ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

台湾縦断4日間②(宝覚寺と延平郡王祠)

2023年04月30日 | 海外旅行
台湾二日目は、台中市内の観光地を巡った後、台湾西部を走る高速道をさらに南下するスケジュール。この日も長距離移動が続きます。


最初に訪ねたのは台中市内の寶覺禅寺(宝覚寺)。1927年(昭和2)、日本統治時代に建立されたお寺です。


元々の本堂は中央に見える木造部分。老朽化が進んだため、外側に大きな石造りの建物(大雄寶殿)が増築されました。立て替えないで外側を覆うという発想が何ともユニークです。
本堂の前には二体の白い象(お釈迦様の化身だそうです)。その外側には日本式の灯篭が置かれています。台湾の寺院なのに、どこか日本の古寺のような佇まいでした。


宝覚寺は、台湾仏教の寺院であると同時に、日本の臨済宗妙心寺派のお寺でもあるそうです。そんなところから、台湾と日本が融合したような雰囲気が感じられるのかもしれませんね。


本堂から右奥にすすむと、高さ30mと巨大な大仏様が鎮座しています。大仏とは言っても、奈良や鎌倉の大仏とはずいぶん趣が異なり、どう見ても七福神の「布袋様」。台湾では、「布袋様」は「弥勒仏」の化身というのが通説で、この大仏様も台湾では「弥勒仏像」と呼ばれているのだそうです。台座には「皆大歓喜」の文字。民を喜ばせるために建立されたものなんですね。なんともにこやかな笑顔で、見ていると幸せな気分になりました。


日本軍として太平洋戦争を戦った台湾人戦没者の慰霊塔。日本海軍軍人としてフィリピンで戦死された、李登輝元総統の兄上もここで慰霊されているとのことでした。
また、このすぐ横には日本統治時代に台湾で亡くなった日本人の慰霊碑があります。戦後、日本人共同墓地が廃棄されそうになった時、宝覚寺がここに移設し、今も毎年慰霊してくれているそうです。


その後、高速道路で台南へ。
台中と高雄の中間、台北からだと約300㎞南に位置する台南市は、17世紀にはオランダが台湾統治の拠点とした都市。その当時は北部の開発は進んでおらず、台湾と言えば台南を指していたそうです。


アジアの国々の例にもれず、バイクの数が半端なく多かったです。でも、15年前に見たベトナムほどの喧騒はなく、整然と走っていました。


台南市の延平郡王祠(えんぺいぐんおうし:イェンピンジュインワンツィー Koxinga Shrine)は、台湾の民衆から敬愛される鄭成功(てい せいこう)を讃える歴史的な祠堂。明朝の軍人だった鄭成功は、17世紀台湾を支配していたオランダを駆逐した英雄です。これにより、38年間に及んだオランダの台湾統治は終焉を迎えました。


鄭一族が台湾を統治したのは3代23年間という短い期間でしたが、辺境の地を開拓し、台湾の歴史と文化発展の礎を築いたとして「開山王」とか「開台聖王」と称えられています。ちなみに鄭成功は長崎県平戸生まれで、母親は日本人。7歳まで日本で過ごした彼は、その後大陸に渡り、明朝で頭角を現したのだそうです。


親愛の情を込めて台湾の人々に「開山王廟」と呼ばれる延平郡王祠。大勢の市民がスケッチブックを開く日常の風景にも、そんな市民の思いを感じました。


この日のランチは、台南市内の客家(はっか)料理の店「美濃客家菜」。「客家」は外来者とかよそ者を意味し、元々は華北(中国北方)に住んでいた漢民族が、戦禍を避けながら、長い年月をかけて華南やシンガポール、台湾に流れてきたことからそう呼ばれるようになったのだそうです。


そう聞くと歴史から取り残された民族のように感じますが、あにはからんや、鄧小平を始め中国革命の錚々たる元老たち、中華民国建国の父と慕われる孫文や妻の宋慶齢、元台湾総統の李登輝、シンガポール建国の父 リー・クワンユーなど、歴史に名を刻む人物を輩出してきました。団結心や進取の気性に富み、文化や伝統を守り、教育を重んじ、勤勉で政治への関心が高い、優れた民族性を今なお保つと言われています。


