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ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

プルメリア香るハワイ 2025年5月③~ラニカイ・ピルボックストレイル

2025年06月17日 | 海外旅行
天候に恵まれた今年のハワイ。朝、起きた時には路面が濡れているので、夜の間は雨が降っているようなのですが、滞在間を通じて日中はほぼ快晴。初めの1週間、雨が降り続いた去年の5月に比べると、申し訳ないくらいの上天気でした。
さて、滞在4日目はラニカイ・ピルボックストレイルへ。日差しが強くなる前に歩き始められるよう、早めにホテルを出発して東海岸のカイルアに向かいました。カイルアの町に入ったら、ダウントゥアース前のバス停で67番→671番LANIKAI行きに乗継ぎ。写真では左側にダウントゥアース、道路の反対側はカイルア・ショッピングセンターです。


ラニカイ・モニュメントを過ぎて3つ目のバス停、"Aalapapa Dr+Kaelepulu Dr" で下車。バスの進行方向に対して右方向、Kaelepulu Driveを山側に5分ほど歩きます。プルメリアの向こうがこれから登る山の尾根部分(トレイルルート)。円で囲んだのがひとつ目のピルボックスです。


ほどなく現れるミッド・パシフィック・カントリークラブ。よく整備された緑が美しいゴルフ場です。


入口に "WELCOME TO KA'IWA RIDGE" とあるように、「カイヴァ・リッジ」がこのトレイルの正式名称。その傍には、"WARNING! This is not a easy hike. Know your limits. Wear proper footwear. Hike safe. Many rescues occur here. Mahalo!" という警告文。過去に事故も起きていますし、軽易なトレイルと高をくくることなく慎重に登っていきましょう。


スタート後しばらくは急坂が続きます。トレイル全般を通じて、晴天が続くと土がカラカラに乾いて滑りやすいので要注意(特に、下りは滑りやすいです)。


尾根に出ると一気に視界が開け、ラニカイビーチやモクルア・アイランドの美しい景観が目の前に広がります。ここから先、ほとんど日差しを遮るものがないので水分補給は必須。ただ、吹き寄せる貿易風のおかげで、思いのほか涼しく感じられます。


ごつごつした岩場を踏み越えなければならない場所もありますが、トレイルの大半はこんな尾根筋。左側は崖になっているので足を踏み外さないよう、また強い東風にあおられないよう注意しながら登ります。


スタートから約20分、ひとつ目のピルボックスが見えてきました。


ピルボックスの上に立って四周を見渡します。
左手はカイルアビーチから北に弧を描く海岸線。その先は米海兵隊ベースのあるモカプ半島です。


正面には「天国の海」と呼ばれるラニカイビーチ。


ピルボックスの横に咲いていた花。月下美人に似ていますね。


更に先に進むと見えてくる二つ目のピルボックス。視界のよい尾根を辿って5分ほどの距離です。


妻と一緒にピルボックスに上がってひと休み。白い砂浜、エメラルドグリーンの海を眺めていると疲れも吹き飛びます。


ラニカイビーチの前に浮かぶ二つの島、モクルア・アイランズ(MokuLua Islands)。左はモク・ヌイ、右はモク・イキと言い、モク・イキは立入禁止ですが、モク・ヌイの方は上陸OKだそうです。


右手にはワイマナロビーチ。オアフ島最東端のマカプウ岬まで見渡せました。


ピルボックストレイルの後は、住宅街の小道を抜けてラニカイビーチへ。ビーチへの小道は全部で11本ありますが、それぞれ雰囲気が異なるので、いつもとは違う道を通るのもおもしろいものです。中には砂浜がなく、直に海につながる小道も……。広いビーチに繋がっているお勧めの小道は、No.4からNo.7だそうです。


カイルア地区のローカル線、671番でカイルアタウンに戻ります。(行先表示が "LANIKAI" となっていますが、途中で "KAILUA TOWN" に変わります)


