とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

思いがけないこと

2011-12-18 14:06:51 | 日記

年末恒例の会議に出席すべく東京に行って来ました。

山口を出る前にすごく寒かったのでその覚悟をしていくと気が抜けるほど暖かでした。新幹線から見る富士山はそれは見事なほどの風景でした。

そう言えば若い頃富士山が車窓からはっきり見えると受験は失敗するという噂があったことを思い出しました。

東京に着いても会議が迫っていたのですぐに会場に入りました。

今回の会場はキリスト教の会館でした。

私はこういう熱心な人たちを見るとちょっと苦手な気がして後ろへ引いてしまいます。

自分に理解できないことがらに関する畏れだと思うのですが、そこは変えることができません。

このブログは新幹線から打っています。

会議が終わって帰りの指定席の列車まで時間があったのですが、今回は早く帰る気になりました。東京駅で並んで待っていましたが2人がけの窓側は空いていません。

2人がけの通路側でもいいかということで「空いてますか❓」と声をかけました。見ると大変若い女性でした。

席に着こうとすると思いがけないことを言われてしまいました。

「私はタバコを吸うので何度か席を立つと思います。良かったら窓際に行かれませんか?」

願ってもないことです。

とってもそんなことを言いそうにない人からの発言だったのでびっくりでした。

それだけの話です。

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ちょっといいことありました

2011-12-02 16:58:11 | 日記

特別支援学校に勤めています。

いろんなことがあって毎日人間関係でつかれています。

でも、今日ちょっとだけ勇気をもらいました。

同僚で一度定年退職をして勤められている人がいます。

この方は私と違い高等部にお勤めです。

しかも、ばりばりの体育の先生です。

昔は高校野球の指導者としてブイブイ言わせていた人のようです。

声も大きく「おらおら…」という感じです。

若い体育教師に対しても体育会系のノリで話しかけられるような人です。

その人が、今朝給湯室で会った時に「あんたー詳しいから聞くんじゃけどのー。Rくんのことなんじゃけど、ほっぺたを叩く自傷行為があるんじゃけど、あれはどうしてか?教えてほしいんじゃけど」

Rくんは小学部時代に担任したことがある子です。とってもナイーブな子なのでこの野球先生のトーンには合わない子です。

「ほめてやろうと思ってもなかなか気持ちが通じないのだ」と言われる野球先生に対して「Rくんは良い子になろうとしていて、うまくできるかできないかそこで揺れているんじゃないですか?」

「大きな声がいつ出るかわからなくて、安心できていないかもしれませんね」といろいろ返してあげました。

野球先生は「大きい声を出している気はないんじゃけど、気がついたら大きくなってるんじゃろうの…」といろいろ考えている様子が見られました。

上から褒めるのではなくて、認めてあげるトーンで評価しましょうなどといろいろとアドバイスしました。

この野球先生もRくんを何とかしたいと思っているし、自分も変わろうとしていることが十分伝わってきました。

私も決して若くはありませんが、私にとって大先輩の教師がアドバイスを求めて話しかけてくるという事実は気持ちのいい出来事でした。

この職場もまんざらじゃない。そんな気にさせられる出来事でした。

 

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