それはさておき、美濃客家菜でのランチは全般的に私たちの口に合うものが多く、ツアーの食事の中でもかなり高評価でした。
この店も台湾ビールですが、「クラシック」という銘柄があったのでそちらを注文。普通の台湾ビールよりもコクが感じらました。
また写真は撮り忘れましたが、最初に出されたメンマがことのほか美味しく、ビールにぴったりの先付けになりました。台湾中部はタケノコの産地で、メンマは名産品の一つなのだそうです。私も自分用に買って帰りました。


立ち上る湯気とともに運ばれてきた中華ちまき。


しっかり味が染みていて美味しいです。


胡麻豆腐とナス。豆腐の上に載っているのはピーナッツ……だったかな?


大きな饅頭の皮のようなものが出されました。


とろとろに煮込まれた豚のバラ肉。


このバラ肉と、一緒に運ばれた高菜漬けに似た「梅菜(メイツァイ)」を饅頭の皮に包んで食べます。「刮包」という代表的な客家料理だそうですが、日本の角煮まんにそっくり。


外はカリッと、中身はねっとりジューシーだった肉団子の揚げもの。見た目より数段美味しかったです。


魚のつみれや野菜のスープ。


ほろほろにやわらかい白身魚が豆腐の上に載った料理。


フルーツの後に出されたデザート。白と茶、どちらも真ん中あたりはカリッと固い食感でした。


台湾二日目の午後は、高雄市にある近代鉄道遺跡「旧鉄橋空中歩道」や蓮の花咲く蓮池譚、高雄市の少し南の古い町 屏東(ぴんどん)を訪ねました。それらについては、また日を改めてアップします。
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境内を白く染める "なんじゃもんじゃ"~岡湊神社

2023年04月26日 | 北九州
台湾旅行記の途中ですが、芦屋町・岡湊神社のなんじゃもんじゃが見ごろを迎えていますので、そちら先にアップします。
例年はGWごろに一斉に開花するのですが、今年は少し早いようです。


以前にも書きましたが、「岡湊(おかのみなと)」とは、「日本書紀」に「崗之水門」として登場する、芦屋の古い呼び名です。


1800年の歴史を刻み、古事記にも記載が残る岡湊神社は、主祭神として大倉主命(おほくらぬしのみこと)と菟夫羅媛命(つぶらひめのみこと)、配祀神として素戔嗚尊(すさのおのみこと)、天照皇大神、神武天皇をお祀りしています。


なんじゃもんじゃは、和名「一つ葉タゴ」というモクセイ科の植物。
境内の新緑となんじゃもんじゃの白い花。コントラストがきれいです。


岡湊神社のなんじゃもんじゃの木は、明治神宮外苑から寄贈された1本の苗木から始まりました。


境内には、その後も多くの一つ葉タゴが植樹され、今では200本を超えるなんじゃもんじゃの木が競うように、雪のような白い花を咲かせています。
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台湾縦断4日間①(日月潭と文武廟)

2023年04月24日 | 海外旅行
昨秋から新型コロナによる海外渡航の制約が徐々に緩和され、現在ではほぼ撤廃されたと言ってよい状況になっていますね。長いことウズウズしていましたが、ようやく私たちも久しぶりに出かけてみようかという気になり、まずは近場の台湾から、個人旅行ではなくツアーからスタートすることにしました。昨年から台湾では、ワクチン3回目接種証明書を保持している場合は、出国前72時間以内の陰性証明書は不要とされており、アジアや欧米から多くの旅行者が訪れているそうです。
4月中旬、福岡空港から出発。チェックインを終えて保安検査に向かうと、すでに長い行列ができていました。空港の混雑を目にするのも久しぶりです。


