昨日のブログに岩国市営バスについて少し書いたけど、自分の町の売りって何だろうね。弘兼氏が岩国出身だとしてもそのことが観光に役に立つとも思えないけど、バスに全面的に広告のようなプリントをしたのは誰なんだろう?誰がお金をだしたんだろう?ちょっと不思議な感じがします。
岩国は、作家の宇野千代だったり、経済学者の河上肇だったり著名な人はたくさん出ているように思いますが、今のトレンドは弘兼氏なのかな?
彼にこだわるつもりはないのだけど、彼に対しては気になる点があります。彼は初期の作品の中では、社会的な作品が数多く発表されています。出身の岩国の基地問題を描いたものも少なくありません。その当時の彼の立場はどちらかというと、反戦平和の立場で書かれています。
その彼が次第に変わっていきます。人間交差点などヒューマンなもの描きながら決定的になっていくのが課長島耕作だと思います。何が彼のなかではじけたのかわかりませんが、急に鷹派的な発言が目立つようになってきます。
今は上関原発建設のための中国電力のコマーシャルに出演するほどになっています。政治家漫画『加治隆介の議』では、保守党の政治の裏側を描き出し、自らが政治家をめざすのではないかと思わせるほどの書きっぷりでした。
彼にこだわるつもりはないと書きながら、やっぱり相当こだわっているようです。
私の町の売りは、伊藤博文の生誕の地ということらしい。伊藤は初代総理大臣にはなっているが、韓国併合の立役者であり、朝鮮支配の黒幕でもある。伊藤の評価についてはかなり別れるのではないかと思われる。でも伊藤博文が千円札になった時にその千円札を象ったせんべいが売られた時には、さすがについていけないものを感じました。
誇りに思うことと、商売の道具にすることはあまり差違がないような文化のでしょうか?
岩国は、作家の宇野千代だったり、経済学者の河上肇だったり著名な人はたくさん出ているように思いますが、今のトレンドは弘兼氏なのかな?
彼にこだわるつもりはないのだけど、彼に対しては気になる点があります。彼は初期の作品の中では、社会的な作品が数多く発表されています。出身の岩国の基地問題を描いたものも少なくありません。その当時の彼の立場はどちらかというと、反戦平和の立場で書かれています。
その彼が次第に変わっていきます。人間交差点などヒューマンなもの描きながら決定的になっていくのが課長島耕作だと思います。何が彼のなかではじけたのかわかりませんが、急に鷹派的な発言が目立つようになってきます。
今は上関原発建設のための中国電力のコマーシャルに出演するほどになっています。政治家漫画『加治隆介の議』では、保守党の政治の裏側を描き出し、自らが政治家をめざすのではないかと思わせるほどの書きっぷりでした。
彼にこだわるつもりはないと書きながら、やっぱり相当こだわっているようです。
私の町の売りは、伊藤博文の生誕の地ということらしい。伊藤は初代総理大臣にはなっているが、韓国併合の立役者であり、朝鮮支配の黒幕でもある。伊藤の評価についてはかなり別れるのではないかと思われる。でも伊藤博文が千円札になった時にその千円札を象ったせんべいが売られた時には、さすがについていけないものを感じました。
誇りに思うことと、商売の道具にすることはあまり差違がないような文化のでしょうか?