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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

皿倉山

2008年08月10日 | 北九州
北九州市全域を見渡す標高622メートルの皿倉山。
山頂には、NHK北九州放送局や民放各局の送信アンテナが集中している。


帆柱ケーブルの山麓駅。
山頂駅までは、距離1100メートル、標高差400メートル。


夏休み期間は、スロープカーが半額割引のサービス。
ケーブルカーの山頂駅からは、スロープカーと呼ばれるモノレールに乗り継ぐ。

ケーブルカーは、黄色の「ハルカ号」と青い「カナタ号」の2台。
「遥か 彼方」なんて、ネーミングがおもしろい。

中腹で、その「彼方」号とすれ違う。


急勾配になっている皿倉山の北斜面。ケーブルカーの車窓から八幡方向を望む。


以前はリフトに乗り継いだそうだが、今はスロープカーで誰でも楽々。


展望台の屋上から広がる180度を越える大パノラマ。
この日は視程も良く、東は北九州空港から関門大橋まで一望できた。


洞海湾に架かる若戸大橋やスペースワールド。以前購入を検討していたマンションも見える。


皿倉山には各種登山道が整備されているほか、
辺り一帯は野鳥や植物の宝庫でもあり、自然観察にはもってこいの場所だ。


神功皇后がこの山に登られた折、下山が日暮れにかかって夕闇が深まっていたため、
「更に暮れたり」と言われたとか。
これが由来となって、「更暗山」と呼ばれるようになり、
それが「更倉山」に、更に「皿倉山」と変遷したと伝えられています。
北九州市は、この山からの夜の眺めを「100億ドルの夜景」と銘打っています。
ちょっと大袈裟なような気もしますが、機会があれば日没後に出かけてみたいと思います。
コメント
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