とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

金山総合駅周辺~(名古屋)

2012-08-30 23:41:45 | 写真日記

夏休みにあちらこちら出かけていて(もちろん仕事)明日から埼玉に行きます。

そこで、夏休みの情報は全て公開してしまえということにしました。

そこで、ちょっと遅れた情報だけど8月4日(土)~5日(日)に行った名古屋の金山総合駅周辺の画像を紹介します。

前に紹介した犬山と同じ日程の時です。

研究会の会場がこの金山周辺にあり、夜にこの駅前のホテルで夕食交流会があったので、少し早くついて散策していました。

私は大学が名古屋だったので、この金山には何度か行ったことがあります。

でも、そのほとんど、もしかしたら全部かもしれませんが、駅前でビラを撒いていたように思います。

あまりいい思い出はありません。当時は金山は乗降客は多かったけど大きな田舎だったように思います。

今はきれいな大きな建物になり、昔の面影はありません。

駅前には様々な露店があり、パフォーマンスを見せる人たちがたくさんいます。

一番華やかだったのはフォルクローレのトリオです。見事な演奏をしていました。

なつかしい音色に思わず立ち止まって聞き惚れていました。

 

でも、私が本当に立ち止まってしまったのは、路上で絵を描きながら販売をしている人をみた時です。

その出で立ちといい、醸し出す雰囲気といい、映画の一コマです。

描いている絵も何とも個性的で、簡単に言えば楳図かずお的ワールドなのです。

こういう方にはぜひ映画に出演していただきたいと思いました。

 

他にもマジックショーあり、ハンドメイドの販売ありと、若者のパフォーマンスの場所になっていることがよくわかります。

 

それでも、伝統的なお菓子も売っていてやっぱり名古屋だ!と思えるのがいいとこです。

会場であるホテルは、複合施設になっていて美術館も一緒になっています。

美術館にはもう時間が合わないで入れなかったのが少し残念でした。

 

 

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鉄人28号はすごい!

2012-08-29 22:02:14 | 写真日記

教育のつどいの分科会も無事終了しました。最後の討論では発言に立ち、責任を果たしたかな?と思いました。

予定通り終わりましたが、ちょっと余裕をかましていて新幹線を6時半頃のさくらにしていました。

広島で乗り換えずに徳山に到着するには、この便しかなかったのです。

少し余裕があるので、清盛つながりにするか、美術館めぐりかいろいろ考えたあげく、鉄人28号を見にいくことにしました。

鉄人28号は、何と1956年に月刊『少年』(光文社)の別冊付録として世に出たのです。

つまり私の生まれた年に世に出たのです。同い年ということになります。

その後、ずっと月刊『少年』の別冊として出されていきます。

テレビドラマとしても実写版でモノクロで放映されていました。1960年のことです。

私の家は貧しかったけど、近くに親が獣医をしている友だちがいて、その家には早くからテレビがあり、

3つ違いの兄がいて月刊『少年』を毎月取っていたので、幼稚園の頃から見せてもらっていました。

当時は私たちの間では鉄腕アトムより人気があったように思います。

テレビドラマの歌詞がなかなか斬新で子ども心をくすぐりました。

1 ビルのまちに ガオー

夜のハイウエーに ガオー

ダダダダ ダーンと たまがくる

ババババ バーンと はれつする

ビューンと 飛んでく 鉄人28号

2 あるときは 正義の味方

あるときは 悪魔のてさき

いいも わるいいも リモコンしだい

鉄人! 鉄人! どこへゆく

ビューンと 飛んでく 鉄人28号

3 ビルのまちに ガオー

夜のハイウエーに ガオー

ダダダダ ダーンと たまがくる

ババババ バーンと はれつする

ビューンと 飛んでく 鉄人28号

4 手をにぎれ 正義の味方

たたきつぶせ 悪魔のてさき

敵にわたすな 大事なリモコン

鉄人! 鉄人! はやくゆけ

ビューンと 飛んでく 鉄人28号

2番が特に気にいっていて、「ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先、良いも悪いもリモコン次第」

子ども心にFITしました。正太郎少年が持っているリモコン(レバーは2本しかない)次第でどうにでもなる巨大ロボットです。

いつも正義の味方ではないということを正直に語っているところがグッときました。(子どもの頃からちょっと変…)

ということでやっぱり巨大な鉄人がいるという新長田駅周辺に行くことにしました。

元町まで歩いてJRに乗って新長田に降りたものの「どこにあるの?」

うろうろしていると…「ありましたーーーーー!」

何と巨大!こんなものつくるの?いくら横山光輝先生のなじみの場所とは言え…

 

  

あまりの大きさに圧倒されながら、それでもこれは撮らなくては!と撮影しまくっていました。

正面からのショットはもろに逆光になります。レンズの口径が大きいためにハレーションがおきてしまいます。

何枚も撮ってから、復興した新長田の商店街を歩いてみることにしました。

 

 

鉄人をしっかり売り物にして商売をしているところが、さすがです。

それにしても『鉄人ハンバーグ』というのはどんなハンバーグなんでしょうか?