この日のランチは、町の入口にあるカラパワイ・カフェ&デリで。カラパワイ・マーケットの系列店だけに、緑色の外壁など外観がよく似ていますね。


隣の女性が食べていた料理が美味しそうだったので、お店の人に「同じものを……」とテーブル指差し注文(笑) スタッフと私たちの会話を聞いた常連さんらしい女性も、「これはお勧め。アボカドをトッピングしてね」とアドバイスをくれました。
後で聞いたところ、料理名は "Baja Style Fish Tacos"。本当に美味しいタコスで、アボカドとの組み合わせもバッチリ。自分たちではメニュー表から見つけられなかったし、ましてやアボカドは別注文だなんてわからないので、同じものを頼んで大正解でした。


もうひとつ、カルアポークや卵、ポテトなどをラップした Breakfast Britto を注文。手に持つとズッシリと重く、ボリュームたっぷりのブリトーでした。


ランチの後は、ヘキリ・ストリートなどカイルアで人気の通りを散策。ハワイらしさを感じる雑貨などをいくつか買って帰りました。


ハワイの5月は花の季節。


名前がわからないものも多いけれど、様々な花々が明るく爽やかに気分を盛り上げてくれます。


ピルボックストレイルとカイルアのタウン散策を堪能したこの日。来たときと同じ67番バスで帰路につきました。


ホテルで休憩してから、カラカウア通り添いのチーズケーキファクトリーへ。この店では初めてのハッピーアワー体験です。


欧米ではテラス席が人気ですが、チーズケーキファクトリーではバーカウンターとその後ろのテーブル席だけがハッピーアワーの対象となります。


妻はノンアルカクテル、私はビール(たしかBIG WAVE)を注文。


「最初はとりあえず……」くらいの軽い気持ちでおつまみ2品を頼んだのですが、そのボリュームがびっくりするくらいすごかった💦 隣の席の女性が、「それって本当に一人前?」と目を丸くしていました(笑)


チーズケーキファクトリーを出ると、ルワーズ通りのビーチウォークで「ク・ハアヘオ」というハワイアンミュージックとフラのショーの真っ最中。しばらくショーを楽しんでからホテルに戻りました。


昨年の5月、私ひとりで登ったラニカイ・ピルボックス。あいにくの曇り空(一時は雨に☔)だった去年と違って、尾根伝いのルートやピルボックスからの素晴らしい景色を今年は夫婦二人で体験できました。
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プルメリア香るハワイ 2025年5月②~ノースショア

2025年06月11日 | 海外旅行
5月のハワイ、2日目はちょっと長めのバス旅。ワイキキからH1・H2経由、オアフ島中央部を北上してノースショアに向かいます。
ドール・プランテーションを過ぎて暫くすると、長い下り坂の向こうに見えてくる青い海。めざすハレイワの町はもうすぐそこです。


North Shore Marketplace の前(Stop2291)で52番バスを下車。ここからアナフル橋付近までの約1kmくらいがタウン散策の中心です。


町の入口はここよりも1㎞くらい手前、スターバックスがある辺り。そこでバスを降りて、ハレイワの町をじっくり見てまわるのもいいですね。ハレイワタウンの中にもいくつかバス停があるので、歩き疲れたらバスで移動することもできます。


駐車場もゆったりとして長閑な雰囲気。ノスタルジックなハレイワの町並みをてくてく歩いて散策します。


行列が絶えないコーヒーギャラリー。天井に張り付けられたコーヒー豆の麻袋がユニークです。


パタゴニア・ハレイワ店。こちらはサーフ関連グッズ専門。この後ろにできた新しいショップで、パタゴニア製品全般を取り扱っていました。


ノースショア・マーケットプレイスの隣にあるCamaron は、ジョバンニ・シュリンプトラックと並ぶガーリックシュリンプの人気店。オーナーは日本人で、クリーミーで濃厚なソースが評判だそうです。この店のガーリックシュリンプも食べてみたかったのですが、この日のランチはアボカドバーガーとフリフリチキンと決めていたので、また次の機会に試してみたいと思います。


