とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

東京散歩②

2007-04-30 15:50:51 | 写真日記
 しばらく歩くと大きな3階建ての蔵の建物が目につきました。伊藤屋店です。中はミュージアムになっていて無料ということもあって入ることにしました。

 

 中はこれといって目新しいものはなかったのですが、この家の外観や内側を描いた鮮やかな日本画がなんとも印象に残ってしまい絵はがきを数枚買いました。帰ってからインターネットでこの作者を調べると伊藤とし氏はこの伊藤質店の子で日本画を学んだ人ということでした。なかなかユニークな作品なのでぜひHPに飛んでみてください。

 そこからまた歩を進めていくと魅力的な路地裏が目につきます。決して自分では住みたくはないけど、何とも味のある風景が続きます。

 

 

 もう少し歩を進めると銭湯をそのまま活用したミュージアムスペースが現れてきます。その名も「SCAI THE BATHHOUSE」です。HPからのことばを借りると以下の紹介になります。
『SCAI THE BATHHOUSE は、最先鋭の日本のアーティストを世界に向けて発信すると同時に、日本ではまだ紹介されていない海外の優れた作家を積極的に紹介する現代美術ギャラリーです。200年の歴史を持つ由緒ある銭湯「柏湯」を改装し、1993年にオープンいたしました。このギャラリースペースは、銭湯のもつコミュニケーション機能を現代美術という共通言語によって引き継ぎました。外観は瓦屋根に煙突がそびえる風情あるたたずまいですが、一歩中にはいるとコンクリートの床に白い壁面のニュートラルな空間が広がる、きわめてユニークな展示空間となっています。高い天井からは自然光がはいり、開放感も演出しております。』

 煙突もそのまま下足箱もそのまま中には現代的な芸術作品が並んでいるという何とも奇妙なスペースです。私はこの手の芸術的な発想がよく理解できないので「あ…そう…」ぐらいしにか思えません。

   

 もう少し歩を進めると見たことのある大きな看板が目に飛び込みました。「愛玉子」(おーぎょーちー)です。この言葉は、知人が好きなデザートだと言っていたので覚えていました。この画像はぜひその知人に見せてやろうと思い、撮りました。原料もちゃんと飾ってありました。「えー!これが原料?」というような物です。でも、この店は大変な人気店らしく、テレビ番組では必ず紹介される店のようです。

 

 谷中の街をぶらぶらと歩いては気になる建物があると写真でパチリの旅です。するとこの街にはふさわしくないような全部ガラス張りの近代的な建物が目につきました。近づいてみると東京録音と書いてありました。帰って調べるとマスターテープを作ってそれを加工していく工場だそうです。知らない街を歩いているといろんな発見があります。それを帰ってからインターネットで調べるというのも楽しみの一つです。また一つ雑学が増えました。

     

街を歩くと古い建物がたくさんあってどんどん写真を撮っていきました。

 

 街を走るバスまでちょっとレトロにしてあります。

 

 歩いていたら面白い光景を目にしました。こういう絵は大好きです。酒屋さんのショーケースの中身が全部キリンラガービールしかも瓶ビールこれは面白いと写真を撮っていたら通りがけのおばさたちまで携帯でばちばち撮り始めました。「わかってんの?」

 

さらに続きます。     
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東京散歩

2007-04-30 12:04:14 | 写真日記
 4月の下旬のこの時期には必ず東京に出かけます。…と言っても会議が2日間あるのだからほとんど仕事と言ってもいいのですが…。会議に行ってとんぼ返りというのをずっとやってきたのですが、このブログを始めたのをきっかけに会議の始まる前や、時には前日から行ってカメラを持って歩くことを常としてきました。

 今回も前の日の金曜日の勤めを休んで東京に向かいました。今回の目的は「やなせん」です。谷中・根津・千駄木と東京の中でも下町で戦火をまぬがれた場所でもあります。別にみどりの日が昭和の日になったからというわけでもないのですが、古い街並みを撮影するというのが目的です。

 徳山に止まるのぞみで出発しました。7:30発のけっこう早い便です。乗っている人はほとんどが紺やグレーのスーツに身を固めたサラリーマンです。隣の通路席はすでに紺のスーツの若者が座っていました。みんな仕事に行くんだというムードの中、私一人朝から缶ビールを飲んでいます。何たる不謹慎。でもちょっとだけ優越感です。

 東京には昼前に到着しました。すぐに2泊分の荷物を水道橋のホテルに預けて、「やなせん」に出発です。山手線の日暮里駅で降りると、平日にも関わらず、駅前にはガイドブックをもった観光客らしき人たちが歩いています。テレビでも紹介されたちょっとした人気スポットのようです。

 取りあえず、ガイドブック通りに谷中銀座をめざします。少し坂道を登ると「夕焼けだんだん」と名付けられた石段に出会います。そこから谷中銀座を見下ろして向かいのマンションに沈む夕日がきれいだということです。でもこの日は天気も悪くお昼だったので写真だけにしておきました。

 

