青々と育ってきた稲がきれいな季節です。俳句の世界では、青々とした稲をなびかせる風を「青田風」と言うそうです。夏の季語ですが、蒸し暑い時期にあっても涼しげに感じられる語感がいいですね。風ではなく揺れる稲に目をやれば、田んぼ一面の稲が風に揺れる様子は「青田波」。日本語の繊細さや風情が感じられる言葉ですね。
例によって、週末の男子ごはんです。久しぶりのご飯ものに加えて、ナンプラーやパクチーをたくさん使ったエスニックなおつまみなど、普段とは趣向を変えて作ってみました。
《牛肉のガーリックライス》
こちらは、ビオラさんがご自身のブログ「ティーガーデン」で紹介されていた牛肉のガーリックライス。もともとはMOCO'Sキッチンに載っていた料理なのですが、ビオラさんがアレンジして、その詳しいレシピを載せておられます。美味しそうな写真にガツンと食欲を刺激され、週末は自分で作ってみようと決めていました(^^♪
すりおろしたニンニクとバターで炒めたご飯に、調理して一旦取り出しておいた牛肉と野菜を炒め合わせ、醤油を少〜し垂らします。器に盛って目玉焼きを載せ、ガーリックチップをぱらり。ニンニクとバター、ガーリックチップの香りに加えて、最後に鍋肌を焦がす醤油が、尚いっそう香ばしさを引き立ててくれます。ブログでも紹介されているとおりビールにもぴったり。美味しかったです~♪
目玉焼きの黄身を真ん中に……と、努力はしたのですが端っこに寄ってしまいました。
こちらの目玉焼きは、ほんの少し水を入れて蒸し焼きにしました。中身は上と同じく、とろっと半熟です。
今になって気づきましたが、最後にブラックペッパーを挽くのを忘れてました (^-^)ゞ
《ふわとろ豚肉の卵とじトンてり煮》
家ワインのサイトで見つけた「ふわとろ卵とじのトンてり煮」。加賀百万石の城下、金沢の郷土料理である治部煮から着想を得て考えられた料理だそうです。豚肉のこま切れに片栗粉をまぶすことによって、肉の表面に透明感が生まれ、ぷるんとした食感に仕上がります。ふわふわの卵との相性も抜群でした。
卵を多めに絡めた方が美味しいので2個使いました。醤油・みりん・砂糖で作るタレは濃厚そうですが、生姜が効いているので意外とあっさりしています。
ここからは酒の肴です。今週は特に、エスニックな風味にこだわって作りました。
《砂肝の香味ナンプラー炒め》
「砂肝」と「ナンプラー」で検索して「やまでら くみこのレシピ」というサイトに辿り着きました。もともと栗原心平さんが考案した砂肝の香味ナンプラー炒めを、料理家のやまでらくみこさんが詳しいレシピとともに紹介しています。
パクチー、ししとう(青唐辛子の代用)にナンプラー。濃厚な味つけですが、パクチーの香りが爽やかで、糸唐辛子とガーリックチップの香ばしさが食欲をそそります。青唐辛子のピリッとした辛さが加われば申し分なかったのですが、なかなか取り扱っていないんですよね……… (^-^)ゞ
《やげん軟骨の柚子胡椒焼き》
週末、妻の実家に家族が集まったのですが、急なお誘いだったので簡単にできる鶏軟骨の焼きものを作りました。ちなみに「やげん」とは、鶏の胸骨の先端部分にあるやわらかい骨の部分。焼鳥屋や居酒屋でも、コリコリとした歯ごたえが人気の部位です。
塩・コショウした軟骨を、みりん・醤油・柚子胡椒を混ぜ合わせたタレで焼きつけ、汁気を飛ばせばでき上り。やげん軟骨さえあれば、あっという間に完成です。いつもの簡単お助けおつまみサイト、「ズバうま!おつまみレシピ」からいただきました(^^♪
《パクチーたっぷり生春巻き》
コストコで新鮮な有機パクチーを見つけたので、この週末はパクチー三昧を楽しみました。
まずは生春巻きに初挑戦。戻す前の堅いライスペーパーを見て、ベトナム(ホーチミン)の料理店でカチカチの生春巻きを出されて焦ったことを思い出しました(^^;;
ざく切りしたパクチーと海老、そのほかにレタスや春雨にパプリカ、大葉など冷蔵庫にあった物を適当に……。あと、刻みピクルスもたっぷり巻いてみました。パクチーを一度にこんなに食べたのは初めて。めちゃくちゃ不揃いですが、パクチーとピクルスの風味が爽やかでとても美味しかったです。
《イカとパクチーのガーリックオイスター炒め》
ビール女子と言うサイトで、ビールがガンガンいけそうなパクチーを使ったメニューを見つけました。やわらかく弾力のあるイカと、カリッとしたガーリックチップがビールにぴったりです。
届いたばかりのDHCビール、まずはラガーをテイスティング。香りがよく口あたりまろやか、コクがあって美味しかったです。色もきれいでした〜
