<レスリーはさえぎった。「あなたに二つの役割を果たしていただきたいと思って、おねがいにあがったのです。弁護士と探偵との」「どっちともぼくには不似合いですよ」「そんなにはっきり言わないでください。人の歩む道は、結局、その人なりのものですわ」「そうでしょうかね」「わたしが日頃見聞きするところではそうですわ。たしかカミュじゃなかったかしら、「人はその人相応の顔付になる」と言ったのは。男のひとでも女のひとでも、自分にふさわしい職業につくのだとわたしは思ってますわ」>ノエル・ハインド「サンドラー迷路」P54より
人の歩む道は、あらかじめ決められているほうに向かい、それはその人にふさわしい職業に就き、顔付でも その歩む道=職業は分かるようになる、と著者は言っているのでしょう。
子供 特に幼児の教育で 心がけなくてはならないのは 豊かな感性を育てることだといわれている。また、人は 体で 外界を理解してゆくことが生きることと 体に染みついているのでしょう。 人は 自ずと 感性も鋭い生き物なのでしょう。
なかなか泣き止まない子供でもタケモトピアノの宣伝を見ると泣き止むという。泣き止むのはメロデーに反応しているのだろうか?それとも財津一郎にだろうか?財津氏の見るからにコミカルな様とリズムに泣き止むのでしょうね。財津氏を見ると コミカルな歌手と 反応して、泣き止むのでしょう。 財津氏では ハインド氏に同感ですね。
せっかく勉強して就いた職業も 三年ほどで 辞めてしまう若者は多いという。もったいない。
辞める決断前に、親類縁者幼子に 面談して 職業を当てさせてみるのもいいのかも… 辞めないで済むケースが多々あるかも…