とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

長門市大寧寺

2010-11-23 23:02:49 | 写真日記

カメラを買い換えたということで、撮影に行きたくて仕方ありません。

紅葉の季節も終盤を迎えているので、山はもうだめだと思い、里をめざします。

今まで撮影したことがない場所ということで、長門市の大寧寺をめざしました。

大寧寺は、大内氏が滅んだ場所として知られています。

場所は、長門市の湯本温泉の近くです。

できるだけ早く出ようとしたのですが、いろいろあってついたのは10時前でした。

すでに駐車場は一杯という状況です。

何とか駐められたのでさっそく三脚をかついで撮影開始です。

境内に入ろうとする前に白い花に止められてしまいました。

山茶花です。

「さざんか さざんか 咲いた道」の歌で有名な花です。

ちなみに私は「さざんか さざんか さざんがキュー!」と歌っていました。

 

白い花がとても可憐でした。

どこもかしこも紅葉なのですが、なかなか撮影場所が決まらずに歩いていました。

 

 

それにしてもカメラマンの数には驚きました。

けっこうみなさん一眼レフデジタルをお持ちで、しかも相当大きいレンズと三脚をかついでの撮影風景です。

写真の会のような感じもしましたが、最近は写真ブームなんですかね。

 

 

途中に石仏の一群を見つけました。

羅漢かと思いましたが、菩薩だと書いてありました。

 

池には枯れ葉がたくさん浮いていて中に鯉が泳いでいてなかなか、錦絵のような雰囲気でした。

 

 

紅葉は綺麗だったけど、思ったほどの迫力はなかったように思いました。

でもこれだけ撮影させてもらったのだから良しとしなければいけませんね。

 

 

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ついにフラッグシップ(SONYα900)を買いました

2010-11-21 22:32:46 | 写真日記

実は最近カメラを買いました。

今までもデジタル一眼レフは2台持っていたのですが、さらにもう1台買ってしまいました。

そのカメラはSONYのα900です。

「知る人ぞ知る」というSONYのフラッグシップのカメラです。

「ミノルタ最後のカメラ」という人もいます。

このカメラは発売当初からずっと喉から手が出るほど欲しかったカメラです。

画素数が2460万画素ということもありますが、35㎜判フルサイズということが決め手です。

今まで使ってきたミノルタのレンズが全部そのままのサイズで使えるということが最大の魅力です。

19㎜の超広角レンズもそのままで使えます。

今まで持っていたデジタルカメラだと、レンズの長さ×1.5ということになってしまいます。

特に単焦点のレンズだとその良さが半減してしまうということにいささか苛立っていました。

ただ、今まで買わなかったのはカメラの価格の問題もありました。

収入が減ってきている昨今の中で、いろいろ、いろいろ調整をする中でついに購入に至りました。

今は撮影したくて仕方ありません。

でも、なかなか暇がないのが辛いところです。

木曜日山口に午後2時に行くことがあり、ちょっとだけ早く着くようにして、紅葉を撮影しました。

使用したレンズは18㎜~35㎜のズーム、70㎜~200㎜のズーム、50㎜のマクロレンズです。

もちろん、三脚とレリーズを使用して撮影しています。

 

 

 

 

 

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厳戒態勢の東京に行ってきました②

2010-11-16 12:06:10 | 写真日記

麹町方面に歩いているといつの間にか、JR四谷駅に着いていました。

会議までまだまだ時間があるので、皇室つながりで迎賓館を見にいってみようと思いました。

先日、ある雑誌で国宝の特集がしてあって、明治以降の建物で国宝は数少なくて、迎賓館はその代表だと書いてあったのを思い出しました。

四谷駅からすぐのところにあります。

歩いて行くと、警察車両がたくさん止まっています。

 

実は初めて行ったのですが、ここが日本?ここが東京?と言うような門構えが待っていました。

迎賓館の建物は、東宮御所(皇太子の住まい)として1909年に建設されたものだそうです。

元は、徳川御三家紀州藩の屋敷跡だったそうです。

道路をはさんで向かい側は、尾張藩の屋敷跡に、上智大学やホテルニューオータニが建っています。

ここらへんは大名屋敷がたくさんあった場所ですね。

実際は、皇太子たちはあまり住んでいないみたいです。

しばらくいろんな使い方をしていて、佐藤栄作政権の時代に、大改装されて迎賓館として使われるようになったそうです。

 

 

こんなにまでして、国賓というのはお迎えしないといけないものなのですかね?

