とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

古都奈良への旅(2018.1.5撮影)

2020-05-20 15:37:01 | 写真日記

毎年参加している障害児教育の全国集会が今年は奈良で開催されました。第17回を数える学級・学校学習交流集会に第1回目からずっと参加しています。途中からは、実行委員会としてして参加していたのですが、今年3月で一度退職してからの参加なので、一般参加者として気楽な気持ちで参加しました。

毎年1日前から乗り込んで現地での趣味的な観光ガイドをしていました。今年からは気楽なトーンで撮影してきたのでちょっと時間をかけて紹介していきたいと思います。建物オタクと鉄道オタク満載になりそうです。

あさイチのローカルな駅から始まります。山陽本線岩田駅です。これからの旅への何のワクワク感も湧いてきません。

 

徳山から京都まで新幹線です、大阪周遊券を使っていろんな線を経由して奈良へとも考えたのですが、新大阪からの乗り換えが「めんどくさい」の一言で京都経由にしました。

京都駅から奈良線に乗り換えるわずかな時間に重たい色の車両を隣のホームで見付けたので、撮影です。117系です。ここが性(さが)というものでしょう。
この調子で行っていたらどれだけ記事が続くのでしょうね。

奈良に到着したものの生憎の雨だったので、さてどうしたものか?と考えましたが、すぐに素晴らしい建物が目に入りました。
奈良駅舎です。

 

現在は新しい駅舎になって使われているわけではありませんが、昭和初期1934年(昭和9年)に完成した建物です。
鉄筋コンクリート構造に方形の木造小屋組みの瓦葺の屋根。その上に寺院風の相輪が載る和洋折衷様式です。

 

駅周辺の混雑緩和と再開発のためにJR奈良駅周辺を立体交差化する計画により取り壊しの憂き目に遭いそうになりました。
市民の署名や多くの人たちの努力の結果、中央部分だけの保存することになり、何と曳き家方式で18メートル移動させて現在の位置に落ち着いています。
現在は観光案内所になっています。

雨の奈良ということで、歩き回るのもしんどいし、次の日から学級・学校学習交流集会ということもあり、ムリは禁物ということで奈良国立博物館に向かいました。
仏像館ではこれでもかというほどの仏像を見て歩きました。
仏像好きにはたまらない聖地です。

少し昼も回ってきたので、博物館内のレストランで昼食をとも考えたのですが、奈良らしいものも食べたいという思いもちらつき、さらに歩を進めました。

東大寺方面に向かうと中国の団体客と思われる方々が、たくさん歩かれていました。その人たちの写真のターゲットは見事なほど鹿でした。
私は鹿があまり好きではありませんが、人それぞれです。
大仏殿はアジアの方々の多さに、喧噪をパスして、東大寺風景の写真を中心に撮影しました。

 

 

東大寺は大仏殿よりも二月堂に向かう参道が一番のお気に入りです。
もちろん山川出版の資料集の表紙になっていた大仏殿の前にある灯篭の透かし彫りも大好物です。(今回は行っていません)

 

上の2枚が表参道です。

下2枚が裏参道です。
ここでの写真は雨に助けられた気がします。
しっとりとした古都の雰囲気が出せたのではないかな?

 

東大寺周辺は本当に好きで奈良に行く度に必ず訪れます。建物や仏像だけでなく、そこにある空気感のようなものが好きです。

大学の時に夢中になった入江泰吉さんの写真集の影響かもしれません。

今回参加する障害児教育学級・学校学習交流集会の会場が奈良教育大学ということもあり、すぐ近くに入江泰吉写真館があるので、再確認したいと思います。

 

 

さて、1枚目は二月堂から見る大仏殿です。少し雨に煙っています。
2枚目は二月堂の欄干です。お水取りの時はここからお灯明が火の粉を撒き散らすことで有名です。

東大寺に着いたら時はすでに昼過ぎていて、何か食べないといけないと思いつつ、ずっと歩いて行きました。一度、うどん定食の店に入りかけたのですが、少し混んでいて、ざわついていたので席につかずにすぐに出てしまいました。

三月堂、二月堂と巡ったところで、茶屋が目に入りました。「柿の葉寿司」という単語が入ってきたので二月堂の目の前の茶屋に入りました。

3枚目が、「柿の葉寿司とにゅうめんのセット」です。少し落ち着いたところで、もう少しゆっくりしようという気になりました。最近、コーヒーと甘いものというのが自宅での定番になっているので、さらにわらび餅のコーヒーのセットを注文しました。二月堂を眺めながらのコーヒータイムはなかなか良いひと時でした。

 

興福寺を経てホテルへ向かう途中に「ならまち」があります。
途中に元興寺(がんごうじ)があります。前身は蘇我馬子が設立したとされる法興寺(飛鳥寺)。大きなお寺だったそうなのですが、今はこじんまりした佇まいになっています。極楽堂・禅堂(共に国宝)の屋根の一部には今も飛鳥から運ばれた日本最古の瓦が使用されているそうです。
ちょっとマニアックな日記でした。

 

 

JR奈良駅近くにホテルを予約していたので、ならまち界隈をぶらつきながら町並みをパチリパチリと撮影して歩きます。

以前全障研の全国大会があった時も仲間と散策しました。
古民家を活用して雑貨屋やカフェが人気らしいのですが、とんと興味はありません。ひたすら建物や町並みにぐんぐん引っ張られていきます。
それでも、軒先に飾られている小物は興味が湧きます。
少しだけ見る人寄りに写真を紹介します。

 

 


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