出発準備中の中華航空CI 111便。JAL 5125とのコードシェア便です。
台湾は2度目ですが、ほぼ30年ぶりなので初めてのようなもの。前回は台北市内から出なかったので、今回はもう少し台湾を知ろうと、台湾中部や南部を巡るツアーを申し込みました。先日取得した葛飾北斎・富嶽三十六景のパスポート、晴れて初使用ですヽ(^o^)丿


およそ2時間半のフライトで台湾・桃園空港に到着。さほど混雑もなく、スムーズに入国審査が終了しました。機内で配布される入国カード、記載内容は簡単なのですが、パスポート番号や滞在するホテル名などを確認するのが面倒といえば面倒。これは、事前にオンライン申請をしておけば、入国審査でその旨伝えるだけで済むので、余計な手間が省けることが後でわかりました。


桃園空港から大型バスで一路南下。台湾中央部にある日月潭に向かいます。南下するにつれて、椰子やバナナ畑が多く目につくようになりました。


日月潭(にちげつたん:台湾語読みで「リーユエタン」)は外周35㎞と台湾最大の湖で、北側が太陽、南側が月の形に似ていることからこの名が付けられました。美しい湖水をたたえる日月潭は、深い霧に覆われて幻想的な早朝、陽光を浴びてエメラルドグリーンに輝く日中、空と一体になって赤く染まる薄暮と、一日のうちに趣の違う風景が見られるそうです。この日はうっすらと霞がかかったような一日だったせいか、薄ぼんやりとしか見えなかったのが心残りでした。


ちょうど夕暮れ時だったので、西の空がそこはかとなく淡いピンク色に染まっていました。


日月潭の北岸沿いに建つ文武廟。その名のとおり、中国の文学の神「文昌帝君」と武道の神「関聖帝君」を祀る道教の寺院です。


廟門をくぐったところに鎮座する赤獅子。日本では「狛犬」と言いますが、台湾では「石獅」と呼ばれます。文武廟の石獅は高さが8mもある大きなもので、文武廟を守ると同時に参拝者を歓迎する意味があるのだそうです。


中華様式の煌びやかな建築は、手前から拝殿、武聖殿(正殿)、大成殿(後殿)の3段構えになっており、拝殿では文武廟の主要な祭事が行われます。


竜門の壁に彫られた龍のレリーフ。このほかにも、色彩豊かな麒麟や鳳凰などの神獣の彫刻もたくさんありました。


壁や天井、いたるところに華麗な装飾が施されています。


数えきれないほどの金色の仏像が飾られていました。


右の入り口(竜門)から入り、左の出口(虎門)から出ることや、線香を2本手に取り空に手を合わせてから、まずは拝殿内で続いて外の大香炉に立てることなどを教わったので、そのとおり参拝しました。


拝殿から武聖殿へ。奥に進むにつれて高くなっていきます。


武聖殿には、三国志で有名な関羽(右)や岳飛(日本での知名度は高くありませんが、中国では知らない人がいないほどだそう)が祀られていました。


さらに奥に進むと、そこは大成殿。


大成殿には孔子が祀られていました。台湾では、一つの寺院に何人もの本尊をお祀りするのは普通のことだそうです。


大成殿の後方からの眺め。重層構造なので、こんなに奥行きが……。奥にうっすらと見えているのは日月潭です。


さて、この日の夕食です。台中市内のレストランで円卓を囲みました。


前菜3種。料理名がわからないものがほとんどでしたが、総じてどれも美味しく、ツアーの皆さんの評判も上々でした。


台湾ビールの生があったので、それを注文。普通の台湾ビールは150台湾元、生は200台湾元でした。最初の1杯で長旅の疲れが癒されますね~🍺


厚揚げなどをオイスターソースで炒めたもの(のような……)。


サクッとした食感の春巻き。


卵焼きはなかなかシンプルでした。


白身魚のフライ。


キャベツ炒めもの。


酢豚。


野菜や豆腐、豚肉などの炒めもの。


この店の名物と説明があったので、女性たちの多くが注文していた杏仁豆腐。このほか、スープやデザートなどいくつかの料理は撮り忘れました。


桃園空港に到着してから、この日の移動距離は300㎞弱。バス旅の疲れを残さないよう、ホテルに着いてからは早めに就寝しました。部屋もベッドも広くて快適。おかげでぐっすり眠れました。