国の威厳というやつですかね?

 

このあたりは、信濃町と違って、街路樹はすっかり色が変わっていました。

 

 

立派な物を見せてもらいましたが、周囲を歩いている警察官にはうんざりした思いをしました。

四谷駅に戻って、目的地に向かい始めました。

四ツ屋駅は地下鉄が一旦地上に出る変な駅です。

駅の近くで変な看板を見つけました。

「日本初の株式会社設立 教員養成専門職大学院」何だ?それー!

このあたりは、ランナーがとても多いのに驚きます。

またランナーがとてもおしゃれなのです。

こっちから入るのだと思います。

それでもまだ時間があったので、コーヒーショップでブレイクしてから会場に向かうことにしました。

 

 

 

 

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厳戒態勢の東京に行ってきました

2010-11-15 10:51:35 | 写真日記

東京に行ってきました。

毎年この時期には東京で会議があるので出かけることにしています。

土曜日の午後1時から会議があり、次の日は11時から4時までが会議があります。

自由に行動できる時間は2日目の午前11時までのわずかな時間ですが、そこを活用して歩きます。

家の近くの駅から7時前の電車に乗り、徳山駅からのぞみに乗り、東京へ向かいます。

乗ったらすぐにビールのロング缶を飲むことにしています。

勢いで、一気に眠りにつきます。

次に目がさめるのは、だいたい大阪近辺です。

そこらへんから、飲み物をコーヒーに変えて、会議に備えます。

この日は先日観た映画「オカンの嫁入り」の文庫本を2冊持ってきています。

頭を使わない本はいいですね。

東京に着く頃には2冊とも読み終わっていました。

東京に着くのが12時10分です。

会場までは、20分程度かかります。

食事をしておかないとコンビニおむすびを会場に持ち込むことになります。

今回は地下鉄有楽町線経由で会場に向かおうと思っていたので、前々から気になっている有楽町駅のカレー屋さんに立ち寄りました。

いつも臭いだけ嗅いで、素通りしていたのですが、今回は思い切って入ることにしました。

レジで注文して、トレーに乗せてもらって空いている席に座るという学食システムです。

とんかつに弱い私は、カツカレー辛口を頼みました。

ルーはゆるめで、辛口の割には甘い要素がたくさん入っているカレーでした。

個人的にはCoCo壱番屋のカレーの方が好みのタイプかもしれません。

とにかくそそくさと食べ終わって会場に向かいました。

隣のコンビニでお茶を買って、会場に入ったのは5分前到着でした。

いつものことながら、レベルの高い会議の中身で、追いつくのに時間がかかります。

会議の終盤でやっと自分の意見が言えるくらいです。

会議の後はお酒の会があって、定宿にしているホテルに向かいました。

次の日は、ちょっと疲れていたし、眠りがよくなかったこともあり起きたのは7時をまわっていました。

ホテルでどうでもいい朝食を取り、朝のカメラ散歩に出かけます。

今回はこれといって目的をもっていなかったし、時間もいつもより遅い感じなので神宮外苑周辺にしようかと思いました。

取りあえず、荷物を市ヶ谷の駅のコインロッカーに入れてからと思いましたが、コインロッカーに使用中止の張り紙がしてあります。

それなら地下鉄のコインロッカーと思いましたが、そこも空いていません。

どうやら、APECの会議のために首都圏はどこも厳戒態勢が敷かれているようです。

駅構内のゴミ箱も撤去され、コインロッカーはすべて鍵がかかっています。

そういえば、警察官が異常に多いのです。

仕方ないので、荷物を持ったまま、信濃町に向かいました。

 

