とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

敗北宣言

2010-09-30 23:36:08 | 阪神タイガース
ペナントレース最終版までもつれるという素晴らしい展開を迎えたセリーグでしたが、今日のタイガースの敗戦で、終了ということになりました。

負けることのできないマジックという魔術で、希望を灯していましたが、今日の敗戦であきらめがつきました。

もちろん、打たれた球児を責めることはできません。

誰から見ても悲しい結末でした。

先発は久保で、ランナーを出しながらのらりくらりのいつものピッチングを続けていました。

坂のヒットを久保が送り、平野のタイムリーで先取点を取ったのも束の間、すぐに村田にホームランを打たれて同点。

同点にされるとすぐに新井がツーベースを打ち、ブラゼルがどん詰まりのタイムリーで1点差。

次の回にはマートン、平野の連続ヒットに、鳥谷の犠牲フライで3-1に差を広げました。

その後もチャンスはありながら追加点が取れずにいやなムード。

それでも、久保が何とか抑えてくれて、ついに9回にたどり着きました。

ここで、藤川の登板です。

まあ、わかるんだけど、いろいろ思います。

前回も好投久保を引っ込めて逆転負けをしているのです。

コントロールの定まらない藤川で本当にいいの?

そんな思いでテレビを見ていました。

ツーストライクの追い込んでもなかなかファールで粘られます。
2-2のカウントから自信を持って投げ込んだインコースの球をボールと判定されます。

ここから歯車が狂い始めます。
次の1球は明らかなボール。
次もボールで、フォアボールになります。

先頭バッターを歩かせて、次のバッターは曲者の内川です。
1球目明らかなボール。
2球目もボール。
ここで鳥谷がマウンドに歩み寄ります。
3球目もボール。ここで城島が歩み寄ります。
4球目はストライク。
5球目でフォアボール。

2者を歩かせて、バッターは先ほどホームランを打っている村田です。
案の定、逆転3ランホームランで敗戦通告ということになります。

最初の2人の時にベンチはどうして動かなかったか、理解に苦しみます。
星野監督や岡田監督ならベンチから飛び出して、何か声をかけているに違いありません。
中日の落合監督ですら、ベンチから飛び出して投手に声をかけます。

この大事な大事な場面で、誰もベンチから出て来ない。
鳥谷が駆け寄った時には、サード新井は行くべきだと思いました。
内野手は全員マウンドに集まっても良かったのではないかと思いました。

それほど、藤川は孤立しているのか?
マウンドの藤川は自分一人で何とかしようとし過ぎているのではないか。
そんな重苦しい雰囲気を感じてしまいました。

どこか、球団の雰囲気が重苦しいと感じるのは、私ひとりでしょうか?
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彼岸花

2010-09-30 23:20:27 | 写真日記
仙台シリーズを続けていたのですが、タイムリーな話題も書いておこうということで彼岸花の写真を紹介します。

場所は一つは山口市の小鯖にある小鯖八幡宮の境内です。

もう一つは、島根県の六日市市の彼岸花です。

  

 

この神社は毎年、境内にあふれるほどの彼岸花が咲き乱れます。

でも今年は猛暑のせいか、左側だけが咲いていて、右側は咲いていませんでした。

境内は毎年のことですが、アマチュアカメラマンが三脚を立てて勝負しています。

私はデジカメになってから、三脚をもって撮影というのはあまり好みません。

今回も手撮りで撮影しました。

 

 

 

  

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胃カメラ

2010-09-29 22:52:12 | 日記
先日、人間ドックに行って来ました。
ブログにも書いたので知っている人もいると思います。
その後で、電話で「用心のためですが、胃カメラをしてみませんか?」という話がありました。
予約が入れられるということで、水曜日の9時から9時半に設定しました。
9時15分前には受付に来るようにと言われて、病院に行きました。

血圧を測られたり、準備のための注射を受けると、専用の待合室に案内されました。
行くと、すでに5人くらいの年配の女性が待っていました。

そこで待っていると、胃の中の泡をなくすという液体を飲まされてさらに待っていました。
その間にもどんどん人が増えてきます。

狭い部屋は苦手なので、廊下に出て、待っていましたが、9時半になっても何の音沙汰もありません。

どうしてこんなに遅いのか担当に聞いてみました。
「予約は確かに9時から9時半なのだが、受付の早い人の順番で呼んでいる」とのこと。
何のことはない。
15分前に来るように言われて、そのまま従った私がバカをみたのです。
そうならそうと言ってほしかったと思いながら順番を待ちました。

1時間遅れくらいでやっと順番が回ってきました。
麻酔を口にシュッシュッとしてもらってベンチに横になりました。

カメラの管を通すために口におしゃぶりのようなものを咥えさせられました。
カメラが最初に喉を通る時にやっぱり嘔吐感はあります。
何度か空嘔吐していると看護師が背中を軽くさすってくれます。
「こんなことで…」と思っていたのですが、これが効くのです。
少しずつ嘔吐感は治まります。
変なものです。精神的なものなのでしょうか?

