とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

山宣の墓参りをしてきました。

2009-03-30 23:54:36 | 写真日記
宇治に行ったのは3月21日ということでお彼岸の中日ということを思い出しました。いったん駅まで戻っていながらどうしても山本宣治の墓に行きたくなりました。
戦前の労農党代議士で侵略戦争と治安維持法に反対し、右翼に暗殺された山本宣治(山宣)の墓がここ宇治にあります。
今年は生誕120年、没後80年にあたります。

帝国議会での治安維持法改悪反対を訴えることで唯一の一人でした。
「実に今や階級的立場を守るものはただ一人だ、山宣独り孤塁を守る! だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから」という全国農民組合大会での演説の一節は、あまりにも有名です。

 

彼の碑銘でもあるこの言葉は大山郁夫の筆で山本宣治の墓に刻まれています

彼の生涯を描いた映画「武器なき斗い」(山本薩夫監督)があります。西口克己による彼の評伝『山宣』を映画化したもので、総評が中心となってその映画化に奔走し、勤労者などからのカンパによって映画化がなりました。
私のブログでも映画評を載せています。http://blog.goo.ne.jp/dylan12283199/e/111675f7715b2524db7d66130e0c2aaf


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宇治に行ってきました3

2009-03-25 19:06:19 | 写真日記
平等院を後にして、表参道をぶらつきながら店をのぞいていました。
ほとんどがお茶屋さんか食べ物屋さんが多かったようです。
中でも甘味処も目につきましたが、こちらの方はとんと苦手の辛口なので…。

 

しばらく行くと大きな宇治橋が目につきました。
宇治橋(うじばし)は、646年(大化2年)に初めて架けられたという伝承のある、京都府宇治市の宇治川に架かる橋でもあります。
今の橋はコンクリートの新しい橋ですが、形はなかなかのものです。

そばには紫式部像がありましたが、こちらはどうでもいいという感じです。
宇治は源氏物語や宇治拾遺物語で古くから書物に出てくる街なので、いろんなものがあるようです。

でも今回はあまり時間の余裕もなくさっさと移動していきました。



街には銭湯がありました。
この銭湯のある風情はいつも好きです。
また撮影してしまいました。



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宇治に行ってきました2

2009-03-23 16:52:55 | 写真日記
平等院鳳凰堂は、造形が見事で鳳凰堂(中堂・両翼廊・尾廊)4棟は国宝にしていされています。
ときの権力者、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別業をその子頼通が、永承7年(1052)にこれを仏寺に改め、平等院としたそうです。
永承7年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。
それは、お金を積めば極楽浄土に行けるという発想で、その後、庶民のために念仏を唱えるだけで、極楽にいける思想が出てきた。
…というふうに日本史で習ったことで平等院嫌いになっていたのかもしれません。

翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。
約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されています。


 
鳳翔館には阿弥陀如来坐像、 木造雲中供養菩薩像 52躯、 木造天蓋、 鳳凰1対、 梵鐘がありました。どれも見事な装飾が施されています。
時の権力者の地上の栄華に飽きたらずさらに極楽浄土への執念が見られるようでちょっとこだわってしまいました。

境内はしだれ桜が1本だけ花を咲かせていました。
そこへ、大学生らしき団体が記念写真を撮っていて、いかにも現代の京都という感じです。

 

 

 
 


 


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宇治に行ってきました

2009-03-22 16:49:11 | 写真日記
京都で第18回発達保障研究集会があり、報告を頼まれていたので出かけました。
この報告は、1月に東京で依頼されていて、その後なんの連絡もなかったのでもうないのかと思っていたのですが、先週連絡があって急遽資料をまとめたものです。
集会は午後からだったのですが、せっかく京都まで行くのならということでいつもの徳山停車ののぞみ6号に乗りました。
京都には10時前に到着します。
どこかで街並みの写真を撮ろうと思っていたのですが、駅の構内を歩いていたらJR奈良線の看板が目に入りました。
「そうだ!時間があるから宇治に行ってみよう!」突然ひらめきました。
ホームに止まっていた各駅停車の電車に飛び乗り、宇治を目指しました。

 

宇治には10円玉でおなじみの平等院があります。実は一度も行ったことがなかったのです。
宇治までいけばとりあえず何とかなるだろうと思いました。
駅に着いて観光マップを見るとタクシーに乗るほどのことはないということがわかり歩くことにしました。
通りはとても狭くておまけに車が多くて、古い街をいじすることの大変さを感じました。

 

 

900メートルという距離だそうですが、実際はもっとかかったような気もしました。
宇治茶のお店の看板を横目で見ながら歩いて行くと平等院表参道の看板にたどりつきました。
入り口で鳳翔館(博物館)拝観料セットの600円を払って中に入りました。
連休の中日ということで観光客はけっこういました。
10円玉と同じ絵を見ながら写真をパチリパチリと撮って歩きました。
こうしているといつものことなのですが、コンパクトデジカメを持っている人からシャッターを押してほしいという依頼があります。
コンパクトのデジカメというのはシャッターがどこにあるのかわからないくらい苦手です。
でもいやな顔も見せずに撮ってあげましたけどね。

 

  
 

 
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