 谷中銀座は昔からの商店街です。150㍍くらいの道の両側にこれでもかというくらい商店が密集しています。聞くところによると戦後間もなく自然発生的に生まれ、長く愛されている商店街だそうです。シャッター街になっていることが多い昨今ですが、なかなか元気な商店街です。

 洋服屋さんから電気やさん食べ物やさん何でもあるのですが、中でも目を引くのはお総菜やさんです。もう一つは肉やさんの店先の揚げ物です。おいしそうに揚げメンチカツはなかなか刺激的でした。この間見たテレビ番組では買ってすぐに歩きながら食べていましたが、中年おじんの一人旅…なかなかそこまではできません。

 

 

 お昼をとうに回っていたのでお腹が少し空いてきたのですが、一人旅の悩みは「自分が何を食べたいのか?」がわからないことです。「かみやうどん」というお店があって、レタスうどんというのが名物ということは知っていたのですが、揚げ物をさんざん見て歩いてきたので、どうしても揚げ物とビールと行きたかったので「夕焼けだんだん」の手前の串揚げ「波MAKASE」という奇妙名前のお店に入りました。中はとても暗くて何かごてごてしていて「失敗したかも…」と思わせるような店でした。マスターがサーファーらしくそこからのネーミングのようでした。それにしても「谷中でサーファー?」という気もしました。

 取りあえず生ビールを頼んでそれから「串揚げ」を頼みました。定食と言った覚えはないのですが、味噌汁とご飯とつけものが出てきてしまいました。揚げ物はなす、キス、えび、串カツでした。ソース、マヨネーズ、塩となかなか通なお店で満足でしたが、ごはんは全部食べられませんでした。

 
 
 昼食を取ってから谷中の街の散策です。古い街並みが至る所に見られます。建物フェチにはたまりません。いろんな所に止まってパチリパチリと撮っていきます。

 

 

 しばらく行くと朝倉彫塑館があります。朝倉文夫氏の作品があるというのでここも立ち寄るつもりでいました。ところが、月曜日と金曜日がお休みという何とも変則的なお休みに引っかかり何とお休みということになっていました。いつもこうです。9月に京都の立命館の平和ミュージアムに行った時も休館でした。どうもこういうパターンにはまるようです。



 もう少し歩を進めていくと観音寺の築地塀があります。忠臣蔵ゆかりの地ということになっていますが、あまり興味はないので無視しました。東京にあっては珍しいのかもしれないと思って写真を撮りました。

 

 すぐ隣が歯科医になっていてその玄関先には、植木鉢に花がきれいに咲いていました。そのコントラストが面白くて写真に撮りました。このあたりがいかにも東京的な気がします。

    

     
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銃を持つことも自由?

2007-04-18 23:55:38 | 日記
大変痛ましいニュースが飛びこんできました。一つはアメリカ、もう一つは長崎です。ともに銃による暴力です。

長崎市伊藤一長市長は選挙中だったようで政治的なテロかと思いましたが、暴力団幹部による個人的恨みだったようです。自分の私利私欲のために相手の生命を何とも思わずに銃を持ち出すあたりは、考えも及びません。長崎は以前にも市長が銃で撃たれる事件があり、市民に与える影響も大きいと思います。

 伊藤一長氏は、自民党の市長でありながら、核兵器廃絶のために尽力された方のようです。生まれが、山口県の長門市の通地区だそうで、金子みすゞさんと同じ所だそうです。惜しい人をなくしたものです。

 アメリカの銃の乱射事件は、ニュースの伝えるところでは、無差別殺人の様相を呈してきたようです。アメリカ国籍の韓国人ということだし、残されたメモを見る限りでは、人種差別の問題を感じさせるような状況になっています。

 それにしてもアメリカの銃社会はどうなんでしょうか?マイケルムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」の例を引き合いに出すまでもなく、アメリカ国内でも話題になりながら、規制は進まないようです。テレビニュースの学生のコメントでも、「自由を優先すれば、安全が脅かされ、安全を優先すれば自由が規制される」と言ったような声が聞かれました。アメリカの人たちの自由の概念と私たち日本人の自由の概念はどこか違っているようです。

 銃を持つことが自由という概念は理解できません。目的があって自由は保障されるべきもののような気がします。殺戮のための自由は決して認められるべきではないと思います。

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由宇温泉に行きました。

2007-04-17 11:29:39 | 写真日記
 日曜日に急に温泉に行きたくなりました。最近、腰痛と肩こりに悩まされていたので何とかしたいという思いが強かったのです。遠くまで行く元気はないし…、ただの風呂ではいやだし…そうこう考えながら、今まで行ったことがない由宇温泉(岩国市)に出かけることにしました。山間の道(周東大規模農道)を岩国方面に走ると右側に由宇温泉という看板が出てきます。川沿いの狭い道を走っていくと由宇温泉の建物が見えてきます。