という訳で、11時の開店を待ってクア・アイナ KUA’AINAへ。ノースショアでのランチは、結局いつもここになってしまいます。


オープンと同時に入ったので私たちは3番目でしたが、この後どんどんお客さんが増えて店内はほぼ満席になりました。


注文したのは、アボカドバーガー、フレンチフライとコカコーラ。バーガーはもちろん、初めて頼んだフレンチフライも、カリッとして美味しかったです。


続いて、隣の空き地で香ばしい匂いを漂わせるRay'sへ。週末だけオープンするフリフリチキンの人気店です。


30分並んでようやくチキンをゲットしたものの、クア・アイナのフレンチフライが予想以上にボリューミーだったのでお腹いっぱい。持ち帰ることにしました💦


お腹もいっぱいになったので町歩きを再開。
ハレイワの町を縦貫するカメハメハHwy 沿いに、個性的なショップが並んでいます。


Malibu Shirts は、カジュアルながらオシャレな飾りつけが印象的。


地元アーティストの作品を集めたギャラリーが多いのもノースショアの魅力のひとつでしょう。
POLU GALLERY も小さいながら素敵なギャラリーですが、残念なことに5月いっぱいで閉店してしまうとのことでした。


ハワイではやはり、海や渚、虹をテーマにした作品が人気です。


心なしか色づかいやモチーフが、北九州市出身の漫画家わたせせいぞうさんの「ハートカクテル」と似ているような気がしました。


マツモトシェイブアイスなどが入る Haleiwa Store Lots。写真はアイランド・ヴィンテージコーヒー。


SNOOPY'S SURF SHOPにも立ち寄りました。


サーフグッズやTシャツをはじめ、様々なスヌーピーグッズを扱っているので見ていて飽きません。


ハレイワのランドマーク、アナフル橋。昨年5月は工事中でしたが、今はすっかり元どおり。この日は日曜日だったので、子どもたちが橋から川に飛び込んでいるのを期待したのですが、残念ながら飛び込みに興ずる様子は見られませんでした。


SWEET ASというアイスクリーム屋さん前の緑の壁に描かれた「天使の羽」。地元では "Haleiwa Wings" と呼ばれ、恰好のフォトスポットとなっています。


道路を挟んで斜め向かいには、1965年創業の老舗サーフショップ、Surf N Sea(サーフ&シー)。店内にはサーフボードやスイムウェア、Tシャツ、様々なグッズが所狭しと並んでいます。


サーフボードを抱えて道路を渡る "SURFER X-ING" のロゴで知られるSurf N Sea。この日も、サーファーのみならず多くの観光客で混雑していました。


カメハメハHwyをもう少し進むと、右手に見えてくるHaleiwa Beach House。目の前にノースショアの海が広がるビーチフロント+オープンエアの開放的なレストランです。ハワイの素敵な旅情報を発信されている「リゾラバ夫婦のaloha trip」で、その魅力が紹介されていました。時間に余裕がある日は私たちも是非、潮風を感じながらカクテルグラスを傾けてみたいものです。


ビーチハウス近くのバス停から、60番バスでラニアケアビーチへ移動。オアフ島で、ホヌ(ウミガメ)と出会える確率が最も高いと言われるビーチです。


この日も、たくさんの人がホヌが現れるのを待っていました。


これだけ波が荒いと、ホヌだって砂浜に上がるのは難しいのかもしれませんね。


私たちも暫く待ちましたが、諦めて60番バスでハレイワタウンに戻ることにしました。
でも、深い藍色の海が広がるノースショアのビーチを歩けてよかったです。


ハレイワタウンの入口 Weed Circleで52番バスに乗り換えアラモアナセンターへ。
フードランドファームズに立ち寄って、今夜のおつまみを買います。センターステージでは、ちょうどフラショーの真っ最中でした。


Ray'sのフリフリチキン、フードランドで買ってきたアヒポケ2種で夕ごはん。大きなパパイヤがこの日のデザートです。


ボリュームたっぷりのフリフリチキン。ジューシーで香ばしく、いいおつまみになりました。


ビールはコナ・ブリューイングのLong Board。ハワイで過ごす間は、やはりハワイ産のビールが一番美味しく感じられますね。


次回はオアフ島の東海岸、ラニカイ・ピルボックストレイルの様子を紹介したいと思います。
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プルメリア香るハワイ 2025年5月①~ホノルル到着

2025年06月05日 | 海外旅行
風薫る5月、半年ぶりにハワイに行ってきました。
真っ青な空が広がるダニエル K. イノウエ空港。心地よい南国の風が吹き抜けていきます。