最後に細胞を何カ所から採取してやっと終わりました。
最後に医師が「バリウムの結果から、気になったところがあったから」と言いながら、
「カメラで見る限りは大丈夫でしょう。」
「念のため細胞は取りましたから、結果がわかるでしょう」と
2週間後に結果を聞きに病院に行くことになりました。

やれやれ…人間ドックは大変です。
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再び仙台2

2010-09-29 22:34:41 | 写真日記
植物園を後にして、地図を頼りに仙台方面へ歩いて行きました。
前回も書いたように仙台の気候は山口とは全然違っていました。
前を歩いている若者の服装を見て想像してください。



広瀬川は仙台の街をくねるように流れています。
仙台の街は河川台地の地形をもっているようです。



前回も撮影した大橋を通りかかると道路の向こう側に感じのいい外国人カップルが川面を見ていました。
こういう風景は好きです。
うらやましがってる(?)



さらに歩いていると、古風なクリーニング屋さんを見つけました。
おそらくチェーン店ではなく個人で営業されているのだと思います。
いいですね。こういう職人気質が。

 

仙台は空襲で焼けたので、古い街並みがほとんど残っていないのですが、
ちょっと古い建物を見つけました。
今は別の店舗が入っていましたが、きっと昭和テイストだと思います。



仙台の駅までたどり着いた頃には、のどが渇いて、お腹も少しすいてきました。
夕食を食べようと思いましたが、どうも魚料理という気になりません。
それにまだ時間は5時と言うことで、ほとんどの店は開店していません。
一人でお寿司やさんに行って贅沢をする気にもならないなあと思っていると、
一口餃子の店が目に入りました。

行きの飛行機の中に置いてあったANAの宣伝誌に一口餃子の特集がありました。
食べたくなって中に入りました。

カウンターと二つだけの四人がけ席と小さな店でした。
カウンターに腰掛け、ビールと餃子を頼みました。
カウンターの向こうでは、若い二人が餃子を作っていました。
二人とも学生アルバイトに見えたのですが、そこまで立ち入ることもないですね。

 



店を出た頃は仙台はすっかり夕焼けでした。



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再び仙台に行って来ました。

2010-09-28 22:30:15 | 写真日記
9月の最終の土日を使って、仙台に行って来ました。
来年1月にある研究会の準備のための会議に出席するためです。

空港を降りて、まず驚いたのはあまりの寒さでした。
博多を出る時には半袖でも暑いくらいでしたが、仙台の気温は15度でした。
もしものために持ってきたジャケットで命拾いです。

前回の会議は5月だったので、その時のこともブログで紹介しています。
前回はいろんな所を廻って紹介しましたが、今回は2度目ということもあり、
けっこうマニアックな紹介になると思います。

広島からの飛行機が取れず、福岡経由というややこしいアクセスになってしまいました。
在来線で徳山まで下り、新幹線で博多、地下鉄で空港と
家から仙台に向かうと逆方向になります。
福岡空港から、仙台に向かいました。

仙台駅に着いたのは、2時半くらいになっていました。
一眼レフのカメラを取り出して、撮影しようとすると何とカードが入っていない。
「そんな初歩的なミスを犯すなんて…」
仙台駅にあるヨドバシカメラに行ってカードを買ってからホテルに向かいました。

ホテルではチェックイン前だったのですが、部屋に通してくれたので荷物を下ろしてから移動することができました。

ホテルでパンフレットをいろいろチェックして、今回は東北大学植物園に目的地を決めました。
「杜の都仙台」らしい場所ということでこの一点に絞りました。

取りあえず仙台駅に向かいました。

 

仙台駅前はほとんど立体的になっています。
人は陸橋の上を歩くことになっています。
だから下を見るのもなかなか楽しいものです。



バスでの移動を考えていたのですが、パンフレットを見ると「4時までに入場」と書いてありました。
時はすでに3時を廻っています。
ここはタクシーしかないということで、タクシーに乗って目的地を言いました。
ところが、タクシーの運転手は植物園を知りません。
パンフレットの地図を見せてやっと理解してもらいました。
「仙台の街は、どこ行っても東北大学の建物だから~」と言い訳を何度も繰り返します。
また、この運転手が能弁で、自分のことばかり何度も話しかけてきます。
おまけに流ちょうな東北弁です。
何言っているのかほとんど理解できませんでした。