由宇温泉については由宇温泉のHPから引用させてもらいます。http://onsen.yuukenzai.com/index.php

「由宇温泉の一番の自慢は温泉です。
透明無臭の清らな湯には様々な効能があり、湯治のお客様が毎日のようにご入浴されます。ゆったりした湯船、ジャグジーでリラックスして、露天で自然を眺める。身も心も健やかになる温泉です。」

 湯船の外には川があり、山が見えています。川には鯉のぼりならぬこいのぶら下がりがかかっています。川や山が見えるというのはなかなかいいものです。料金は大人800円です。少し高めの料金かな?という感じがしました。風呂は、女性と男性が日によって変わるのかもしれませんが、この日入った男性風呂にはジャグジーのコーナーもあり、立ち湯のコーナーの泡噴出は腰に大変気持ちの良いものでした。腰痛の方には少しおすすめかもしれません。

 風呂から上がると2階には休憩室がありますが、1階にはベンチといすとテーブルの席がありましたが、喫煙のコーナーが分離されていないためにあまりいい環境とは言えないようです。

 風呂から出て山沿いに少し車を走らせてみました。何にもないところだったのでそのまま大畠まで走っていきました。いきなり大島大橋が見えてきてなかなかのものでした。山から大島大橋を見下ろす光景は、なかなか興味深いものがありました。

 

 ここまで来て、芝桜がきれいな場所があるという情報を思い出しました。岩国市玖珂町の川沿いの公園と岩国市周東町の川沿いです。ついでだからどちらにも行ってみようと思いました。

玖珂町は桜堤公園の土手に芝桜が一面咲き誇っていました。道路側から見ると逆行になってしまったので、午前中に撮影に行くことをお勧めします。

 

周東町の土手は足下があまり良くない場所で撮影には苦労するかもしれません。

 
 
 
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小首を曲げたチューリップ

2007-04-16 22:14:07 | 写真日記
桜もそろそろ終わり、山にはツツジの紫がちらほら見える季節になりました。今週の土日は珍しく、ポカンと空いていたので花でも撮影に行こうかと考えていました。でも何だかんだでなかなか外出できないまま、時間ばかりが経過してしまいました。こんな時こそ、近場でと思い、山口フラワーランド(柳井市)に出かけました。ここは、昨年できて今ちょうど1周年というところです。
 入場料は500円で料金的にはまあまあというところでしょうか。
 花の写真はそれなりに(それなり…?て)撮れたような気がします。

 

  

 ここの公園の良さは、まず人が少ないこと。次に花までの距離が近いことです。目一杯まで花のそばまでレンズを持っていくことができます。花がたくさん咲いていると、どれにピントを絞って良いのか悩んだり、いらないものまで映り込んでしまって構図が決まらないことが多いのですが、ここではそんな悩みはありません。思い切り近づいて構図を決めることができます。
 後は、センスと、天気と、自分の腕次第というところでしょうか?

 

 庭もきれいな花がいっぱいなのですが、温室の所もなかなか見応えのあるものが多くて、今回はカーネーションがたくさんありました。カーネーションの中にはバラかと思うようなものもあり、なかなかいいものでした。

 

 フラワーランドは今は植え替えの真っ最中ということで、今度の見頃はゴールデンウィークのようです。ここは、開園が10時で閉園が17時ということで開園すぐか、閉園直前が人が少なくてお奨めかもしれません。

 フラワーランドを出たところで奇妙なチューリップを見つけました。片方が壁になっているせいか、太陽をさがして首を大きく傾けているチューリップくんたちです。なかなかいい光景だと思いました。

   
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春の散歩(花巡り)

2007-04-06 21:44:44 | 写真日記
 年度末の学校は殺人的なスケジュールでなかなかブログを更新する余裕がありませんでした。春休みに入ると少しゆとりができるかと思っていたのですが、春休みは、気持ちの切り替えの時期で、今度は別の意味で心のゆとりがありませんでした。

 春の季節は花がいっぱいあるので、特に桜はこの時期限定だしと思うのですが、時間的余裕と天気がうまくかみ合いません。
 少しだけ撮りだめた画像を紹介します。

 上関の方面に向かった時のことです。道路の下の棚田の風景が少しだけ気に入ったので車を停めてパチリ。



 朝、学校に向かう時に少しだけ道草をして、下松市の切戸川の橋に立ち止まってパチリ。ここは休日ともなると、ブルーシートが一面に敷かれ花見の宴が催されるのです。どうもブルーシートと桜の組み合わせが好きになれなくて、早朝に写真を撮りにきました。

 

 

 下松市から鹿野方面に向かうと、ダムがあります。ダムの周辺の桜もきれいなのですが、もう少し上がるとトンネルがあって、そこを超えると、川沿いに菜の花の黄色が目に飛び込む場所があります。お寺の下には畑に菜の花をどーんと植えているところがあります。一面の菜の花は臭いというか香りというかなかなか強烈なものがありますが、とにかくきれいです。

 

 

 桜は青空をバックにしたらきれいな感じがしますね。桜は昨年かなり撮りに行ったので今回はあまり興味がわきません。でもこの土日にはどこかに撮りにいってみようかと思っています。

      
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