布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

オニバス(鬼蓮)の自生地を巡るウオーク

2008-08-16 | 花情報
今、スイレンやハスの花が盛んに咲いていますが、今回、紹介します本ブログでおなじみのゆうゆうクラブ主催のウォーキングは、同じスイレン科の一年生の水生植物であるオニバスを巡るウォーキングです。
本ウォーキングの解散場所となっている金町にある金蓮院は、16世紀初頭に奈良長谷寺を総本山とする真言宗豊山派の寺院として開基されています。布施弁天東海寺と同じ宗派になります。この寺は、牡丹でも有名だが、槙の大樹でも知られ、枝葉が天を覆うような大木が4、5本あります。でも、ここにはオニバスはありません。
オニバス(鬼蓮)というのは、浮水性の水草であり、夏ごろに巨大な葉を水面に広げ(大きいのは2メートルを超える)、植物全体に大きなトゲが生えているので、「鬼」の名が付けられている。
その自生地があるのは、東京の加奈町の水元公園内らしい。戦前から自生していたが、絶滅したのではないかと思われていた。しかし、近年、水産試験場跡の池に自生が確認されたのである。オニバスは学術上貴重な植物で、ここが都内唯一の自生地なので、東京都の天然記念物に指定されている。しかし、このオニバス、紫色の小さな花を咲かせる事もあるらしいが、どうも、この花、朝方咲くらしい。だから、見るなら朝方が良いらしい。
今回のウォーキングで、もし、見れるとすれば、まさに幸運だということですね。また、ハスと違って葉が水面より高く出ることはなく、地下茎(レンコン)もないとのこと。
では、早速、このウォーキングの概要を以下に紹介します。
開催月日    20年9月4日(木)
集合時間    9:00 ※時間厳守
集合場所    JR金町駅北口 TOUKYU後ろの高層住宅前広場
解散時間    15:00解散予定
解散場所    金蓮院児童遊園(最寄駅:JR金町駅)
コース      広場(スタート)~オニバス自生地~金蓮院~JR金町駅
対  象     どなたでも
費  用     初参加者200円 ゆうゆうクラブ会員100円
持 ち 物     お弁当、飲み物、敷物、雨具、他
そ の 他     残暑厳しき折のウォーキングですので、熱中症対策、水分補給などは
          各自で自己管理を。
主  催     ゆうゆうクラブ
問い合せ    大神智惠子 TEL: 04-7143-5340
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