信濃町に降りるのは本当に久しぶりです。

まずは、絵画館をめざします。

不思議な建物です。正しくは聖徳記念絵画館と言います。

聖徳記念絵画館は、明治天皇・昭憲皇太后の功績を残すための建物として、大日本帝国のシンボルのような建物です。

建物としては立派なものだと思います。

そして、この正面に銀杏並木が続くのです。

この日から銀杏並木祭りが開催されていました。

 

銀杏は色づくには少し早かったようです。

東京六大学やヤクルトスワローズで有名な神宮球場がありますが、周辺には様々な運動施設があり、

草野球も盛んにやられていました。

この日は、明治神宮杯野球大会があり、早稲田大学も登場すると言うことでハンカチ王子の斎藤投手見たさに早くから人が詰めかけていました。

神宮外苑を後にして、会議がある麹町方面に歩き出しました。

外苑を出るとすぐにS価学会80周年記念の幟がたくさん立っています。

この近辺にはS価学会関係の建物が多いようです。

会合があるらしくその関係の人たちがたくさん立っていました。

あいさつをされると変な感じがして、どんな顔をしていいのかわかりませんでした。

大きな道に出ると巨大な煉瓦の壁が見えてきました。

 

信濃町煉瓦館という建物だそうです。

レトロな感じはするのですが、1995年の建物だそうです。

さらに歩を進めると左側に文学座の文字が見えてきました。

文学座といえば数々の日本の有名俳優、女優さんの出身劇団です。

「こんなところにあるんだ」とミーハーな気持ちがムクムクとわきあがってきました。

杉村春子さんの名前がすぐに浮かびますが、山口が生んだ偉大な俳優松田優作もここ出身ですね。

さらに歩を進めると四谷方面になります。

右側に酉の市の提灯が見えてきます。

東京は祭りの多いところです。

町を歩いていると思わぬ看板にも出会います。

こんな所にシャンソンを売り物にしているお店があるんですね。

街行く人たちも魅力的な人が多いのが東京です。

右前に歩いている着物姿の人とのコントラストがいいですね。

老舗のお菓子屋もあって不思議な街です。(次回へ続く)

 

 

 

