達成!
激戦だった。
JXは、大沼が苦しい場面を果敢なプレーでつなぐ18点の大活躍。
間宮はゴール下での苦しい体勢からシュートを決めた(16得点)。
渡嘉敷は13得点17リバウンドの大車輪の活躍。
岡本の安定した活躍(16得点)
新原の必死のプレー。
宮澤もポテンシャルの高いプレー。
敗れたデンソーも集中力がすごかった。素晴らしいディフェンスだった。
高田の攻守の活躍。
牛田も飛び込むようなリバウンドでデンソーに流れを引き込んだ。
大庭のドライブや3PでJXを翻弄。
伊藤のボールさばきとしつこいディフェンスは素晴らしかった。
藤原も3Pを3本決め、
伊集の物怖じしないプレー。
もともと、Wリーグはそのスピードやスタミナは素晴らしかったが、一昔前はシャンソン&共石時代の頃は2強のみだったが、ここ数年、特に今年はファイナルの2チームの他にも、トヨタ、富士通、シャンソン、三菱電機と拮抗している。本当に頼もしく、楽しみなWリーグ、日本女子バスケットボール界だ。
最後に、優勝インタビューの短評を。
大沼……うまく表現できず言葉に詰まる。2年目の初々しいインタビューだった
渡嘉敷……大声で観客に喜びをアピールする。その姿は、まるで酔っぱらったオッサン
新原……重圧から解放され、こみ上げるものが……よく頑張った
間宮……もはや監督のような落ち着きと貫禄
スターティングメンバーには変化なし。
お互い若干硬めの動き。デンソーの厳しいディフェンスに手を焼き気味のJXはいつも通りと言えるかもしれない。
開始3分30秒、4-5デンソーリードで、JXは大沼に代え新原をコートに。開始4分ぐらいで新原投入を決めているのかもしれない。確かに、第1戦と同様、デンソーペースではあるが、それほど悪いオフェンスリズムではない。オフェンスが重くなる新原投入より、このまま押し通した方がオフェンスが機能してくると思うが、どうなのだろう。
対するデンソーは、ボールがまんべんなく回り、各選手が得点。大庭が1本、当たりがなかった藤原が2本の3Pを決める。JXは間宮が8得点を上げ対抗するが、10-18とデンソーが8点リード(残り3分8秒)。
この後もJXはオフェンスの形が作れないのに対し、デンソーは気持ちよく攻める。第1Qは24-14とデンソーらしくないハイスコア。JXは終了間際、宮澤に代わってコートに戻っていた大沼がジャンプシュートを決め、クォーターの終わり方としては気分的に救われた。
戦略面で問題と感じたのは、残り27秒で渡嘉敷が2つ目のファールを犯した時、ベンチに下げんかったこと。宮澤もいるし、残り時間を考えると、疲労気味で2ファールの渡嘉敷を出すリスクを犯す必要はない。
第2Qは残り9分9秒(26-16)から膠着状態が続く。JXはオフェンスが重く、デンソーは詰めが甘く、残り6分45秒まで両チーム無得点。
流れを変えたのは大沼。距離のあるジャンプシュートを連続で決め、20-26と6点差に詰め寄る(残り5分59秒)。この後も、間宮がジャンプシュート、岡本が3Pシュートを決め一気に1点差(25-26、残り4分51秒)。デンソーはボール保持者を見て足が動かない。5分間、無得点。ここで、伊藤が巧みなステップのドライブインを決め、流れを食い止める。(28-25、残り4分27秒)
この後、ファールやターンオーバー、大沼の積極果敢なドライブイン、大庭の速攻、渡嘉敷のハイポストでのジャンプシュート(この試合初フィールドゴール)、伊集の3人抜きのドライブイン、高田のブロックショットなど巧拙を折込み?、結局、デンソーが35-33で前半を終えた。JXのターンオーバーが前半だけで10(デンソーは2)が目立つ。
第3Qは、渡嘉敷、岡本がポイントを重ねた後、新原がスチールからの速攻を決め40-35と一気に5点リード(残り8分3秒)。デンソーは3連続ターンオーバーで停滞したが、大庭が3Pを決め、悪い流れを断ち切り、ゴール下でパスをもらった高田も決め同点(40-40、残り7分16秒)。