でも無視するのもいやなので、適当に相づちを打って場をやり過ごしました。
こんな優柔不断な自分の性格がいやなんですけどね。

東北大学植物園は青葉山全部を敷地にしているほど、広大でした。
全部廻るのは2時間くらいかかりそうなので、水辺周辺を中心に散策しました。

 

 

ジャケットを着て歩いていると、トレッキング姿の人たちとすれ違います。
何となく違和感を感じながら、写真を撮って楽しみました。

植物園の周辺も巨木がたくさんあって、気持ちのいい場所です。

 

帰りは時間もあるので歩いて帰ることにしました。

(次回に続く)    
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島根県柿木村の棚田

2010-09-21 23:21:18 | 写真日記
三連休は、母の食事の支度その他でほとんどつぶれていたのですが、どうもむしゃくしゃしていて、日曜日の午後だけちょっと車で出かけることにしました。

どこに行こうかいろいろ考えていたのですが、突然稲刈りの終わった棚田が見てみたいと思いつきました。

どうせ見るなら石垣が立派な島根県柿木村の大井谷の棚田にしたいと思いました。
そこなら鹿野から山道を抜ければそんなに時間はかからないと思いました。

到着するとやっぱり稲刈りは終わっていました。
青い稲だけが少しだけ刈り残しているくらいでした。

 

駐車場に車を駐めて、ゆっくり歩いていつものシャッターポジションまで歩きます。
一人でこんなところを歩く人はなかなかいません。
農作業もほとんど終わっているので、農家の人もあまりいません。
若干の寂寥感を感じながら歩いて行きました。

 

いつもの場所にたどりつくと、そこにはホオズキがこれまた枯れかけてありました。
これがまたわびしい感じがただよっていてなかなかいいのです。
まるで自分の気持ちとぴったりという感じです。

 

 

田んぼに落ちている稲殻を燃やしている光景に会いました。
田んぼに黒い模様が描かれているのがまたいい感じでした。
こんな光景は子どもの頃によく見かけた光景だなと思いながら、独特の臭いにも懐かしさを感じていました。

  

帰ろうとしたら、田んぼに少し若い夫婦が出ていました。
肖像権に触れない程度の撮影をして帰路につきました。

  

 

 
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人間ドック

2010-09-21 00:10:26 | 日記
土曜日に日帰り人間ドックの行ってきました。

「朝8時15分までに来なさい」ということで、前の日から絶飲食で行って来ました。

採血や胃の透視など次々に検査をされていきます。

慣れたもので、次はあっち今度はこっちと言われた通り動くのですが、

専門外の人間は不安です。

ちょっと“人の振り見て我が振り”という感覚になりました。

日常の自分の仕事についても反省をしました。

それにしてもバリウムの検査の時に、いろんな向きに回転させられたり、

頭がずいぶん下になったりするのを腕だけで支えるのって、

私より年配の人にはきついんじゃないでしょうか。

検査は思ってたより早く終わったのですが、帰りにもらった下剤の影響が、一日中響いていました。

三連休は最悪の幕開けになってしまいました。
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我が家の一大事

2010-09-17 23:15:16 | 日記
最近我が家は、年老いた母のことでいろいろかき回されることが多いようです。

今朝のことです。

出勤しようと思って、車へ向かおうとしていると変な声が聞こえてきます。

助けを求めているようなくぐもった声…。

声の出所に行ってみると、そこには屋根のある駐車場に仰向けに横たわっている母の姿。

洗濯物を干そうと上を向いたとたんにめまいがして倒れたそうです。

頭を少し打っているということで、取りあえず冷たいタオルを持って行って、しばらくそのまま様子をみることにしました。

10分くらいそのままにしていると、手助けすると何とか座位までこぎつけたので、家の中に入れました。

この日は、どうしても行かなければいけない所が2カ所あったので、すでに通勤途上にあった妻を呼び寄せて、病院につれて行ってもらうことにしました。

行きつけの個人病院だったために、原因は明らかにならず、「単なる疲れからくるものでしょう」という結論に達したようで、自宅に帰ってきました。

明日もう一度、病院に行くようですが、妻は今晩から南アルプスに泊まりがけで登山に出発するし、私は明日は人間ドックの予約を入れていたので、近くに住んでいる弟に頼んで行ってもらうことにしました。

明日からの3連休は何をして過ごそうかといろいろ考えていたのですが、それも全てだめです。

朝昼晩三食、私の手にかかることになります。

老人と同居するというのはいろいろありますね。
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映画「悪人」

2010-09-12 22:30:48 | 映画
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。

あんた、大切な人はおるね?