沖縄の専門店がありました。何で神戸に沖縄?と思いながら店の中に入ってみました。

 

鉄人ビアガーデンも楽しそうでしたが、金曜と土曜だけの開催ということで、この日は日曜日だったので残念です。

いろいろめぐってから、こてこてのお好み焼き屋さんに入りました。

お好み焼きと生ビールを堪能して、再び鉄人28号のもとに行きました。

光線の具合がずいぶん変わっていてドラマ仕立ての鉄人28号が撮影できました。

  

「どんだけ撮るねん?」と突っ込まれそうな勢いで撮影していました。

女性がスマートフォンで撮影していたので後ろからパチリ。

スマートフォンに映る鉄人に気づきましたか?

 

いやー鉄人28号に再会する旅はとても良かった。

子どもの頃の忌まわしい記憶がすべて蘇ってきました。

それはそれで自虐的な喜びでもあるのです。

 

 

 

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北野異人館散策3

2012-08-28 09:52:14 | 写真日記

1番上まで登り切って、チケット売り場まで帰ってきました。

9時少し前です。

取りあえず英国館に入ります。もちろん入館者本日第1号です。

入るとすぐにクラシックカーが目につきます。

この時代の車は風格があります。

入り口にはハリーポッターぽい制服がかけてあります。

「ご自由にどうぞ」的なものかもしれません。

建物は何ともヨーロッパ的な建物で、シックですてきです。

中に入ると調度品もすごいのですが、バーラウンジが何ともいい感じです。

ここで飲めるようです。でもまだ朝9時ですから…。

アンティーク家具には興味はありませんが、見ているとなかなかいいものだということはわかります。

大切に使われてきたんだろうと思います。

 

シャーロックホームズも売り物の一つで、コナンドイルの部屋を再現している部屋もあります。

 

 

 

続いて急いで隣の欧州長屋に行きました。ここはフランスの館のようです。

建物よりも中にある調度品がすごいのが特徴のようです。

 

ルイヴィトンのクラシックバッグもありました。

このブランドも興味はないのですが、古いものに味わいがあります。

仕事机もなかなかきらきらと贅沢なムードがただよっています。

 

  

続いてまたまた急いで旧ペルー館に向かいます。

ペルーと言えばかつての海運国です。

神戸とは海運つながりなのかもしれません。

素朴で質素だけど、味わいのある建物でした。

  

 

そそくさと三つの建物を散策して、三宮駅方面へと向かいました。

到着したのは、まだまだ余裕の時間で間に合いました。

何食わぬ顔で分科会の司会者の席について分科会の協議を始めました。

 

 

 

 

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北野異人館2

2012-08-27 21:41:58 | 写真日記

教育のつどい一日目を何とか終え、県内の交流会も何とか盛り上げてホテルに帰ってきました。

2日目は10時からということで朝少し余裕があります。

ホテルの朝食をさっさと済ませ、分科会の用意をして、再び北野異人館方面に向かいました。

割引券販売所に立ち寄り、短時間で回れるお勧めを聞くと、何と異人館はどこも有料でしかも9時からでないと開門してくれないとのことでした。

地下鉄で次の駅とは言え、分科会の司会と言うことで絶対遅刻することはできません。

逆算しても9時半までしか見ることができません。

チケット売り場の人に勧められたその周辺の3館共通券だけ購入して見ることにしました。

それにしても9時まではまだ時間があるので取りあえず、「門の外からでも撮影したろう」ということで北へ北へと登って行きました。

登る途中も何気ない風景がいい感じです。

 

うろこの家は、最初に公開された異人館で、国指定登録文化財だそうです。

外国人向けの高級借家として建てられたそうです。

建物の外壁と多い天然石のスレートが魚のうろこに似ているところから“うろこの家”の愛称が生まれ、親しまれているそうです。

高い塀で囲まれていて家そのものは見ることができません。

何とか塔の部分だけでも撮影しました。

続いて山手八番館です。ここも中に入ると魅力がたくさんあるそうですが…

 

続いて風見鶏の館です。風見鶏はこの町のシンボルみたいになっています。

  

この館の前は広場になっていて、広場を囲むようにミュージシャンの像がありました。

何ともいい感じなので全部撮影してきました。

彫刻家で写真家でもある、黒川晃彦氏の作品だそうです。

  

 

北野広場の横は萌黄の館です。国の重要文化財に指定されているそうです。

 

お金を払わないで外からの撮影には限界があります。

次回は駆け足で廻った英国館と洋館長屋と旧パナマ館の内外を紹介します。

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神戸(北野異人館)