この後、JXは大沼7点、岡本3点、渡嘉敷2点。デンソーは高田4点、藤原3点、大庭3点、牛田2点と一進一退の攻防で52-52で第3Qを終える。
第4Qは、互いになかなかフィールドゴールを決められない。開始4分を過ぎて、JX5点(内フリースローが3点)、デンソーは伊藤の3Pシュートと牛田のフリースローの1点。(57-56)
残り5分40秒で渡嘉敷がリバウンドを取ってのシュートを決めゲームが動き出す。(59-56)
残り5分20秒、大庭がドライブで切り裂き、59-58。
残り5分1秒、間宮-渡嘉敷のツインタワーパスを通し、61-58。
残り4分13秒、伊藤が3Pシュートをねじ込み、61-61、同点。
残り3分12秒、ゴール下の渡嘉敷が無理気味のパスを何とかキャッチして決め、63-61。
両チーム譲らない。しかし、藤原のパスミスを早い展開で大沼に渡し、ジャンプシュート!65-61と4点差。(残り2分50秒)
さらに、藤原から高田へのパスに、大沼が反応良くパスカット、それをゴール下の間宮まで展開し、間宮が決め、6点差。(67-61、残り2分38秒)
JXに大きく流れが傾いたかと思えたが、ダブルチームを受けた高田が走り込んできた牛田にパスをさばき、67-63。(残り2分25秒)
さらに、岡本のドライブを防ぎ、藤原がターンアラウンドシュートを決め67-65の2点差に詰め寄る。(残り1分48秒)
さらに、ゴール下の間宮に伊藤がダブルチームを仕掛けスチール。(残り1分30秒)
同点のチャンスだ。しかし、ここで同点を意識したのか、慎重になりボールが回らず24秒オーバータイム。(残り1分3秒)
JXのオフェンス、渡嘉敷のドライブを狙う。外れたリバウンドを間宮が取りそのままシュート。JXツインタワーの絶対的強さを見せつけたシーンで、間宮はゴール下のリバウンド&シュートが本当に強い。勝負所で決める。69-65、残り56秒。
さらに、伊藤のドライブを渡嘉敷がブロックショット!(残り51秒)
しかし、デンソーもあきらめず、藤原がスチール。牛田にパスを送り牛田がレイアップを…今度は大沼がこれをブロック!これを渡嘉敷が保持し、岡本にパス。これをスチールしようとした伊藤が激突、ファール。(残り35秒)
フリースローを得た岡本、これを2本決めれば勝利が近づくが、何と2本とも外し、デンソーに勝機が残る。
大庭がスリーポイントを放つが外れ、このリバウンドを渡嘉敷が死守。
デンソーはファールゲームを仕掛けるが、JXは必死のパス回し。しかし、ここは素直にファールをもらえばいいところだろう。ファールを避けるにこだわり過ぎてパスミスでアウトオブバウンド。(残り13秒)
残り13秒で4点差のJX、ここでよもやのタイムアウト!
ファールの数の確認や落ち着かせるためという意味はあるが、タイムアウトを使い切っているデンソーにオフェンスの打ち合わせの機会を与えるのは損なのではないだろうか。普通に流してオフェンスをさせ、決められたところでタイムアウトを取っても間に合うはずだ。
おかしなヘッドコーチのまずい戦略をカバーするのがJXの強さだ。牛田のジャンプシュートを渡嘉敷がブロック!(アウトオブバウンドでデンソーボール、残り7.6秒。
しかし、デンソーはスローインから大庭が3Pシュートをねじ込む。69-68。
すかさずファール。(残り4.5秒)
フリースローは岡本。今度は2本とも決め71-68。
残り4.5秒。スローインのボールを受けた伊集がドリブル。走る走る。ディフェンダー二人をかわして、スリーポイントライン付近まで運び、そこで3Pシュート!、……しかし、リングをはじいた。
71-68でJXの勝利。ファイナル3勝0敗で、6連覇達成!
