Nゲージ撮り鉄の2番手に選んだのは、JR 87系寝台ディーゼルカー「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」です。
買ったときにはトミックス社しか出ていなかったのですが、Nゲージの二大メーカーKATOからも出るという情報は入っていました。
KATO贔屓ということもあり、KATOの製品を買うのですが、トミックスは初めから室内灯がついているということで、トミックスを選びました。
本来であれば、10両編成なのですが、我が家のジオラマはベニヤ板1枚しかレールが敷いてありません。
仕方なく5両編成の基本セットにしました。
基本セットは先頭と後方のキイテ87以外は3両しかない編成になります。
従って1号車、4号車、5号車、6号車、10号車という奇妙な編成ということになります。
ちなみにですが、(もちろん乗ったことはないし、今後も絶対無理!)
4号車はロイヤルシングルとロイヤルツインで、実際はリビングスペース、専用の洗面台・トイレ・シャワールームにより構成されているそうです。
客室にいながら列車の左右両側を眺望できるレイアウトになっています。
5号車はラウンジカーです。バーカウンターや立て札の茶の卓、ブティックスペースを備え、木を多用し、落ち着いた空間になっているそうです。(よくわからん~)
6号車は食堂車です。実車の車内はオープンキッチンとなっており、車内調理のライブ感を感じ、流れるような景色が堪能できるそうです。
Nゲージでもオープンキッチン部のデザイン壁は見えるように作られています。
先代の「TWILIGHT EXPRESS」を受け継ぎつつも沿線の風景に溶け込むようにグリーンの車体に金のエンブレムとラインを配したそうです。
先頭部には展望デッキがあり、5本のラインからなる流線形形状や丸めのヘッドライト、往年のボンネット型のような高い運転室など、昭和感する感じさせるデザインです。
車内はアールデコ調をベースとして中国地方5県の木材を使用した扉や、各地の伝統工芸品などを配置しているそうです。
私は、JR九州の「台特急七つ星」に始まった「美し日本をホテルが走る」的なコンセプトがあまり好きではなく、JR西日本が2017年に運行を開始したのにもかかわらず、一度も撮影に出かけていません。
山陽側を走るときには家のすぐ近くを通るにもかかわらずです。
しかし、九州にローカル線を撮影に行った帰りに下関駅で偶然。目撃してしまいました。
あまりのデザインの見事さに目を奪われました。
自分が絶対乗れないという恨みはさておいても、自らのコレクションには入れたくなってしまいました。