「僕の歩く道」第4回の感想
今回のキーワードはキーパーソンをどう考えるかということがあげられます。輝明にとって、はがきをずっと出し続けている都古は、特別な存在です。動物園での様々な問題も都古を通して解決することが多いのです。それは社会とのつなぎ役であったり、動物園の仕事へのジョブコーチ的な存在だったりします。そういう意味では都古はまさにキーパーソンとしての位置づけになっています。今回は、その都古が突然の熱を出したり、恋人との展開が輝明の更なる自立への予感を感じさせます。
初給料をもらった輝明は、都古へのはがき代。昼食とジュース代を封筒に入れて小遣い帳に記帳します。欲しいものがあるか聞いてくる母親に部屋から自転車競技のカタログを持ってきます。なぞのライダーが乗っているのと同じ60万円のロードバイクをほしいと告げます。「欲しいものがあるか?」の問いに対して、すぐに反応するところが少し気になります。
すぐに買わないことも理解できて、毎月5万円積み立てて1年後に買うことにすることも理解できていることに若干の矛盾を感じました。その他の行動と1年後の見通しがわかるということに矛盾を感じました。
幸太郎はおこづかいから毎月300円ずつ返すことにし、輝明のおこづかい帳には「つみたて 300」と書き加えらます。ここらへんは見ている人の心をくすぐるおかずかもしれません。
輝明は、恋愛ドラマを観て泣いているりなを見るけど、特に何も感じる様子はありません。「お風呂に入ります」「お風呂音戸は39度」と言って次の行動に切り換えます。
輝明には、やきいもを買うなら自分の分だけ、ベンチに座るのも自分の場所だけ落ち葉を掃除するといった、相手の気持ちを理解することが難しいことを説明的に描いています。「心の理論」を具体的に描いているけど、少し説明不足かもしれないと思いました。
11時に帰ると言っていた三浦が入園客の案内で遅くなって、輝明の落ち着きがなくなってしまいます。都古によると「仕事がなく暇な時間が長くなったことによる不安が原因だった」と説明されます。
でも、この場面はスケジュールの変更が原因だと考えます。画面で見る限りはこの動物園は、スケジュールがあまりはっきりしていないのではないかと思えます。輝明にすれば、三浦の指示待ちがかなり多いのではないかと思われます。そのことは、かなり輝明のストレスになっているのではないかと思います。
ベテラン飼育員の古賀から「動物園の仕事に慣れた?」と聞かれてそのまま「動物園の仕事に慣れた?」と答えます。母親と古賀とでは緊張の度合いが違うということかもしれませんが、「欲しいものはある?」と聞かれてすぐに答える場面と、少し違いすぎるのではないかと思いました。
翌日、帰り道にやきいもを食べる輝明と都古の上に、ポツポツと雨が降り出します。鳴り続ける携帯電話にも出ず、都古は雨に打たれながら泣き出します。雨と涙という組み合わせが、りなの見ていたドラマとかぶったのか、都古の涙を理解したのか、輝明はそっと自分の傘に都古を入れてやります。“エンディングのちょっといい話”のコーナーなのですが、ここらへんは、なかなか理解しにくいところです。
今回のキーワードはキーパーソンをどう考えるかということがあげられます。輝明にとって、はがきをずっと出し続けている都古は、特別な存在です。動物園での様々な問題も都古を通して解決することが多いのです。それは社会とのつなぎ役であったり、動物園の仕事へのジョブコーチ的な存在だったりします。そういう意味では都古はまさにキーパーソンとしての位置づけになっています。今回は、その都古が突然の熱を出したり、恋人との展開が輝明の更なる自立への予感を感じさせます。
初給料をもらった輝明は、都古へのはがき代。昼食とジュース代を封筒に入れて小遣い帳に記帳します。欲しいものがあるか聞いてくる母親に部屋から自転車競技のカタログを持ってきます。なぞのライダーが乗っているのと同じ60万円のロードバイクをほしいと告げます。「欲しいものがあるか?」の問いに対して、すぐに反応するところが少し気になります。
すぐに買わないことも理解できて、毎月5万円積み立てて1年後に買うことにすることも理解できていることに若干の矛盾を感じました。その他の行動と1年後の見通しがわかるということに矛盾を感じました。
幸太郎はおこづかいから毎月300円ずつ返すことにし、輝明のおこづかい帳には「つみたて 300」と書き加えらます。ここらへんは見ている人の心をくすぐるおかずかもしれません。
輝明は、恋愛ドラマを観て泣いているりなを見るけど、特に何も感じる様子はありません。「お風呂に入ります」「お風呂音戸は39度」と言って次の行動に切り換えます。
輝明には、やきいもを買うなら自分の分だけ、ベンチに座るのも自分の場所だけ落ち葉を掃除するといった、相手の気持ちを理解することが難しいことを説明的に描いています。「心の理論」を具体的に描いているけど、少し説明不足かもしれないと思いました。
11時に帰ると言っていた三浦が入園客の案内で遅くなって、輝明の落ち着きがなくなってしまいます。都古によると「仕事がなく暇な時間が長くなったことによる不安が原因だった」と説明されます。
でも、この場面はスケジュールの変更が原因だと考えます。画面で見る限りはこの動物園は、スケジュールがあまりはっきりしていないのではないかと思えます。輝明にすれば、三浦の指示待ちがかなり多いのではないかと思われます。そのことは、かなり輝明のストレスになっているのではないかと思います。
ベテラン飼育員の古賀から「動物園の仕事に慣れた?」と聞かれてそのまま「動物園の仕事に慣れた?」と答えます。母親と古賀とでは緊張の度合いが違うということかもしれませんが、「欲しいものはある?」と聞かれてすぐに答える場面と、少し違いすぎるのではないかと思いました。
翌日、帰り道にやきいもを食べる輝明と都古の上に、ポツポツと雨が降り出します。鳴り続ける携帯電話にも出ず、都古は雨に打たれながら泣き出します。雨と涙という組み合わせが、りなの見ていたドラマとかぶったのか、都古の涙を理解したのか、輝明はそっと自分の傘に都古を入れてやります。“エンディングのちょっといい話”のコーナーなのですが、ここらへんは、なかなか理解しにくいところです。
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