奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

マコモの手入れ

2014-04-11 20:00:55 | 
今年も車で40分ほど離れた田んぼを借りてマコモの栽培を行なっている。
去年初めて自分で育てて収穫まで行なったのだが、品質的にはいまひとつ満足のいくものでは
なかった。
今年は気を入れなおしておいしいマコモを作りたいと思っている。



3月中旬に田んぼに行ってみるともう雑草が田んぼの表面を覆いつくしていた
これを放っておくと大変なことになってしまう




早速田んぼに入りひざの上まで泥に浸かりながら草刈機で雑草を退治する
この田んぼは水を抜くことができないので年中水があり、足を泥にとられながら作業をするので
とてもきつい
そしてこの日は草刈機が故障していて作業は途中でストップ




3週間後、修理の終わった草刈機をもって再び田んぼを訪れる
ショック、前回せっかく雑草を刈った場所がまた草ぼうぼうになってしまっている




3時間かけてまた刈り直す
写真を見てもあまり変わっているようには思えないかもしれないが、作業する側にとってはかなりの
重労働であった
しかし秋に真っ白でおいしいマコモを収穫するためには、そんなことは言ってられない
これから夏に向けて手入れはますますきつくなっていくが、めげずに頑張っていかねば

最近食べた島料理

2014-04-10 20:00:37 | 食べ物
4月になり新入学生たちが小学校に通い始めた。
我が土盛集落でも久々に新一年生が誕生し、そのお祝いが開かれた。




近所に住むIターン者のNさんのところのコトハ君がその人である
シマでは入学する子供がいる家では知り合いを招いてお祝いをする
その席ではおめでたい席にいつも出される三献などの様々な料理、酒が振舞われる
Nさんのところは人気カフェを営んでいて料理のプロでもあり、この日はいつも集落の家で出される
奄美伝統のものはまた一味違った島料理であった




こちらは近所のKさんのお宅でごちそうになった島料理
フダンソウという奄美ではよく食べられる野菜とにんじん、豆腐の煮付け
じつに健康的だ
奄美に長寿の人が多いのも分かる




自分で作った料理の中で最近あらためておいしいと感じたのがこの餃子




じつはこれ、本場栃木からのお取り寄せ
ご当地でも人気のお店の餃子なのだそうだ
あまり焼き餃子は好きではなくいつも水餃子にしてしまうのだが、これだけは焼いてもおいしいと
感じる
お奨めの一品である

我が家のまわりをバナナでいっぱいにする計画

2014-04-09 20:00:41 | 暮らし
奄美らしい風景といえば南国ムード漂うバナナやパパイヤの木が生い茂り青空に下の風になびいて
いる光景が思い浮かぶのではないだろうか。
我が家ではまわりにそれらの木をたくさん植えようと考えている。
しかしなかなか育ってくれない。




なぜならたとえば彼らは風に弱いのだ
ある強風が吹き荒れた日の翌朝、せっかく調子よく葉を茂らせていたバナナの木が倒されていた




ここまで大きくなったのにもったいない話だ
まだ根が無事であったので植え替えてみることにした
畑の南の縁に穴を掘って水と肥料を与え埋め返す




なんとか立ってはいるけれども、倒れた木を植え替えてもそのまま根付く確率はあまり高くない



増やすには若木を植えていくのが一番いい方法だ
バナナの木は実をつけるとその木は枯れてしまう
しかしその前に根元に若い芽をひとつかふたつ残していくのだ




芽が二つ以上顔を出していたらひとつを掘り起こして畑の縁に1本ずつ植えていく
しかしこれから夏に向けて風は南から吹いてくるし、台風の風は東から吹きつけることが多い
どちらにしてもバナナは吹きさらしになる
だからいつまでたっても背丈が低いままだ




4年前に移住してきたとき植え替えた木がようやく実をつけるまでに成長してきた
今日植えた若木が実をつけるのはいつのことだろうか

ビニールハウスの中の果樹たち

2014-04-08 20:00:37 | 
昨年の暮れにビニールハウスが完成してパッションフルーツ、マンゴーそして夏野菜の苗を育てて
いる。
最初のころは要領がわからず太陽が照ったときでも閉め切った状態のままにして中の温度が40度
を超えたりしていたが、最近は臨機応変にサイドのビニールをまくったりして温度調整ができる
ようになってきた。
温度は25度から30度くらいに保たれるようになったのと同時に中の作物の成長も活発になって
きている。




ちょっと前までひょろひょろして腰のあたりまでしかなかったパッションフルーツ




今では葉も大きく茂り肩の高さまで伸びた茎はその後水平の方向へと茎を伸ばし始めている
この高さで横に這わすと、実はすべて目の高さくらいになるので管理がしやすくなるのである




なるべくそれより低い位置の茎には実をならさないようにしているのだが、わき芽を取り忘れると
花が咲いたり枝が伸びてきたりしてしまう
でもここまで蕾が大きくなってしまうとなんだか可哀想で折ってしまうことができない
ここで実をつけてもらおう




これはマンゴーの木だ
なにか葉っぱが少ないような気がするのだが花を咲かせているということは順調に育っていると
いうことなのだろう




マンゴー農家のマサさんには最初の年は実をつけさせないようと指導を受けている
近くでよく見ると花の横になにやら緑色の丸いものがつきだした
ひょっとしてこれは実なのではないだろうか、そうであればこれらを全部落としてしまわなければ
ならないのだろうか
今度マサさんに聞いてみよう


畑でとれたバナナが甘くなってきた

2014-04-07 20:00:42 | 暮らし
これから夏に向けて奄美ではいろんな果物が育っていく。
島バナナ・パッションフルーツ・マンゴーなどなど。
あーりーばーどでも宿泊したお客さんに食べてもらえるように自家栽培を進めている。
しかし今の時期に実がなっているのはバナナとパパイヤだけである




バナナは我が家の畑の縁に植えてあるのがいくつか実をつけていたが冬の間はイモを食べている
ようで甘みも少なくておいしくなかった




パパイヤは近所のKさんの庭にたくさん木があって実がなっているのだがこちらもなかなか熟した
ものはなかった




木になったままにしておいても皮がやぶれて中の実が顔を出してしまうだけなので、とりあえず
収穫して熟成するのを待つ




バナナがかなり黄色くなってきているがまだがまん
もう少しこのままにしておく
そして黒い斑点が表面に出始めたころ満を持して食べてみる
甘くておいしい
奄美の島バナナの季節が始まった



全体が黄色くなったパパイヤも切ってみた
こちらは色は十分だがまだまだ甘さが足りない
もう少し待たねばならない