2012-08-27 00:27:42 | 写真日記

8月17日(金)~8月19日(日)まで神戸で開催された教育のつどいに参加しました。

10:00から会議があったのですが、新幹線が少し早く着いたので会場近くの三宮駅界隈をちょっとだけ散歩することにしました。

朝とは言え、とても暑い日で散歩という雰囲気はありません。

取りあえず北野異人館方面に向かい、タイムリミットになったら会場に向かうことにしました。

北野異人館に向かうと予想通り全部坂道です。

歩いていると「あれー!」と声を挙げてしまいました。

映画「ふたたび」で観たことのある光景です。JAZZ CLUB「SONE」は実在しているクラブだったのです。

新鮮な驚きでした。映画の中ではこの店のオーナーは渡辺貞夫がやっていました。

私のブログでも紹介しています。興味があればみてください。

午後からライブをやっていると書いてありました。行ってみたいけどまだ9時前です。

遊びに来たのでもないしね。

http://blog.goo.ne.jp/dylan12283199/e/c351675e734243add14d9a0d1c2e924a

 

全国チェーンのコーヒーショップまでおしゃれな建物になっているのが神戸です。

オープンカフェでコーヒーを飲めばそれだけでおしゃれです。

でっかい荷物を提げた50男にはちょっと似合わない…。

 

北野坂をドンドン上がっていくとおしゃれな建物がどんどん出てきます。

 

 

このあたりで時間が気になり始めたので会場に向かうことにしました。

続きは次の日にまた攻めてみようと思いました。

 

 

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映画「あなたへ」を観てきました

2012-08-25 21:25:30 | 映画

映画「あなたへ」を観てきました。

2012年8月25日封切りということで、封切りの日に観に行くのは久しぶりのことです。

高倉健主演ということもあり、ハートウォームな仕上がりのロードムービーという前宣伝もあってのことです。

映画館に入ると、中年夫婦の数が今までになく多いことに驚きます。

みなさん夫婦愛をもう一度確認するためにご観覧なのかな?と思いました。

本日封切りと言うことであまり踏み込んだことは書けないなと思っています。

ストーリーをごくごくかいつまんで報告すると以下のようになると思います。

富山刑務所に勤めていた一人の男倉島英二(高倉健)が、数日前に最愛の妻(田中裕子)を癌で亡くします。

妻は男に二通の遺言状を託します。

一通は故郷に散骨してほしいことが書いてあり、もう一通は長崎県の平戸にある小さな漁港にある郵便局留となっています。

男は妻と一緒に楽しむはずだったハンドメイドのキャンピングカーで長崎の平戸を目指すことになります。

その旅は、富山から始まり、飛騨高山、京都、大阪、兵庫県朝来市にある天空の城竹田城趾、瀬戸内の光景、

関門海峡を見下ろす火の山、関門大橋を臨む門司港、そして長崎県平戸市まで続きます。

日本のきれいな情景をバックに様々な人物と出会っていきます。

同じくキャンピングカーで旅をしている曰く付きの杉野(ビートたけし)

各地を転々としながらイカ飯の実演販売をしている田宮(草剛)と南原(佐藤浩市)らと出合い、彼らの心の光と影に触れていきます。

そして、目的地について…ということになるかと思います。

感想的なことを言うと評価ということになってこれから観る人の妨害になるかもしれないので気をつけながら少しだけ語ります。

まず、第一印象は「高倉健さん年取ったな…」という印象です。御年80歳だから無理もありません。

同僚で家族付き合いをしている長塚京三さんと並ぶシーンでは、立っているだけの姿勢だけで14歳違いは否めないものがあります。

全体的に静的な映画なのですが、高倉健さんの動きが抑え気味で、

病気がちだった渥美清さんを思いやった往年の寅さんシリーズを思わせるような撮り方になっているのが気がかりでした。

そうは言っても高倉健さんよりさらに6歳上の大滝秀治さんがシャキッとされている姿は感動ものです。

原作では、たくさんの登場人物の隠れたエピソードがたくさん語られていて、

その人たちの人生を映画の中で描こうとするのは難しく、見ている側に想像させて語らせるような手法になっていると思われます。

私個人的にはイカ飯の実演販売をしている田宮の人生をもう少し観たかったように思います。

この人だけで映画ができそうな気がしました。

もう一つ漁港・薄香の町を歩いている時に偶然に見つけた写真館のシーンが好きです。

種田山頭火の句集が良い味をだしています。

言い忘れました。田中裕子演じる洋子は童謡歌手という設定で彼女が歌う宮沢賢治の「星めぐりの歌」も印象的です。

後日、もう一度細かい感想を提出します。(本当は言いたいことがいっぱいあります。)

 

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