とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

南禅寺界隈

2011-09-20 09:04:57 | 写真日記

続いて南禅寺に向かいました。

南禅寺の正面に回り込むように歩いていくと、人影が多くなってきます。

やっぱり南禅寺の方が人が多いようです。

南禅寺は歴史ある寺とされています。

天皇直轄に近い禅寺(勅願禅寺)で京都五山、鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院だそうです。

応仁の乱で被災したりと歴史の流れに巻き込まれていく寺です。

江戸時代には金地院崇伝(こんちいんすううでん)が入寺してまた時代の寵児になっていきます。

この崇伝という人物は家康に重用され、キリスト教禁止や、武家諸法度などの制定にも深く関わった人物です。

入り口にある大きな門は三門と言われ、歌舞伎上で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな…」という名台詞で有名です。

でも、実際は、石川五右衛門の死後30年以上経った1628年の建築だそうです。

南禅寺境内にはちょっと異様な光景が広がります。

琵琶湖疎水の水路閣です。明治以降の建物です。

建築当時は相当反対があったそうですが、今では京都になくてはならない風景になっています。

 

 

南禅寺には庭園やふすま絵が非常に有名なので、今回はここも巡ることにしました。

方丈の庭園が有名ですが、向かって右側にある南禅院の庭園にも足を運ぶことにしました。

 

続いて、南禅寺の方丈をめざしました。すると目の前に先ほどの老僧が歩いていました。

 

南禅寺の庭園を撮影しました。

枯山水が何ともいいですね。

 

 

南禅寺を後にして、大津に向かわなければいけないのですが、バスよりも確実な地下鉄をめざしました。

地下鉄の東西線蹴上げ駅をめざします。

蹴上げクランクインの跡地がありなかなかの雰囲気です。

 

地下鉄のすぐすばに“KICK UP”というレストランがありました。

これで「蹴上げ」なんだと気づいた時には吹き出してしまいました。

何とか、時間通りに大津の会場に着けてホッとしました。

 

 

 

 

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京都に行ってきました。

2011-09-15 14:29:49 | 写真日記

9月4日(土)に大津で会議がありました。

午後からの会議だけ行くのもつまらないので、少し冒険もしようと思って、夜行バスに乗って京都まで行くことにしました。

京都で午前中過ごしてから、大津に行くことにしました。

台風が近づいていて、雨風が強まっている中での移動でした。

高速道路も、福山から以東は通行止めということで、バスは一旦一般道に降りるということになりました。

誘眠剤とお酒を飲んでうとうとしていたら、気がつくと神戸に着いていました。

途中から天気が回復して、予定通り京都に着くことができました。

京都に着くとぽつぽつと雨が降っていたので、遠くにいくことはできないと思い、一点集中の方向にしました。

京都駅からバスに乗り、南禅寺・永観堂をめざしました。

永観堂は、大学以来訪れていないので30年ぶりかもしれません。

バス停を降りて町家をめぐりながらめざします。

喫茶店があったので、朝ご飯を食べようと立ち寄りました。

中には、退職した後の男たちがたくさんたむろしていました。

阪神タイガースの話題や、競馬の話題で盛り上がりながら、奈良・和歌山の水害まで多岐に渡った話でうるさいこと。

たばこも遠慮なく吸っていて、やっぱり京都だなと思いました。

地方にはこういう喫茶店文化は皆無ですね。

 

 

南禅寺より、さきに永観堂に向かうことにしました。

入園料を払うと「一番ですよ」と言われました。

靴を脱いで堂内に入ると、その広いこと。驚きました。以前行った時の印象はまったくありません。

 

建物も庭も大変、趣のあるつくりになっています。

 

ここの本尊は「振り返り観音」です。正面を向かずに振り向いている姿が特徴です。

広い建物や敷地を一人で歩いているといろんなことを考えます。

やっぱり「一番!」が良かったのかもしれません。

永観堂から、南禅寺に向かう道すがら「湯豆腐」の専門店が目につきます。

 

表にメニューが出ています。

湯豆腐セットが4000円くらいします。通の人にはわかるんだろうけど、私には湯豆腐に4000円は出せません。

道すがら老僧に出会いました。何ともいい感じなので後ろ姿を撮影させてもらいました。

南禅寺は次回にまわします。

 

 

 

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