とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

D51 SL「やまぐち号」の旅3(2018.12.15撮影)

2020-05-16 13:16:55 | 鉄道旅

帰りもSLやまぐち号で帰ることにしていたのでたっぷりと時間があります。
津和野駅を出ていつもの風景を目指して歩きますが、いつも車で来ていたので、歩く方向が逆になり方向感覚がずれ始めています。町の風景がどこか違います。
「こんな町だったけ?」と少し遅い昼食場所を求めて駅前通りを探します。

写真を撮るために買った駅弁を車内で半分ずつ食べていたので、津和野での食事も軽いものを探していました。

『人生の楽園』で紹介されたという看板を掲げた店を見つけました。「小さな農家レストラン 千舎(ちしゃ)の木」手打ちそばの店のようです。
もともと栗の栽培とお菓子の製造販売の店だったのがそば好きが高じて始めた店のようです。
私は新蕎麦の風味を生かした塩とわさびで食べる蕎麦を注文しました。駅弁を半分食べていないと、おにぎりセットがいるかもしれませんね。(味噌をつけたおにぎりも美味しそうでした)
蕎麦は、しっかりコシがあり美味しかったです。オススメの店です。

津和野は造り酒屋も多い町です。ちょっと歩くだけで何軒か見つけました。
津和野の酒屋の前のベンチに昔馴染みの友の顔を見つけました。
幼・小・中・高と同級生で酸いも甘いも嚙み分けた仲でした。
人生後半からはいろいろあってそんなに親しくは話をしていません。
しかも会いに行くこともありません。
そんな友とわざわざ津和野の町でばったり会うとは奇遇です。
仕事で来ていたらしく立ち話程度で別れました。

 

「津和野町日本遺産センター」に行ってみました。
以前来た時はなかった建物です。江戸時代の百景図を紹介しています。津和野の町は昔と町割がほとんど変わっていないのでとても興味深い資料館でした。
2階は伝統行事を紹介するコーナーになっていました。3枚目は伝統的な鷺舞です。
4枚目の黒づくめの衣装の画像は津和野踊りの衣装です。盆踊りには頭に団扇を指してこの衣装で踊るそうです。何とも怪しげな衣装です。のどかな盆踊りの風景とはちょっと違います。一説には、黒づくめの衣装の下に鎧をつけて、敵陣近くまで踊りながら向かったそうです。

 

津和野の町を散策していると、古い町並みに突然カトリック教会が現れます。
ゴシック様式で建てられた畳敷きの教会です。
津和野の町はキリシタン弾圧の悲劇を背負った町でもあります。
長崎から送られてきた信者に対して厳しい弾圧を強いられました。

3枚目は津和野町役場津和野庁舎です。

 

 

帰りももう一度「やまぐち」号に乗りました。
津和野駅を出る時にはやっぱり盛大な見送りが出ていました。

 

帰りは木造の椅子の最後尾の車両に乗り込みます。
展望車が付いているので選んだのですが、グリーン車ではないので出入り自由のためたくさんの人が行き来して落ち着きのない車両でした。

展望車からの撮影はアングル的にも面白い構図が狙えるのでいろいろ撮影しました。

 

トンネルが近づいても出たり入ったりするので煤煙が車内に入ってきて困ったものでした。わざわざトンネルの煤煙を経験するために外に出る人たちもいるのでやれやれです。子どもならまだ諦めがつくけど、大人も同じ行動をしているのでやれやれ。しかも観察していると同じ子どもと同じ大人が何度も何度もやっているところが、いろいろ考えさせられました。

 

 

久しぶりに屋外でカメラを使ったという感じです。
走っているところを外からとるのではなく、鉄道の旅の紹介編になったのかもしれません。
自分で車を運転するのではなく、半分集団生活のような列車旅も、ちょっとだけ良いかな?と思いました。

苦手なのは、耳が良いせいか、周りの会話が全部入ってきてしまい、イラっとしてしまうことがありました。「そこ、得意そうに語っているけど、それ間違ってますから!」と言いたくなる場面に自分で苦笑していました。ノイズキャンセラーの付いているヘッドホンを持参する必要がありますね。
今回は二人旅だったので一人だけヘッドホンはできなかったけどね。
1枚目2枚目は木製の背もたれのレトロな車両です。両サイドがちょっと上がっているところが何ともおしゃれです。
新山口の手前の大歳駅で列車のすれ違いのため停車します。

 

最後の最後に展望車からの撮影です。
すれ違ったのは「スーパーおき」でした。


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