とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

米軍岩国基地

2006-06-09 23:37:25 | 日記
 先週の日曜日に、花の写真を撮りに出かけた帰りにちょっと思いついて、岩国米軍基地方面に向かいました。厚木基地からの米空母艦載機部隊移駐計画で揺れた街として話題になりました。住民投票でも、市長選でも住民の反対の声を無視して、政府はアメリカの言いなりになって計画を進めようとしています。何度もデモで通った基地への道を今度は一人でカメラを片手に歩いてみたくなりました。



 基地のゲート側に車を走らせると、看板が英語の店が目につきます。基地のゲートのすぐ横にはTATOOの専門店や、誰が着るのか理解できないバックに刺繍の入ったスタジャンや大きなTシャツが所狭しとかかってある店が目に入ります。店の中には、日本の若者とアメリカの若者が一緒に品物を選んでいる光景が。車を止めて入ってみたかったのですが、カメラを持ったおじさんが入るにはちょっと勇気がいったかもしれません。


 ゲートの横を抜けて、金網ごしに中を見ていると黒人の若者とと日本人の若い女性が楽しく談笑している様子が見えました。楽しそうなのでちょっとカメラを向けると「ヘーイ!」のかけ声と「写すんじゃないよ!」と言う英語が聞こえてきたので、慌ててカメラを下ろしました。


 ゲートの番人は4~5人程度でふざけながらやっているほど、緊張感がない状態でした。テロ対策強化や対中国ということで軍備増強している状態とはとても思えませんでした。

 それにしても、とにかく広い。中にはいろんな施設があって、外に出なくても十ぶん楽しめるようになっているそうです。それでも、休日には外に出たくなるようで、岩国や広島の街は基地関係者を少なからず目にします。この金網が閉塞感を生み出すんだろうなと思いました。


 日本の中のアメリカは、直接物言わないまでも、重圧感は十分です。米空母艦載機部隊移駐計画だけでも大変なのに、基地の沖合移設工事で、今よりもさらに強化されようとしているという事実は大変なことだと思えます。



 すぐ近くでは上関原発計画も推進されようとしています。この国に必要のないものがどんどん建てられようとしていることは、自分も含めた近隣住民にとって、頭の痛いことです。これからも一主権者として平和と安全の動向については注意深くみていきたいと思います。
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ソニーのデジカメ

2006-06-09 00:01:03 | 日記
 ソニーがミノルタのカメラ技術を全面的に引き継いだかたちで、デジカメ市場に参入してくるそうです。今日の朝刊に一面広告が出ていました。ミノルタの技術は高く評価できるのでなかなか興味があるところです。

 実は、このミノルタという会社には人一倍の愛着があるのです。高校時代までカメラに興味があってもなかなか手にすることができずに大学に入りました。下宿の友人に一日だけカメラを借りて女の子とデートに行きました。その時借りたカメラがミノルタST101という当時の有名機でした。その時撮った数枚の写真がカメラへの興味を一気にかきたてました。

 その後アルバイトをして同じカメラを中古で買い、どんどんカメラにのめり込んでいきました。交換レンズの関係からミノルタのカメラからカメラへ購入していきました。大学の時は、カメラ雑誌を隅から隅まで読んで、カメラ雑誌ににも応募したり、モデル撮影会にも出かけたりしていました。

 教員の仕事についてからは、なかなか興味も続かなくなっていましたが、それでも時々は撮りに出かけていましたが、発表の場もなくそのままということも多くなっていました。そのうち自閉症の子どもたちの指導が面白くなり、動きがすばやい彼らについていくには、スチールカメラではなくデジタルカメラの方が効果的ということもあり、動画編集の世界にはまっていました。

 でも、デジタル一眼レフの世界もどんどん発展してきて、値段も一気に下がってきたことでもう一度興味もわいてきました。また、自分の職場も肢体不自由の養護学校に変わり、ゆっくりした空気になりました。そんな時にコニカミノルタの一眼レフが普及版として発売されました。すぐに購入して現在に至っています。このブログに載せている写真は全部このαSWEETで撮ったものです。手ぶれ防止のついた優れものです。

 その愛着のあるミノルタ製品が全部SONYのロゴが入ると思うとちょっと複雑な心境です。デジタルカメラは全部SONYなのだからいいのだけど…どこか釈然としない。

 ところで、SONYのαシリーズは7月21日発売だそうです。それでもやっぱり見にいくんだろうね。
コメント (2)
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