雨期が終わりを告げ、プルメリアやハイビスカス、レインボーシャワーツリーなどが街路を彩る季節。


甘く優美な香り。それでいて、柑橘らしい爽やかさが漂うプルメリア。


熱帯や亜熱帯を代表する花、ハイビスカスはハワイの州花。


最初のホテルはシティ・ビュー。
カラカウア通りの向こうにそびえ立つのはリッツカールトン。存在感がありますね~。


椰子の木が立ち並ぶルワーズ通り。遠くに見えるワイキキの海がきれいです。


ハワイ滞在中の体験は改めて記事をアップすることとして、今回はハワイの風景をいくつか紹介したいと思います。


ダイヤモンドヘッドを見ながらワイキキビーチを歩いていると、ハワイに戻ってきた感覚がじわじわ広がってきます。


「ワイキキのファーストレディ」と称されるモアナサーフライダー。
開業は1901年。ワイキキで最も長い歴史を紡ぐこのホテルは、今年で125年を迎えました。


水泳競技で数々の世界新記録を打ち立て、1912年のストックホルム・オリンピックなどで3個の金メダルを獲得。また、サーフィンの魅力を広く世界に普及させた功績から「現代サーフィンの父」とも呼ばれるデューク・カハナモク。社会的・文化的にも大きな影響を与え、アロハ親善大使としてハワイの発展に尽力したデュークは、今なお人々から慕われ、愛情と尊敬を集めています。(私も現役時代、"Duke"というニックネームで呼ばれていたので、ついつい親近感を覚えてしまいます)


デューク像のあるこの周辺が最もワイキキビーチらしい雰囲気かもしれません。


カピオラニ公園から一望するダイヤモンドヘッドの勇姿。


前回と同じくレンタカーは借りず、どこに行くにもThe Busを利用しました。以前に比べて、日本人利用者がずいぶん増えたように感じます。


今回も、虹を何度も見かけました🌈


帰国して1週間。いまだにハワイ気分が続いて日常生活に戻りきれていませんが、早く写真を整理して次回の記事をアップしたいと思います (^^ゞ
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ハワイ滞在記 2024年10月⑨~番外編

2025年01月19日 | 海外旅行
長くなってしまった昨秋のハワイ滞在記ですが、これが最後になります。今回は番外編ということで、滞在中の食事についてまとめてみました。と言っても、ホテルでの自炊やテイクアウトが主体で、ちゃんとしたレストランにはあまり行っていないのですが…… (^^ゞ

まず最初は、ハワイ島からオアフ島に移動した翌日の朝。イリカイホテル最上階(30階)のシーフードレストラン、ぺスカ・ワイキキビーチです。


新鮮な魚介類に定評のあるレストランですが、大きく開口した窓からの眺めも素晴らしかったです。私たちが紅茶を飲んでいると、担当したウェイターさんが広いフロアを案内しながら、窓から見える景色を楽しませてくれました。


妻はエッグベネディクト、私はサーモントーストを注文。


レストラン特製のぺスカ・ベネディクトには、シーフードレストランだけあって新鮮な魚(この日はマヒマヒ)が使われていました。添えられたサラダもフレッシュで美味しかったです。


大きくカットされたノルウェー産のスモークサーモンがたっぷり。甘酢がかかったフレッシュな野菜との相性もよく、これを頼んで大正解でした。


高層階ならではの素晴らしい眺望に加え、ヒルトン滞在者にとっては歩いて5分という好立地。料理もサービスも素晴らしかったぺスカ・ワイキキビーチですが、昨年12月をもって閉店(移転)となったそうです。次のハワイでも是非また行きたいと思っていただけに残念です。

こちらは、ルースズ・クリスと並ぶ人気のステーキハウス、ウルフギャングです。15時から18時半のハッピーアワーを利用して初訪問。お店に着いた時には既に何組か並んでいましたが、運よく一巡目でカウンター席に案内されました。


私は、ビール(1杯目はビッグウェイブ、2杯目はビキニブロンド)とハンバーガースライダーを注文。ハンバーガーは小ぶりながら結構ボリューミー。カリッと揚げたポテトも高ポイントでした。