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映画「オカンの嫁入り」を観て

2010-11-09 22:36:02 | 映画

 『オカンの嫁入り』を見てきました。

周南市のテアトル徳山にかかっています。

この映画館はなかなかやる気満々で、良質の映画をかけてくるので好きなのですが、

駐車場がないので、駐車料金を払うと相当割高になってしまうのが、難点です。

 少し歩く気になれば公営施設の駐車場に止めるという道もあるのですが、ここが思案のしどころです。


 出演者が大竹しのぶ、宮崎あおい、桐谷健太とくれば見ないわけにはいきません。

心の片隅にはDVDが出てからでもいいかとも思っていたのですが、気合いを入れて観に行ってきました。

 映画は大阪が舞台で、限られた人間関係のドラマになっています。

細々とした家並みを観ていると京都の話なのかと思っていたのですが、ストーリーが進むにつれて、大阪の下町の話だということがわかってきます。

 母親・陽子(大竹しのぶ)が唐突な感じで酔っ払って帰ってきます。

「お土産!」と眠っていた娘・月子(宮崎あおい)をたたき起こします。

酔っ払った母親のお土産は、金髪リーゼントの若い男・研二(桐谷健太)でした。

 次の日から母一人娘一人の家に住み込むと宣言します。おまけに結婚すると宣言します。

すぐ隣に住んでいる大家のサク(絵沢萠子)や母・陽子の勤め先の医院の医師(國村隼)も巻き込んですったもんだがあります。


 娘・月子は隣のサクの家に逃げ込みます。

 結婚式で白無垢を着たいという母親のわがままから、衣装合わせに行こうと言われますが、月子には電車に乗れないという問題があります。

 母親の結婚はすんなりいくのでしょうか。母と娘はうまくいくのでしょうか。…というストーリーになっています。


 非常に良質な映画になっていると思いました。観ていて安心できるスタッフでできあがっていると思います。

登場人物は限られていて、先にあげた5人と、月子が以前勤めていた会社の従業員くらいしか出てきません。

登場人物は誰もが、しっかりとした演技をしているので、自然とストーリーに入り込んで行けます。
 気になる点をあげると、桐谷健太演じる研二の設定です。

身よりのない少年時代を送っていて、お世話になった人を頼りにして板前をしていた。

その人が亡くなったので…という設定になっているのですが、年齢差を乗り越えて大竹しのぶと結婚するというのが理解できません。

まして大竹しのぶは余名1年という設定にもなっています。そのことがわかってプロポーズしたことが不自然な気がします。


 母と娘の生活、娘はトラウマを抱えて生きている。母親は病気を娘に隠しています。

そういう設定があって、周囲に都合の良い登場人物を配置したという気がしてなりません。

そういう意味で非常に不自然な設定の映画になっているのです。


 都合のいい女性を配置した映画はよくあることですが、

女性目線から描かれていて都合の良い男性を配置した映画というのは面白い視点かもしれません。

 映画は観て後味の良い映画になっていますが、

母と娘の感情の細やかなやりとりの部分は残念ながら理解できないところがありました。

 結論から言うと何度も言いますが、非常に良質の映画です。ぜひ観ていただけたらと思います。

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石鎚山(1982m)に登りました

2010-11-04 00:12:06 | 週末は山にでも
足を痛めてから高い山は敬遠していて、近隣の低い山ばかりを散策していました。
ブログにも掲載しようと思いながら、後回しにしていたので、久しぶりの山登りの記事です。

昨年も11月3日に九州の久住山に登っています。
今年も11月3日になりました。
今回は四国の霊峰石鎚山です。
この山は近畿以西の最高峰ということになっています。

家庭の事情から泊まってゆっくり登山ということにはならないので、
日帰りという強行スケジュールを計画しました。

朝5時前に車で出発して、安上がりのアプローチということでフェリーには乗らずに
しまなみ海道を経由していくことにしました。
これが思っていたより時間がかかりました。
こんなことならフェリーの方が良かったかも…という後悔をしながら…

でも、天気が良かったので、しまなみ海道の橋がとてもきれいでした。
この橋のフォルムがなぜか好きなんです。
ずっと眺めていたいくらいです。

しまなみ海道から、一般道を経由して松山自動車道に乗り、松山で降りました。
そこから面河渓谷を経て、石鎚スカイラインを通って、土小屋に向かいます。

土小屋に着いたのが10時過ぎていて、駐車場はすでにどこも満車でした。
紅葉がピークだし、登山者だけではないようです。

やっと駐めるスペースを見つけて、登山の準備を始めて登山口に着いたのは10時半でした。

 

しばらく歩いていくと山頂まで4.6Kmの標識が出てきました。
傾斜もきついところもあるので、目標時間を2時間に設定しました。

しばらくはゆるやかな登りが続きます。
スタートして30分が一番きついので、このくらいの登りが続くと楽です。

 

そう思っていたのは、すぐに終わりました。
この日は、朝からとても天気が良かったみたいで、放射冷却が一段と進んでいたようです。
登山道には霜柱があったらしく溶けてぐちょぐちょになっていました。
おまけに北側斜面はまだ凍ったままで、岩や木の橋は大変滑りやすい状態です。

 

この滑りやすい状態は、大変です。
緊張感の連続で登っていきました。
この時間にはすでに下山される人も多くて、離合ができないのでなかなかきびしいものがあります。



正面に瓶ヶ森が見えるのですが、ゆっくり眺めている余裕もありません。
後ろからも登山者は次々に来るし、下山者もいる。
橋が渡れなくて立ち往生をしている初心者もいるという状況がずっと続きます。

