婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

こっちの水は甘いぞ

2021-05-18 14:35:15 | Weblog

お隣のヤマボウシの木にメジロが巣を作りました。

奥様に小声でおいでおいでをされたので なんだろう?
まさかハクビシンの巣?でもあったのだろうか?
イヤイヤ 猫が子猫がいるのかしら?
ワクワクドキドキして 指さすほうを見た。
こんもりと生い茂ったヤマボウシの葉の中だった。
これは、鳥だ!
ハトかしら?
何度も見て発見した。
まるで白い糸に包まれているような小さな巣籠。
今まで見たことがないものだったので ちょっと興奮した。
ハトじゃない!
だけど自分の心の中が覗かれないのって便利だよね。
とんでもないことを考えている時があるから。

「メジロの巣なの、5個も卵を産んでいるのよ」

うちに来るのは、雨戸の中に巣を作ろうとしてガタガタ音をたてるヒヨドリだったり
あるいは、グックルグックルうるさいハトだったりで
ダメ!!って露骨に毛嫌いしているんだけれど小さい可愛らしい鳥だったらいいなってしばし夢想してしまった。
写真を撮りたいなって思ったが 人間に騒がれたんじゃ子育てしないって放棄されても責任感じるし諦めた。
静かに帰って余韻にひたる。
いつ孵化するのかしら?
夫婦で交代でじっと一点を見つめて温めているみたいだけれど仲がいいってうらやましいね。
全然違うことを考えてしまう。
翌日、卵がかえった。
動画でうごめくヒナを見せてもらった。
メロンの果肉みたいな感じだった。
はぁーこれが緑色になって目の周りも白くなるんだって思考が止まってしまった。

メジロ様 庭にしばしの逗留をお待ちしております。
そんな看板をだしたいぐらいです。
一時の感情です。


 木製パレット屋の婆さんは実はくちばしのある鳥は苦手