妻が頼んだのは、グレービーソースがたっぷりかかったミニロコモコとパイナップルジュース。こちらも見た目以上に食べ応えがありました。


ハッピーアワーと言えば、忘れてはいけないのがヤードハウス。提供するビールの豊富さとお得なププ(おつまみ)が人気で、14時から始まるハッピーアワーはいつも大混雑です。私たちは15時過ぎに受付し、待っている間ビーチウォーク周辺を散策。およそ20分後くらいに呼出ベルが鳴りました。


1杯目はホノルル・ビアワークスのCOCOWEIZEN。カカアコにある人気ブリュワリーの小麦を原料としたビールです。副原料にココナッツを使っているせいか、口あたりが軽くほんのり甘みのあるビールでした。ハーフヤードグラスで注文したかったのですが、パイントグラスだけしか提供されていなかったのが残念 (^^ゞ 奥は妻が頼んだジンジャエールです。


新鮮なアヒ(マグロ)たっぷりのポケナチョス。5月に頼んで大好きになったメニューをリピしました。


マルゲリータもハッピーアワープライス。


こってり濃厚なフライドチーズ。これは食べきれず部屋に持ち帰りしました。


2杯目は、ハワイ島コナブリューイングカンパニーのKONA LAVEMAN RED ALEをハーフヤードグラスで。香ばしくて飲みごたえのあるエールビールでした。


夜になっても人が次々に集まってくるヤードハウス。ハワイに来たら一度は寄りたい店です。


こちらは、創業160年の歴史を持つライオンコーヒー。カリヒ地区の倉庫街にある本社工場に併設された直営カフェです。
ここでは毎週火曜と木曜日の午前と午後、工場見学ツアーを行っています。少人数(6名)の予約制なので、私たちは日本からオンラインで申し込んでおきました。


コーヒーの香り漂う店内。カフェの周囲には各種ライオンコーヒーやグッズなどがずらりと並んでいて、いかにも直営店らしい雰囲気。滞在中のコーヒーやお土産などを探すのにも良さそうです。


カフェに隣接するライオン・ミュージアムで、ライオンコーヒーの歴史やロゴの変遷など興味深い説明を聞いた後は工場見学(工場内は写真撮影禁止でした)。コーヒーが焙煎される様子やパッケージされていく工程を見てまわります。終了後、ライオンコーヒーを試飲(2種類)するのも楽しみのひとつです。
オハイオ州トレドで設立されたライオンコーヒーがハワイに移転したのは1979年。今ではハワイを代表するコーヒーメーカーで、とりわけ豊富なフレーバーコーヒーのラインナップが人気を集めていますが、ハワイでの歴史はまだ50年に満たないというのは意外でした。


工場見学ツアーの後は、地元の人にも人気のシーフードレストラン、ニコスピア38へ。ライオンコーヒーからさほど離れていないので、歩いて向かいました。


広くて天井が高く、開放的な雰囲気の店内。私たちは、埠頭に碇泊する漁船や海が見える窓際の席を選びました。
ニコスピアにはハワイ勤務時代に何度か来たことがあるのですが、その頃は一部の施設ができたばかりで今とは少し印象が違ったような気がします。


肉料理やロコモコなどももちろんあるのですが、やはりここでは魚料理をいただきたいもの。アヒ(マグロ)にふりかけをまぶして焼いた、フリカケ・パンシアード・アヒを注文しました。付け合わせはご飯とグリーンサラダ。分厚いアヒステーキには海苔と胡麻がまぶしてあります。


表面をさっと炙っただけの、刺身やたたきに近い「レア」。ハワイ近海で獲れるフレッシュなマグロはこの焼き加減が一番です。


こちらはアヒ腹身のフライ。脂がのったマグロの腹身をさっと揚げて、スパイシーなサルサソースをトッピングしてあります。このサルサソースが実に美味しくて、けっこう量があるのに楽々完食しました。


レストランには、漁港直送の鮮魚などを販売するフィッシュマーケットが隣接しており、ここのポケはオノ・シーフードやタムラズ・ファインリキュール、マノアのオフ・ザ・フックなどの人気店に負けず劣らず美味しいと評判です。私もこの日、2種類のポケを買って晩酌のお供にしました。