あくる朝、部屋からの眺望。写真には写っていませんが、右側にはそごうデパートやセブンイレブンなどがありました。


帰国してから知った、耳よりな情報をひとつ。
台湾政府は来月1日から、個人旅行客を対象に5,000台湾元(約22,000円)を電子マネーで提供、または宿泊費の割引に使用できる「台湾 個人旅行キャンペーン」を行います。50万人限定(3年に分けて実施。今年は25万人、来年15万人、再来年10万人)で、事前の申請が必要とのこと。登録すると、桃園国際空港第1ターミナルまたは第2ターミナル、台北の松山空港、台中国際空港、高雄国際空港のいずれかに到着後、キャンペーンの抽選に参加できるそうです。ツアーは対象外ですが、個人で台湾旅行を計画されている方は調べてみてくださいね~♪
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すくすく育て! わが家のライム~フレーバーグリーン

2023年04月22日 | 日記
柑橘系の香りっていいですよね。とりわけ、レモンやカボスなどとは異なる、独特の清々しさが感じられるライムの香りは大好きです。果汁には爽やかな酸味とかすかな苦みがあって、料理やお酒との相性は格別。疲労回復や免疫力の向上、風邪の予防、ストレス緩和にも効果があると言われています。そんなライムを自宅で収穫できたら素敵ですよね。(写真は、"DearWHISKY"のHPからお借りしました)


という訳で、今月初旬ネットで購入したライムの苗木。送り状に生育状況の記載はありませんでしたが、大きさから推測しておそらく2年生だと思います。届いてすぐに大きめのバラ鉢に植え替え、たっぷりと水をやりました。(左右は妻が育てているバラとシャクヤク)


4月22日現在の様子。やわらかな新しい葉がたくさんついています。背が高くなりすぎないよう、麻ひもを使って樹形を整えました。先日、広い範囲に黄砂が飛来した時には家の中に避難させるなど、すくすく育ってくれるよう他の鉢植えよりもちょっとえこひいき(笑)


私が選んだのは、"フレーバーグリーン"という品種です。栽培されるライムは、メキシカンライムとタヒチライムが主流で、フレーバーグリーンは世の中にあまり流通していませんでした。ところが、種がなく果汁たっぷりであることや、香りが格別さわやかであることに加えて、とげが少なく病気に強いという育てやすさなどから、近年にわかに注目を集めているそうです。
わが家のフレーバーグリーン、名前はライミーちゃん。白く可憐な花が咲き、瑞々しいライムが収穫できるようになるのはいつ頃でしょうか。早ければ来年か、はたまた再来年か……、先は長いですが、たわわに実る日を楽しみに、大事に育てていきたいと思います (^^ゞ
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週末は男子ごはん~ホタテとサーモンのマリネ & アボカドのサーモン巻き

2023年04月18日 | 男子ごはん
先週は久しぶりに台湾に行ってきました。海外は、2019年春のロシア以来じつに4年ぶり。帰国後やや体調を崩しておりましたが、今はほぼ回復しました。旅の様子は後日、あらためて紹介したいと思います (^^ゞ
さて、今週の男子ごはんです。今回はサーモンを使ったワインに合いそうな料理や、戴きもののお酒に合わせたおつまみを作ってみました。
《ホタテとサーモンのマリネ》成美堂出版『手づくりのおいしいおつまみ』
北海道紋別産のホタテ、ノルウェー産のサーモンを皿に並べて軽く岩塩を振り、その上にタマネギソースをかけたらでき上がり。イタリア産スプマンテにぴったりのおつまみになりました。


タマネギソースには、みじん切りのタマネギ、レモン果汁、粒マスタード、塩、胡椒、パセリみじん切り、オリーブオイルを混ぜ合わせています。


《アボカドのサーモン巻きとプチトマトのマリネ》成美堂出版『手づくりのおいしいおつまみ』
塩、胡椒、オリーブオイル、みじん切りのパセリを合わせたマリネ液に、湯むきしたプチトマトを漬け込み。サーモンで巻いたアボカドと、このプチトマトを皿に並べて、ライムを添えました。


