2月5日~6日まで長崎に行って来ました。
例によって旅行ではなくて、障害児教育の研究集会です。
『障害児学校・学級学習交流集会in長崎』という長いタイトルの研究集会です。
時期はちょうど、ランタン祭の真っ最中と言うこともあり、カメラを持って行きました。
山口県からは17名が参加し、私たちは周南市に集合して、6人がM氏の車に乗せてもらって長崎をめざしました。
このM氏とは、飲み過ぎて『ノーパン事件』を起こしてしまった迷コンビなので今回は慎重に行動しました。
男性2人が前に乗り、女性4人が2-2で乗るというパターンです。
見事なほど、3通りの会話が弾んでいました。
まず取りあえずは、壇ノ浦PAで休憩です。
今回はカメラに超広角のズームレンズだけをつけていったので、いつもとは画像が違うと思います。
朝8時に徳山東インターを出て4時間ちょっとで長崎に到着しました。
研究会の会場に向かったのですが、駐車場がないということで、先にホテルに向かうことにしました。
ホテルに荷物を預けて、会場まで歩くことにしました。
私はそこに泊まらなかったのですが、ホテルのすぐ横にカステラの文明堂の総本店がありました。
お腹もすいたと言うことでどこかチャンポンを食べられる所はないかと、会場をめざしながら探していきました。
こういう時に限ってなかなか無いものです。
途中で面白い金物屋さんを見つけてちょっと撮影です。
少し細い通りでやっと見つけました。
見るからに普通の店です。でもけっこう流行っているまさに地元の店です。
みんなが店に入っていく間に、気になる風景を見つけたので、また撮影です。
あえてモノクロで撮影しました。
大好きな昭和の臭いです。
ゆっくりチャンポンを食べていたので、会場に入るとすでに集会は始まっていました。
記念講演は「高校の統廃合と障害児教育」と題して私立高校の校長さんが講演されていました。
発達障害のある生徒さんを受け入れて全校あげて取り組んでおられるそうです。
休憩の間ちょっとだけ気になる風景を撮影に行きました。
長崎は大変坂の多い街です。
墓も坂を利用して作られています。
古い墓もけっこうあって、気になる造りが大変多かったように思います。
面白い表札を見つけました。
墓の向こうに気になる教会が見えてきたので、やっぱり撮影に行きました。
ちょっと歩いていると、また気になる建物がありました。
「岡まさはる記念 長崎平和資料館」です。
何気なく立ち寄った建物だったのですが、非常に重たいテーマの資料館でした。
1995年に設立されたそうです。
設立の趣旨は
「戦争や原爆の悲惨さはいつまでも深く胸に刻み、これを風化させてはなりません。
しかし、悲惨な結果を招いた原因が、残虐の限りをつくした日本のアジア侵略にあったこともしっかりと心に刻む必要があります。
受けた苦しみの深さを知ることが、与えた苦しみの深さも知ることにつながらなければ、平和を築くことはできません。
日本の侵略と戦争の犠牲となった外国の人々は、戦後50年たっても何ら償われることなく見捨てられてきました。
加害の歴史は隠されてきたからです。加害者が被害者にお詫びも償いもしないという無責任な態度ほど国際的な信頼を裏切る行為はありません。
核兵器の使用が正当化されれば再び使用される恐れがあるのと同様に、無責任な態度が許されるのならば、再び戦争が引き起こされる恐れがあります。
この平和資料館は、日本の無責任な現状の告発に生涯を捧げた故岡正治氏の遺志を継ぎ、史実に基づいて日本の加害責任を訴えようと市民の手で設立されました。
政治、社会、文化の担い手は、たとえ小さく見えようとも一人ひとりの市民です。
当館を訪れる一人ひとりが、加害の真実を知るとともに被害者の痛みに思いを馳せ、一日も早い戦後補償の実現と非戦の誓いのために献身されることを願ってやみません。」
というものです。
朝鮮人被爆者コ-ナ-、「飯場」コ-ナ-(強制連行・強制労働)、日本の侵略・朝鮮編、日本の侵略・中国編、「大東亜共栄圏」の真実コ-ナ-、
皇民化・皇国臣民化教育コ-ナ-、中国人強制連行コ-ナ-、端島コ-ナ-、「慰安婦」問題コ-ナ-、南京大虐殺コ-ナ-、戦後補償コ-ナ-、岡まさはるコ-ナ-などの展示があります。
ついつい展示に夢中になって、講演にまたまた遅刻してしまいました。