DVD「全然大丈夫」を観ました。
私はこのテの映画が大好きです。ずばり直球ど真ん中です。
監督は大人計画の藤田容介で、実質メジャー初デビューになります。
キャストは 荒川良々
木村佳乃
岡田義徳
田中直樹
きたろう
伊勢志摩
村杉蝉之介
蟹江敬三 等々です。
荒川良々も長編映画初主演映画になります。
私はこの荒川良々もぴったし直球なのです。
「ロボコン」の時に、ロボット部のキャプテン役で出ていたし、「ピンポン」の時もキャプテン役で出ていました。
その頃からずっと画面の中に出てくるとぼけた顔から目が離せなくなるのです。
イオングループのCMでも、カロリーメイトのCMでも絶対的な存在感を持っていると思います。
植木職人の見習いをする照男はホラーが大好きで、実家の古本屋で幼馴染の久信と友達を脅かしたりしてブラブラ暮らしている。
久信は清掃会社に勤めるまじめなサラリーマン、その会社の求人にあかりという女性が応募してくるが…という話の展開なのです。
この映画のキャッチコピーは「憩いまくりたい人に贈る恋のユル騒ぎムービー 勝たないでシアワサセになる方法教えます」だそうです。
確かに全体的にほのぼのとした脱力系の映画だとも言えるのですが、映画のいろんな場面に散りばめられたこだわりが何とも気になってしまいます。
荒川演じる照男の部屋にはこれでもかと思うほど、気持ちの悪いキャラクターのフィギュアが並べられています。
その顔が全部荒川良々なのです。素材は塩ビだと思うのですが、たかがセットにそこまでこだわるのが半端じゃないと思います。
木村佳乃演じるあかりの鈍臭さは半端じゃない。ティッシュの箱を開けることができない。一眼レフのカメラのシャッターが切れない。バイトの面接には鼻血をだしたまま出かける。
相当なデフォルメがしてあるものの、こんな人もいるだろうなと思わせるキャラです。
岡田義徳演じる久信はお人好しのまじめなサラリーマンを演じている。
このキャラがあって始めて落ち着いて映画が観られるという存在でもあります。
でも、照男たちに付き合える変な性格も持ち合わせています。
しつこいほどの笑いどころはたくさんあるのですが、おかずに思えるほどの位置づけなっていると思います。
ホームレスのアーティストが作るオブジェも、あかりのこだわりに近い原色のクレパス画も、父親からの葉書も何ともいい笑いを作っている。
でも、この映画の本当の意図はちょっと社会からはみ出してしまう「負け組」たちへの惜しみないあいなのかもしれないと思います。
まさに愛に充ち満ちた映画だと思います。
見終わった時に、妙な幸福感を味わえるそんな映画です。
もう一つの楽しみは、父親役の蟹江敬三が家出をして、知り合った眼鏡の女性。
非常のエキセントリックな女性なのですが、この人は誰でしょう?
という楽しみ方もあります。
私はこのテの映画が大好きです。ずばり直球ど真ん中です。
監督は大人計画の藤田容介で、実質メジャー初デビューになります。
キャストは 荒川良々
木村佳乃
岡田義徳
田中直樹
きたろう
伊勢志摩
村杉蝉之介
蟹江敬三 等々です。
荒川良々も長編映画初主演映画になります。
私はこの荒川良々もぴったし直球なのです。
「ロボコン」の時に、ロボット部のキャプテン役で出ていたし、「ピンポン」の時もキャプテン役で出ていました。
その頃からずっと画面の中に出てくるとぼけた顔から目が離せなくなるのです。
イオングループのCMでも、カロリーメイトのCMでも絶対的な存在感を持っていると思います。
植木職人の見習いをする照男はホラーが大好きで、実家の古本屋で幼馴染の久信と友達を脅かしたりしてブラブラ暮らしている。
久信は清掃会社に勤めるまじめなサラリーマン、その会社の求人にあかりという女性が応募してくるが…という話の展開なのです。
この映画のキャッチコピーは「憩いまくりたい人に贈る恋のユル騒ぎムービー 勝たないでシアワサセになる方法教えます」だそうです。
確かに全体的にほのぼのとした脱力系の映画だとも言えるのですが、映画のいろんな場面に散りばめられたこだわりが何とも気になってしまいます。
荒川演じる照男の部屋にはこれでもかと思うほど、気持ちの悪いキャラクターのフィギュアが並べられています。
その顔が全部荒川良々なのです。素材は塩ビだと思うのですが、たかがセットにそこまでこだわるのが半端じゃないと思います。
木村佳乃演じるあかりの鈍臭さは半端じゃない。ティッシュの箱を開けることができない。一眼レフのカメラのシャッターが切れない。バイトの面接には鼻血をだしたまま出かける。
相当なデフォルメがしてあるものの、こんな人もいるだろうなと思わせるキャラです。
岡田義徳演じる久信はお人好しのまじめなサラリーマンを演じている。
このキャラがあって始めて落ち着いて映画が観られるという存在でもあります。
でも、照男たちに付き合える変な性格も持ち合わせています。
しつこいほどの笑いどころはたくさんあるのですが、おかずに思えるほどの位置づけなっていると思います。
ホームレスのアーティストが作るオブジェも、あかりのこだわりに近い原色のクレパス画も、父親からの葉書も何ともいい笑いを作っている。
でも、この映画の本当の意図はちょっと社会からはみ出してしまう「負け組」たちへの惜しみないあいなのかもしれないと思います。
まさに愛に充ち満ちた映画だと思います。
見終わった時に、妙な幸福感を味わえるそんな映画です。
もう一つの楽しみは、父親役の蟹江敬三が家出をして、知り合った眼鏡の女性。
非常のエキセントリックな女性なのですが、この人は誰でしょう?
という楽しみ方もあります。