どういうわけか寝ても覚めても亡くなった人ばかり思い出されます。当然のことながら その後 今、どうしているのか想像もつかないことなので あるところまでいくと もやもやと立ち消えてしまいます。
伯母さんが亡くなった時
夏真っ盛りでした。伯母の姉が「ツネ こんなにハエがたかって」とひとりごとを言いながら団扇をゆらゆらとあおいでいました。
父が「亡くなった時 心の底から涙を流してくれる人がいればまずまずの生き方だったかなって思うよ」ってつぶやいていたけれど 私もそう思う。平凡に清々しく 残りの人生は やはり 父のいうように 最後は心の底からの涙を求めて生きてみたい。
私を本当に愛してくださっていたら どうぞ 人知れず 一筋の涙を流してください。
伯母さんが亡くなった時
夏真っ盛りでした。伯母の姉が「ツネ こんなにハエがたかって」とひとりごとを言いながら団扇をゆらゆらとあおいでいました。
父が「亡くなった時 心の底から涙を流してくれる人がいればまずまずの生き方だったかなって思うよ」ってつぶやいていたけれど 私もそう思う。平凡に清々しく 残りの人生は やはり 父のいうように 最後は心の底からの涙を求めて生きてみたい。
私を本当に愛してくださっていたら どうぞ 人知れず 一筋の涙を流してください。