英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ボーっと生きていたいんだけれど…

2019-07-10 11:47:02 | 時事
≪ただなんとなく知っている≫と思っていたが、≪実は知らなかった≫、≪思い違いをしていた≫ということが露見して、チコちゃんに
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
と、無茶苦茶、叱られる……

 毎回は見ていないけれど、ニュースの惰性で視聴していて、苦笑いさせられている。

 チコちゃんの場合、知らなくてもほとんど支障をきたさない知識的なものなので良いのだが(恥をかくことはあるかも)、最近はボ~としていると、詐欺や窃盗などの被害に遭ってしまう。それに、申請、手続きなど面倒なことも多い。
 ボ~としていたら生きていけない、油断できない……


 さて、今年10月より、消費税が10%に引き上げられる。
 生活するうえで消費(購入)は必須なので、低所得者にとっては負担の大きい増税だ。
 当然、消費の冷え込みが予想されるが、政府はあれこれ施策を並べ立て、増税感を和らげようとしている。

①軽減税率制度の不合理・問題点
 この制度の矛盾や問題点を上げるときりがない。
・出前やイートインの場合の不合理
・税率の違う商品が混在する分かりにくさ
・食料品は理解できるが、新聞はなぜ?(忖度か?)
・事業者は請求書・帳簿などの負担(“区分経理”が必要)
・財源不足解消のための増税なのに、紛らわしさ増大してまで軽減税率を導入して税収を減らし、さらに、レジなどに補助金を出して歳出を増やす(キャッシュレスのポイント還元もそう)

 今回の軽減税率の裏の目的として、“区分経理”を必須にすることで、小規模の個人事業者からの消費税の“取りっぱぐれ”をなくす点がある(原価率の低い飲食店は実質消費税徴収免除状態だった)

②内税(税込)表示の推奨
 重税感を意識させて消費を停滞させないための施策。確かに、購買意欲へのブレーキ感を減少させる効果が多少ある気はするが、これってゴマカシだよね

③キャッシュレス決済のポイント還元
 消費者のことを考慮した施策のようだが、半強制的にキャッシュレス化を推進する目的
まず【問題点】
・事業者はキャッシュレスを運用するための機器(システム)を導入(購入)しなければならない
・システム導入に当たり、補助金は出るが、これも税金
・“ポイント還元”だけが前面に出ているが、“9か月間”の期限付き

 キャッシュレス関連の企業と結託しているのではと、勘ぐりたくなる


 そんなわけで、消費税アップは大反対である!
 しかし、今回の記事の主旨(本音)は以下にある。(消費税アップ反対も重要項目ということは変わりない)


 キャッシュレス化は便利かもしれない(特に「購買傾向を掴みたい」「顧客を囲み込みたい」企業にとって)
 しかし、“7PAY事件”で顕著になったキャッシュレスの危険性は無視できない。
 キャッシュレスに限らず世の中すべてのモノは2面性がある。便利なものほどは危険が伴う……自動車⇔交通事故、ネット社会⇔情報拡散、原子力発電⇔放射能汚染


 “お年寄り”の域に近づきつつある私……スマートフォンの買い替え時には四苦八苦の有様で、パスワードの管理も大変で、“社会についていけない恐怖”を感じつつある。あと20年経ったら…いや、あと10年、5年後は大丈夫なのだろうか…
 私はボーっと生きていたいんだけれど………日本は“現金社会”を維持してほしい
コメント
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