その人の幸せな様子を思うだけで、
自分までうれしくなってくるような人は。

今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
自分には失うものがないち思い込んで、
それで強くなった気になっとう。
だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって、
失ったり、欲しがったりする人間を、
馬鹿にした目で眺めとう。

そうじゃないとよ。
それじゃ人間は駄目とよ。 (チラシより)

この映画は、第34回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で出品されました。 深津絵里が、最優秀女優賞を獲得しました。

そういう話題性の中で公開された作品だけに注目を集めています。
公開直後に見に行くことにしました。

映画館はいつものシネコンです。インターネットで、いつもの最後列の真ん中を予約しておいたのですが、時間になって劇場に入ると、予想通りの入りです。朝一番にも関わらず結構な入りでした。年齢層は、若い方から年配の方まで幅広い客層です。
妻夫木人気が手伝っているのかもしれません。

原作を読んでから映画に望むかどうしようか悩みましたが、読まずに映画館に入ることにしました。

オープニングから妻夫木演じる土木作業員の清水祐一は、屈折された人間像として描かれていきます。スカイラインGTOに乗っている割には、さえない服装の金髪のお兄ちゃんとして描かれていきます。

夜はスカGを乗り回し、朝は、解体業のワンボックスの後部座席に座る判で押したような生活。

楽しいと思っているはずはありません。そこには居場所がありません。

妻夫木聡は、いろんな映画やドラマに出てくるたびに好青年を演じることが多い役者ですが、2009年公開の『ノーボーイズ,ノークライ』(日韓合作映画)では、複雑な家庭環境の中で生きていく青年の役を演じています。

私はこの映画であらためて妻夫木聡の役者としての一面を見た気がしたものです。

今回の「悪人」では、まさに、その役柄でスタートしたので、その後の展開がとても楽しみになりました。

映画は、登場人物を紹介するところから始まります。

保険外交員の若い娘石橋佳乃の日常が描かれます。久留米の家をいやがって福岡の会社の寮に住み、時々女性で飲み会をして、出会い系サイトで知り合った男性と金銭的な関係をもっています。

その父親石橋佳男をに柄本明が演じます。口うるさいが娘思いで、久留米で実直に理髪店を営んでいます。

清水祐一は、両親の影は見られず、祖父母と一緒に長崎の外れの漁村で暮らしています。祖母を樹木希林が演じています。

祖父は病気がちで入退院を繰り返している。祖父母と一緒に暮らす家にも居場所はもちろんありません。
友人や恋人の影はありません。

石橋佳乃と清水祐一の接点は出会い系サイトです。もう一つの接点は殺人事件です。

一方、佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と2人で暮らすアパートと職場を自転車で往復するだけの退屈な毎日を送っています。

「本気で誰かに出会いたかった…」
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にだけ、自分たちを見いだします。

しかし、祐一はたったひとつ光代に話していない秘密があります。彼は、連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だったのです。

「もっと早く光代に出会っていれば良かった…」
そんな祐一の自首を止めたのは光代でした。
殺人犯との許されぬ愛…。生まれて初めて人を愛する喜びに満たされる光代は、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かいます。

やがて地の果てとも思える灯台に逃げ込みます。
大事なスカGでなく、バスで移動している場所にある灯台です。

場所は海を隔てた五島列島の大瀬崎断崖に立つ灯台です。
日露戦争では、バルチック艦隊発見の第一報を受信したというエピソードつきです。

断崖絶壁の無人灯台に逃げ込んだ2人は、わずかばかりの幸せなひとときを迎えるが、その逃避行が生んだ波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいきます。

なぜ祐一は人を殺したのか?なぜ光代は殺人者を愛したのか?引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤のなかでもがき、そしてその先にひとつのの謎が生まれます。

いったい誰が本当の“悪人”なのか?

その答えが明かされたとき、物語は、衝撃と感動のクライマックスを迎えます。

映画を見終わって、久しぶりに骨のある映画を観たという思いがしました。
深津絵里の演技はなかなか見応えのあるものでした。化粧もほとんどせずに、そばかすだらけの顔で勝負していたのも、実に好印象を持ちました。

でも、妻夫木聡の演技も出色のものだと思いました。ただ、無言で感情を表現していく日本の男の演技を外国の批評家たちが理解できなかったのではないかと思いました。
コメント (2)
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