婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

悪性線維肉腫/断脚後

2023-02-09 14:19:28 | Weblog
うちのワンコの左前脚にプニュプニュした小さなオデキが発見された。
なんとそれは、線維肉腫だった。
質が悪く根が長く張ってなかなかとり切れないので断脚をすすめられた。
しかし、断脚だけは嫌だった。
仕方がなく取れる腫瘍だけ取っていただいて
「神様、仏様って祈ることにした」
それから2年。
2年ももった。
またもや憎き腫瘍が顔を出す。
性懲りなく断脚を断り 気になる腫瘍部分だけを切ってもらう。
「もう縫い合わせる皮膚もないし腫瘍は根が深く骨に絡みついています」とおっしゃられた。
何の根拠もなく まだ大丈夫って笑って不安を打ち消した。
半年後、三度目の再発で設備のしっかりした大きな病院で診てもらう?いや断脚するように言われました。
それでも断脚は、嫌だった。
腫瘍がどんどん大きくなって自壊し何より痛みも出るし家での看護は、難しくなるというお話でした。
働いていなければつきっきりで面倒も見られるのでしょうが・・
最早、ここまでという感じだった。
昨年の12月の終わり頃、大きな病院へ。
一旦は、断脚を決心したが手術の当日まで悪あがきをしていました。
かかりつけの先生も大きな病院の先生も
まっさきに「命」
それをおっしゃった。
ワンコは、人より順応能力が高いと・・

今年、1/17 断脚手術。

術後3週間で小走りをするようになり片手でドアにもタッチして開けるようになりました。
入院中 泣き叫んだのか声が出なくなり心配しましたが退院して7日目「ワン」と意思表示。
下は、まだ抜糸前の姿。
抜糸は、2/2

これで良かったのか まだわからない。
でも、選択は最善だったのだと思いたい。
そして、ワンコを憐みの目で見ないようにしている。

うちのワンコは、知らない所に(病院)置いて行かれて麻酔から目が覚めたら
脚が一本無くなって凄くとまどって驚いているだろうと彼女の顔を見ないうちは、そんなことを思って一人涙した。

でも退院後は、笑顔。
ワンコって感情がとてもよく伝わるからね。
一人と一匹は、笑って前だけみます。