激戦だった。
JXは、大沼が苦しい場面を果敢なプレーでつなぐ18点の大活躍。
間宮はゴール下での苦しい体勢からシュートを決めた(16得点)。
渡嘉敷は13得点17リバウンドの大車輪の活躍。
岡本の安定した活躍(16得点)
新原の必死のプレー。
宮澤もポテンシャルの高いプレー。
敗れたデンソーも集中力がすごかった。素晴らしいディフェンスだった。
高田の攻守の活躍。
牛田も飛び込むようなリバウンドでデンソーに流れを引き込んだ。
大庭のドライブや3PでJXを翻弄。
伊藤のボールさばきとしつこいディフェンスは素晴らしかった。
藤原も3Pを3本決め、
伊集の物怖じしないプレー。
もともと、Wリーグはそのスピードやスタミナは素晴らしかったが、一昔前はシャンソン&共石時代の頃は2強のみだったが、ここ数年、特に今年はファイナルの2チームの他にも、トヨタ、富士通、シャンソン、三菱電機と拮抗している。本当に頼もしく、楽しみなWリーグ、日本女子バスケットボール界だ。
最後に、優勝インタビューの短評を。
大沼……うまく表現できず言葉に詰まる。2年目の初々しいインタビューだった
渡嘉敷……大声で観客に喜びをアピールする。その姿は、まるで酔っぱらったオッサン
新原……重圧から解放され、こみ上げるものが……よく頑張った
間宮……もはや監督のような落ち着きと貫禄
Wリーグファイナルの三試合は激戦だったようですが、私は他のことで忙しく、第3戦を見られただけでした。第1戦と第2戦は録画してあるのですが、結果が分かってしまったので、見る意欲がいまひとつわかない状態です。
さて第3戦ですが、デンソーは大健闘をしていると思うのですが、最後の最後でやはりJXの地力に対して力が及ばすに逆転できない、という印象でした。新聞記事や英さんのレポートを読んでも、やはりデンソーの健闘は光るものの、やはり1勝もできないのでは、やや盛り上がりに欠けるかな、と感じます。1、2戦ではデンソーにも勝つチャンスがあっただけに、ひとつは勝っておきたかったと思います。これでJXは6連覇達成。完全に1強時代になってしまった感じですが、やはりこれに対抗するチームが出てこないと、リーグも興味がうすれるのでは、と心配になりますし、今リーグはTV放送が一試合もなく、私自身もあまり興味を持ってフォローすることができませんでした。このあたりのことは、また私のブログに書こうかと思っています。
この試合については、JXは大沼の大活躍がキーポイントになっていましたね。デンソーは全員がよくやっていましたが、特に牛田の活躍が光りました。
私が感じた疑問は、第2Qでデンソーが約5分間得点がなかったとき、小嶋HCが効果的な手を打てていなかったことです。私ならオフェンスを活性化させるために、独特のリズムを持つ伊集を投入していたと思います。10点のリードがほぼなくなってしまい、JXを安心させてしまった第2Qが、この試合のひとつの分岐点だったのでは、と感じました。デンソーはある程度のリードを保ったまま終盤に入らないと勝機はないと私は考えていたからです。
また、JX佐藤HCのタイムアウトの取り方は、大いに疑問でしたね。デンソーを助けるタイムアウトだったと思います。
ともあれ、エースガード吉田を欠いていても、3-0になってしまうファイナルでは、今後のWリーグの発展が心配になった私でした。
>こんばんは。おひさしぶりです。力の入ったレポート、ありがとうございました。
1、2戦でくたびれたので、第3戦は簡単にと思ったのですが、熱戦だったので、書きだしたら力が入ってしまいました。1戦、2戦もいい試合だったと思います。ただ、JX寄りに見ていたので、佐藤ヘッドコーチの采配にストレスを感じました。
>最後の最後でやはりJXの地力に対して力が及ばすに逆転できない
勝利への瞬発力がJXにはありますね。(今年だけでなく)
>これでJXは6連覇達成。完全に1強時代になってしまった感じですが、やはりこれに対抗するチームが出てこないと、リーグも興味がうすれる
JXの弱点はヘッドコーチです。なので、安泰ではないと思います。私はかなり危惧しています(後述します)。
>私が感じた疑問は、第2Qでデンソーが約5分間得点がなかったとき、小嶋HCが効果的な手を打てていなかったことです。
そうですね。おっしゃる通り伊集を投入すべきでした。
あと、JXに有効なオールコートプレスを仕掛けなかったのも疑問です。疲労していてできなかったということも考えられますが。
>エースガード吉田を欠いていても、3-0になってしまうファイナルでは、今後のWリーグの発展が心配になった私でした。
スタメンの5人(岡本、大沼、宮澤、間宮、渡嘉敷)は充実しているので、吉田抜きでも勝利できましたが、吉田以外のポイントガードは育っていません。
また、選手起用も偏っていて、控えの選手が経験を積めません。その上、スタメンは疲弊し故障の危険性が高いです。
さらに、戦術面でも不可解でなことが多いです。
私はJXがリーグのトップなので佐藤コーチが日本チームの監督になってしまうことが不安でたまりません。