ランチの後はバスでカカアコへ。SALT at Our Kaka’ako周辺を歩いていると、ウォールアートをいくつか見かけました。


20年前は殺風景な倉庫街でしたが、近年はその壁をキャンバスとするウォールアートが人気を集め、アラモアナに隣接する利便性を活かして再開発が進んでいるそうです。


倉庫街だけではなく、アラモアナ大通り沿いにあるOffice Maxの壁にも大きなウォールアートが……。このOffice Maxはハワイ勤務時代、事務用品を調達するためよく行った店なので懐かしかったです。


話を元に戻します (^^ゞ フードコートやテイクアウトなどもちょくちょく利用しました。
こちらはハワイ島、ヒルトン・ワイコロアビレッジ内にあるワイコロアシュリンプ。星空ツアーのガイド、SHOYOさんが勧めてくれたガーリックシュリンプの店です。比較するものがないので写真ではわかりにくいですが、このエビ本当に大きくて食感もプリプリ。かなりスパイスが効いていて美味しかったです。


オアフ島でガーリックシュリンプと言うと、カフクやハレイワが浮かびますが、こちらはワイキキ・ロイヤルハワイアンSC。パイナップルをくり抜いた器が楽しいガーリックシュリンプです。ピンぼけながら奥に写っているおにぎりもなかなかの味。大きなエビフライ2個に卵焼きなどが挟んでありました。


こちらはEARL(アール)のチキンカツバーガー。カイムキの人気店、カフェ・カイラの隣です。UBERで注文すると、"Buy One Get One Free”になりましたヽ(^o^)丿


アラモアナセンター1F、マカイマーケット内のステーキ&シーフードカンパニー。バナナマンの設楽さんは、ハワイに行くと必ずこの店に寄るそうです。設楽さんのお勧めに従って、リブアイステーキのプレートを注文。肉質やわらか、適度にソースが絡んで美味しかったです。


そんなこんなで、瞬く間に過ぎたハワイ旅。いよいよ帰国です。


海に突き出たリーフランウェイ08Rから離陸。すぐにダウンタウンやアラモアナ、ワイキキの街並みが見えてきます。


機体は徐々に高度を下げ、北九州を通り過ぎようとしています。
旅の終わりは一抹の寂しさを感じるものの、「帰る場所があるから旅は楽しい」のですよね。


10月下旬から11月初めにかけてのハワイ旅。腰を落ち着けてゆったりと……とまではいきませんでしたが、マウナケアの夕日や星空、ワイキキのハロウィン、ココクレーター・レイルウェイトレイルなど、楽しい思い出がたくさんできました。
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ハワイ滞在記 2024年10月⑧~夫婦で挑戦!ココクレーター・レイルウェイトレイル

2025年01月12日 | 海外旅行
全国的に真冬並みの寒さが続いた週末。北九州でもうっすらと雪が積もりました。

写真は、妻が作った雪うさぎです🐇

さて、間が空いてしまいましたが、今日は再びハワイ滞在記に戻ります。
写真はオアフ島南東部、ハナウマ湾の少し北東に位置するココクレーター(Koko Crater)。ここには戦時中、山頂の監視所に人員や物資を運ぶために敷かれた線路と枕木が今も残り、「ココクレーター・レイルウェイトレイル」という人気のトレッキングコースとなっています。5月は私ひとりで登ったこのコースに、この日は夫婦二人で挑戦しましたヽ(^o^)丿


朝のうちは時折り小雨が降っていましたが、東の方に晴れ間が覗いていたので予定どおり出発することに……。カハラモールで2番バスから1Lバスに乗り換え、8時半ごろココヘッド・ディストリクトパークに到着。この頃にはすっかり天候も回復しました。
🌈スタート地点に向かって歩いていると、ココクレーター山麓にきれいな虹が出現。私たちのチャレンジを応援してくれているようで嬉しかったですヽ(^o^)丿


ココクレーター・レイルウェイトレイル全景。麓から山頂まで一直線に線路が伸びています。距離わずか1.3㎞(片道)ながら標高差は270m。まさに、心臓破りの急勾配です💦