何とか鎖場までたどり着きました。
鎖場も混雑しているし、今回は膝の調子を見たいということもあり、迂回路を取ることにしました。
きっと鎖も冷たいだろうなという思いもありました。

迂回路は、霧氷がみごとな景色を作っていました。
…ということは影ということで、木の階段も石も見事につるつるです。
四つ這いになって登る人もいました。
でも、この姿勢は大変危険だということを知っていないのです。
見事に大渋滞だし、けが人が出なければいいが…
と思うくらい年配の登山者が多いのです。
転んだら絶対骨折するだろうな…と心配をしながら、
渋滞する場所で撮影もおこたりません。

 

 

取りあえず、最初の山頂の弥山(1974m)に着きました。
2時間を少し切るくらいで渋滞していた割にはまあまあのペースで登ってくることができました。

山頂付近は、これでもかというくらいの大渋滞でした。
「足の踏み場もない」までは行きませんが、「お尻の置き所がない」状態でした。

 

山頂を目指すと言うことで、天狗岳(1982m)に向かいました。
ここは大変やせ尾根です。
こちらもたくさんの人が移動するのでなかなか大変です。

 

弥山に戻ってからいつもの昼食です。
ガスのバーナーででうどんを作ります。
すぐ隣の人はカップヌードルを食べていました。
ほとんどの人はおむすびみたいでしたが、この日のおむすびは冷たかったと思います。

弥山の山頂には神社があり、修験者の山という雰囲気が伝わってきます。



いつもの証拠写真を撮影して、下山の準備に入りました。

 

下山がまた大変です。
登り以上に滑ります。
みんな必死の形相です。
追い越せるところは何とか追い越して、下っていきました。
気をつけていたのですが、一度だけ尻餅をついてしまいました。

南斜面に行くと、気持ちのいい下りになります。



行き帰りの緊張からか、下りはいつも以上に疲れました。
駐車場に着いてから、近くの紅葉を撮影しました。

 

 








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小路幸也ってなかなかです。

2010-11-01 23:29:09 | Book
最近、気に入った作家ができました。
小路幸也といいます。
今まで全く知らなかったのですが、最近できた図書館に出かけるようになって見つけた作家です。

周南市の熊毛というところに、新しい図書館ができました。
古い建物の時は何度か行っていたのですが、新しくなったので出かけることにしました。

新しい建物で、かび臭くなく、読書コーナーも一人がけで窓に向かって腰掛けることになっています。
ここが一番のお気に入りです。
時間ができると、何時間でも座って本を読んでも大丈夫です。

何冊かいろんな本を借りたり返したりしている間に偶然見つけたのが
「バンドワゴンシリーズ」です。
バンドワゴンというのは、古本屋さんの店の名前です。
その古本屋さんを巡ってたくさんの登場人物が出てきます。
その登場人物のキャラも際立っているのですが、会話が粋なんです。

1巻「東京バンドワゴン」
2巻「シー・ラブズ・ユー」
3巻「スタンド・バイ・ミー」
4巻「マイ・ブルー・ヘブン」
5巻「オール・マイ・ラビング」となっています。

2006年から毎年1冊ずつ出版されています。
私は全部熊毛図書館で借りて読みました。
すぐに読めてしまうのが、この作者の特徴だと思います。
シリーズだけにストーリーに無理が生じてくることもありますが、そんなことを気にかけるより面白いです。
本当はストーリーを話したいところですが、まだ読んでいない人に悪いのでここでは我慢します。

全部読み終わって次に、『東京公園』という本を借りました。
このくらいの長さの小説の方が、この作者は力を発揮するようです。
実に面白い小説でした。

今は『ダウンタウン』という小説にかかっています。

HPで検索したら小路幸也氏は1961年生まれということでした。
実に多くの著書を持っていることを知りました。
しばらく癖になりそうな作家です。
コメント (2)
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