歯根破折で数年もった歯を抜いた。
たぶん二年以上三年未満かな
差し歯にしていたのだが 結構はずれたので長い休みがあると不安だった。
取れたらすぐにつけないと元に戻らない可能性があるとおっしゃられたから・・
休日診療の歯医者さんを常にチェックしていた。
それによく歯茎が腫れた。
ふと気づけば 日常がいやにその歯に振り回されている。
こんな歯、いらないなって思ってしまった。
連休前に無理にでもはずれて楽しい休日を過ごしたいなって思っていたからか。
なんだかグラグラしているような気になって受診した。
歯科の院長先生に「もう、この歯は、根が割れてしまって連休後に抜歯しましょう」って言われたとき開放感を感じてしまった。
たぶん離婚した時の爽快感みたいな心がじわっと安定してくる感じ。
とりあえずセメダインみたいな臭いのする接着剤で両歯につけてくださって 鼻歌交じりに休日をすごすことになった。
まあ 問題は、通常使用される麻酔があるときから使えなくなったことなんだけれど
それだって 院長先生が違う麻酔で試してくださったので何とかなるかもしれないと楽天的だ。
本日、抜歯。
不安と期待と我にありだな。
抜歯って治療より早いよね。
抜く力に合わせて体がずり上がっていくのは、凄いなって感心したけれどなるようになるよね。
ワンコの歯には、執着をしたけれど(乳歯を集めた)
私の割れた歯は、興味がなかったね。
さらば!で終わり。
通常の麻酔ではないので出血がなかなか止まらないと思いますっておっしゃられた。
でもね多少の血なんてなにさ!だよね。
木製パレット屋の婆さんは歯がなく赤く染まった口を開けて笑ってる