第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作
『コンビニ人間』
この題をみておもわず 以前 在籍されていた事務員の方を思い出しました。
仕事ぶりは、とても几帳面で綴じた書類をみて感嘆の声をあげてしまいました。
背表紙までついて少しの乱れもありません。
洋服は、色や所有する枚数が決まっているようで とても合理的でした。
そして 食事は、ある時期まで昼も夜もコンビニで調達していらっしゃいました。
毎日通えるコンビニにいやでも興味津々
さっそく のこのこ出かける。
あーー!と思ったことが・・
統一された店員の応対ぶりや在庫管理された整然と並ぶ商品棚だ。
彼女だ!!とひそかに思っておりました。
会社を辞める時も 期待を裏切らず事務職のマニアルを作成してくれました。
後にも先にもおめにかかったことがない雰囲気です。
そこで この本 もしや 似ているのかも・・と期待をこめていっきに読んだ。
私は無理にこじつけると『ドンキホーテ』かな・・
誰か ドンキホーテ人間を書かないかしら?
木製パレット屋のつぶやき