プチトマトのマリネ液に醤油をちょっとだけ垂らして、サーモンにかけると風味がアップ。醤油やワサビをつけても美味しいです。本当は上と同じくスパークリングか白ワインを合わせたかったところですが、前日飲んでしまったのでやむなくビールにしました💦


《台湾風 手羽先煮》cookpad「八角香る手羽先の台湾風煮物(圧力鍋)」
私たちより先に台湾に行った方からビールをお土産に戴いたので、これに合わせて台湾風手羽先煮を作りました。
圧力鍋に調味料(水、紹興酒、醤油、きび砂糖、八角、五香粉)を入れて熱しアルコールを飛ばします。手羽先と厚揚げ、うずら卵(水煮)、生姜の千切りを入れて10分加圧したらでき上がり。手羽先はほろほろで骨ばなれもよく、厚揚げの旨みも加わってなかなかよい加減。八角と五香粉の風味で、あたかも台湾の屋台でビールを飲んでいるような気分を味わえました(^^ゞ


《牛ホルモンのねぎ塩焼き》kurashiru「スパイシーなホルモンのねぎ塩焼き」
熱湯でゆでて余分な脂を落とした牛ホルモンとタマネギを炒め、細切りにした長ねぎを加えます。しんなりしたら、合わせ調味料(酒、鶏がらスープの素、おろし生姜、おろしニンニク、鷹の爪、ブラックペッパー)を加えて炒め合わせ、全体になじんだらでき上がり。好みでレモン果汁をかけていただきます。


この日のビールはレーベンブロイ。Löwenbräuの"Löwen" はドイツ語でライオンを意味し、Löwenbräu社があるミュンヘンのシンボルです。6年前の4月、ミュンヘンでビアホール巡りをしたとき、レーベンブロイ・ケラーも訪ねました。ビールの旨さはもちろんのこと、シュヴァイネ・ハクセ(皮がパリパリになるまでローストした豚すね肉)にナイフを突き立てた迫力満点の盛りつけや、明るくて茶目っ気のあった親切なフロアスタッフとのやりとりなどが懐かしく思い出されます。


翌日は、牛ホルモンのねぎ塩焼きをアレンジして、醤油とオイスターソースベースの焼うどんにしてみました。


《ニラともやしのオイスターソース焼きそば》ズバうま!おつまみレシピ「ニラともやしの塩焼きそば」
みじん切りのニンニクと鷹の爪をごま油で炒め、香りが立ったら豚ひき肉を加えて塩・胡椒。黒豆もやし、焼きそば麺、酒、オイスターソース、岩塩を順に加えて炒めます。最後にニラを加えてさっと混ぜ合わせたら、鍋肌から醤油を垂らしてでき上り。ごま油の香り、オイスターソースの旨みがビールによく合います。この日のビールは、「日本のみなさん、おつかれ生です」のアサヒ マルエフ。この味も、あのCMも好きなんですよね。


《ねぎとしらすの卵焼き》やまでらくみこのレシピ「しらすの卵焼き」
溶いた卵に青ねぎ、しらす、おろし生姜、炒りごま、砂糖、醤油、ごま油、塩を加えて卵液を作ります。慣れない卵焼き器を片手に、妻に手伝ってもらいながら、なんとか卵焼きの形にたどり着きました。卵4個使ったのでかなりの厚焼き。食べごたえがありました。


思い立って卵焼きを作ったのは、戴いた日本酒に合わせたかったからなのです。


これがそのお酒「無濾過生原酒純米酒」。皿倉山のふもとにある老舗醸造所、溝上酒造の蔵開き限定酒です。とろっとした舌ざわりと豊かな香り。味わい芳醇な生原酒でした。桜と鳥のきれいな絵柄が印象的なボトルですね。


一緒にいただいた手づくりパン。焼きたてホカホカで美味しかったです。


今週のデザートは、京都ふらんすやの桜のチョコレートでした。
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