妻がスタート地点を出発。全部で1048段ある枕木の階段は、初めのうちは緩やかですが次第に傾斜を増していきます。


スタートして5分。再び、西の空に虹が架かりました。


正面にココヘッドとハナウマ湾。眼下に広がるハワイカイの街並みやココマリーナ。西に目をやれば遠くダイヤモンドヘッド。茫々たる太平洋に際だつ水平線。何度でも振り返って写真を撮りたくなる景色です。
次第に息が荒くなってきますが、この頃はまだまだ余裕がありましたヽ(^o^)丿


途中、線路下の地面が崩れ落ちてしまっているところが20mくらい続きます。ここで足を踏み外したら大変。とりわけ、疲れが溜まる下山時は注意が必要です。


枕木の階段を修行僧のようにひたすら登る、単調と言えば単調なコース。でも、振り返れば常に絶景……そんなトレイルって滅多にありません。
線路わきのわずかなスペースで休憩を取りながら、この景色に元気をもらって再び登ります。


傾斜が更にきつくなるトレイル後半。半分後ろ向きになりながら下りてくる人も……。


呼吸はますます荒くなり、心臓はバクバクと音を立てています。ここからがココクレーター・レイルウェイトレイルの正念場。山頂を見上げながら、「あと少し、もうちょっとで頂上!」と自分に声をかけながら、枕木を踏みしめて登ります💦


スタートから50分、ようやく頂上に到達しましたヽ(^o^)丿
しんどかったけれど、頑張れば頑張っただけの達成感が得られるのがこのコースの醍醐味。360度遮るもののない景色がご褒美です。


山頂からは、ハナウマ湾のビーチまではっきり見えました。ココヘッドの尾根を辿るトレイルからの景色もよさそう。あのルートも、機会があったら是非歩いてみたいと思います。


デッキに腰を下ろして地上を見下ろす快感! 山頂を吹き抜ける風が最高に気持ちよかったです。


クレーター内部。サンディビーチなど、オアフ島南東部の海岸線がよく見えました。


休憩したり散策したり、20分ほど山頂で過ごしたら下山開始。スタート地点からゴールが、山頂からスタート地点が見えているのも、このトレイルの特徴です。


下りは楽ちんとは言え、勢いを制御しないと止まれなくなってしまうので要注意。特に、線路下の斜面が崩れた場所は、一歩一歩慎重に足を進めないと危険です。


出発地点近くまで戻ってくると、これまでのキツさも忘れて余裕のポーズ(笑) この気持ち、すごくよくわかります。途中で引き返す人も多いなか、よく頑張ったね~♪


トレイル終了後、20分ほど歩いてココマリーナSCに着きました。


この日のランチはモエナカフェ。ハワイを主体に旅の情報発信をしておられる「まほの暮らしvlog」で知り、レイルウェイトレイル後のランチはこの店で……と決めていたのです (^^ゞ


注文したのは、まほさんご夫妻お気に入りのショートリブ・ロコモコ。ご飯は、担当ウェイトレスさんお勧めのフライドライスに変更しました。


目玉焼きの下に隠れたショートリブは、やわらかくてジューシー。デミグラスソースが絡んで、美味しくて食べ応えがありました。


妻が頼んだのはアサイーボウル。こちらも、アサイーやフルーツ、グラノーラがたっぷりで美味。
ロコモコとアサイーボウルは、二人でシェアしてちょうどいいくらいの量でした。


昨年5月の初レイルウェイトレイル直後は、予想以上にキツかったので二度と登らないつもりでした (^^ゞ ところが、私の体験や「まほの暮らしvlog」に感化された妻が、「私も是非チャレンジしたい」と強く希望。そこで、二人でココクレーター山頂を目指すことにしたのです。私自身の記憶も、時間の経過とともに辛さが薄れ、登り切ったときの達成感が強く印象に残っていました(笑)
そこで、まずはラニカイ・ピルボックストレイルで足慣らし。その後ココクレーターに挑戦という日程を組んだのですが、ラニカイ・ピルボックスは悪天候のため断念。いきなりココクレーター・レイルウェイトレイルに挑むことになったのです。前回と同じように、あるいは前回以上にしんどかったのですが、なんとか二人そろって登頂に成功。いい思い出がひとつ増えました。
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