長谷駅で途中下車することにしました。藤沢方向に向かう時にたくさんの人たちが降りたからです。そういえば長谷寺というのがあったな…程度の感覚です。長谷駅で降りて、人の波にそのまま乗っかって移動しました。新しい店と古い店が同居しているような不思議な街です。お寺に向かう道すがら古い旅館や、一刀彫りの店が軒を連ねて、やっぱり信仰の町だということが伝わってきます。
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長谷寺へはすぐに着きました。長谷寺と聞くと奈良の桜井市の長谷寺のイメージが強いのですが、こちらのお寺はどんなのかちょっと興味がわいていました。 長谷寺の入り口はちょっときつい石段になっています。上からおばあちゃんが手すりにつかまりながら降りてきます。「そうまでして行きたくなるようなお寺なんだ」とますます期待はふくらみます。
入館料を払って中に入りました。線香の香りがプーンと臭ってきます。でも肝心の建物はとても新しくて、質実剛健な鎌倉建築を想像していたのとはほど遠いイメージでした。勝手に思い描いて方の責任なのですが…。
本堂の中には十一面観世音菩薩像がありました。長谷寺の観音像は、右手に錫杖(しゃくじょう:つえのこと)を持っています。普通はあまり持っている像はないと思います。そういう意味からはお地蔵様の特徴も併せ持っているのかもしれません。
長谷寺は花の寺としても有名らしいのですが、一番寒い時に行ったのでは、花の風景はほとんどありません。唯一、蝋梅と白梅が咲いている程度でした。それでも一応撮影はしておきました。
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高台にあるので本当なら三浦半島や、逗子の方まで見渡せるのでしょうが、関西は大雪という天候でしたから、ほとんど何も見えない状況でした。
帰り際にお地蔵様の大群を見つけました。
地蔵信仰が厚い感じでした。幼くして亡くなった子どもや、妊娠中に亡くした子どもの供養は、自分には経験がないけど何かぐさりとくるものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ae/67848ae9179404ca274987d67c415b85.jpg)
「もういいか」という半分がっかりした気持ちを引きずりながら、ここまで来たのだから鎌倉大仏でも見てくるか…という気分で出かけました。大仏のある高台寺までの道のりにはたくさんの観光客があふれていました。
鎌倉を代表する名所となっている長谷の高徳院の本尊である大仏は、説によると鎌倉幕府第三代執権・北条泰時の晩年になってから作り始めたそうです。5年の歳月を使って完成した時には泰時はすでに亡くなっていたそうです。しかもこの時、建立した大仏は木造だったそうです。
そして4年後この大仏が暴風雨の為に倒壊したので、あらためて金剛の大仏が造営されたそうです。大仏殿は2度の台風でで倒壊。更に大津波で押し流され、以来、現在の様な露座の大仏となってしまったそうです。けっこう災難続きの大仏さまです。本尊の大仏は阿弥陀如来の形になっています。鎌倉では数少ない国宝でもあります。
鎌倉大仏は、一度来たことがあるようなのですが、(実は30数年前の修学旅行で一度来た)ほとんど覚えていません。修学旅行は、友と一緒に過ごしたことだけしか覚えていません。「誰かと誰かが二人で話をしていた…」そんな噂だけが飛び交っていたような…。
でも、改めて見るとこれが何とも見事なお姿なのです。こんな整った仏像だったのかと今までの無知を少し恥じました。仏像の周辺では携帯でパチリパチリと撮影する人たちであふれかえっています。外国の方もずいぶん目立ちました。逗子が近いせいかなと岩国周辺に住んでいる人間としては感じてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/45/196b873e19d4bce071c2dc3646e71cce.jpg)
大仏周辺から角度を変えて撮影してみました。少しの角度の変化でずいぶん違って見えるものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/1f/d5ccc1ff16a840711e2a1183bdf7a047.jpg)
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長谷寺へはすぐに着きました。長谷寺と聞くと奈良の桜井市の長谷寺のイメージが強いのですが、こちらのお寺はどんなのかちょっと興味がわいていました。 長谷寺の入り口はちょっときつい石段になっています。上からおばあちゃんが手すりにつかまりながら降りてきます。「そうまでして行きたくなるようなお寺なんだ」とますます期待はふくらみます。
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入館料を払って中に入りました。線香の香りがプーンと臭ってきます。でも肝心の建物はとても新しくて、質実剛健な鎌倉建築を想像していたのとはほど遠いイメージでした。勝手に思い描いて方の責任なのですが…。
本堂の中には十一面観世音菩薩像がありました。長谷寺の観音像は、右手に錫杖(しゃくじょう:つえのこと)を持っています。普通はあまり持っている像はないと思います。そういう意味からはお地蔵様の特徴も併せ持っているのかもしれません。
長谷寺は花の寺としても有名らしいのですが、一番寒い時に行ったのでは、花の風景はほとんどありません。唯一、蝋梅と白梅が咲いている程度でした。それでも一応撮影はしておきました。
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高台にあるので本当なら三浦半島や、逗子の方まで見渡せるのでしょうが、関西は大雪という天候でしたから、ほとんど何も見えない状況でした。
帰り際にお地蔵様の大群を見つけました。
地蔵信仰が厚い感じでした。幼くして亡くなった子どもや、妊娠中に亡くした子どもの供養は、自分には経験がないけど何かぐさりとくるものがあります。
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「もういいか」という半分がっかりした気持ちを引きずりながら、ここまで来たのだから鎌倉大仏でも見てくるか…という気分で出かけました。大仏のある高台寺までの道のりにはたくさんの観光客があふれていました。
鎌倉を代表する名所となっている長谷の高徳院の本尊である大仏は、説によると鎌倉幕府第三代執権・北条泰時の晩年になってから作り始めたそうです。5年の歳月を使って完成した時には泰時はすでに亡くなっていたそうです。しかもこの時、建立した大仏は木造だったそうです。
そして4年後この大仏が暴風雨の為に倒壊したので、あらためて金剛の大仏が造営されたそうです。大仏殿は2度の台風でで倒壊。更に大津波で押し流され、以来、現在の様な露座の大仏となってしまったそうです。けっこう災難続きの大仏さまです。本尊の大仏は阿弥陀如来の形になっています。鎌倉では数少ない国宝でもあります。
鎌倉大仏は、一度来たことがあるようなのですが、(実は30数年前の修学旅行で一度来た)ほとんど覚えていません。修学旅行は、友と一緒に過ごしたことだけしか覚えていません。「誰かと誰かが二人で話をしていた…」そんな噂だけが飛び交っていたような…。
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でも、改めて見るとこれが何とも見事なお姿なのです。こんな整った仏像だったのかと今までの無知を少し恥じました。仏像の周辺では携帯でパチリパチリと撮影する人たちであふれかえっています。外国の方もずいぶん目立ちました。逗子が近いせいかなと岩国周辺に住んでいる人間としては感じてしまいます。
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大仏周辺から角度を変えて撮影してみました。少しの角度の変化でずいぶん違って見えるものです。
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