ニンニクと赤唐辛子、オイスターソースがガツンと効いた濃厚な味を、パクチーが軽やかにしてくれます。皿に生のパクチーを盛りつけると、香り爽やかでますます美味しい〜♪
《タイ風パクチーの卵焼き》
パクチーの香りとトマトのほのかな酸味をふんわり卵で包み込んだタイ風卵焼きです。シーズニングソースと言うタイの調味料が手に入らなかったので、ナンプラーで代用しましたが、十分エスニックに仕上がりました。そのままでも風味爽やかですし、スイートチリソースを垂らしても美味しかったです。
ワインは今年の春、新社会人になった友人の息子さんが、初任給でプレゼントしてくれたもの。ボルドーの中でも優良シャトーが集中する、ポイヤック村のシャトー・ゴーダン1999年。
新型コロナの影響で出社できず自宅待機となっていた彼が、ようやく自宅でのリモート研修を終えたという知らせを受けたので、満を持して開封。本格的に始まる社会人生活を祝って夫婦で乾杯しました。シャトー・ゴーダンはどっしりと重く、これぞフルボディといった奥深い味わい。実に美味しいワインでした。
パクチーがたっぷり残っていたので、もう一枚焼きました。2枚目ははチリソースを直接かけて、ちょっとお好み焼き風…………(笑)
《厚揚げと高菜のナンプラー炒め》
エスニックにすっかりハマった週末。先週も作った厚揚げのナンプラー炒めをリピしました。今回は、「ズバうま!おつまみレシピ」のとおり高菜漬けで…………。搾菜や高菜の塩気が、ナンプラーの甘さとよく合うんですね。糸唐辛子の食感と、ほんのりとした辛さも後を引きます。搾菜と高菜、どちらも甲乙つけ難いくらい美味しかったです〜
世界的なエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユが破産申請というニュースに衝撃を受けました。新型コロナウイルスの影響で公演の中止を余儀なくされ、収入が途絶えていたそうです。2年前、ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユ"O"を観る機会があり、その高い芸術性、息もつかせぬパフォーマンスの連続に圧倒されたことが忘れられません。いつの日か、あの感動的なショーが復活するよう心から願っています。
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例によって、週末の男子ごはんです。久しぶりのご飯ものに加えて、ナンプラーやパクチーをたくさん使ったエスニックなおつまみなど、普段とは趣向を変えて作ってみました。
《牛肉のガーリックライス》
こちらは、ビオラさんがご自身のブログ「ティーガーデン」で紹介されていた牛肉のガーリックライス。もともとはMOCO'Sキッチンに載っていた料理なのですが、ビオラさんがアレンジして、その詳しいレシピを載せておられます。美味しそうな写真にガツンと食欲を刺激され、週末は自分で作ってみようと決めていました(^^♪
すりおろしたニンニクとバターで炒めたご飯に、調理して一旦取り出しておいた牛肉と野菜を炒め合わせ、醤油を少〜し垂らします。器に盛って目玉焼きを載せ、ガーリックチップをぱらり。ニンニクとバター、ガーリックチップの香りに加えて、最後に鍋肌を焦がす醤油が、尚いっそう香ばしさを引き立ててくれます。ブログでも紹介されているとおりビールにもぴったり。美味しかったです~♪
目玉焼きの黄身を真ん中に……と、努力はしたのですが端っこに寄ってしまいました。
こちらの目玉焼きは、ほんの少し水を入れて蒸し焼きにしました。中身は上と同じく、とろっと半熟です。
今になって気づきましたが、最後にブラックペッパーを挽くのを忘れてました (^-^)ゞ
《ふわとろ豚肉の卵とじトンてり煮》
家ワインのサイトで見つけた「ふわとろ卵とじのトンてり煮」。加賀百万石の城下、金沢の郷土料理である治部煮から着想を得て考えられた料理だそうです。豚肉のこま切れに片栗粉をまぶすことによって、肉の表面に透明感が生まれ、ぷるんとした食感に仕上がります。ふわふわの卵との相性も抜群でした。
卵を多めに絡めた方が美味しいので2個使いました。醤油・みりん・砂糖で作るタレは濃厚そうですが、生姜が効いているので意外とあっさりしています。
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ここからは酒の肴です。今週は特に、エスニックな風味にこだわって作りました。
《砂肝の香味ナンプラー炒め》
「砂肝」と「ナンプラー」で検索して「やまでら くみこのレシピ」というサイトに辿り着きました。もともと栗原心平さんが考案した砂肝の香味ナンプラー炒めを、料理家のやまでらくみこさんが詳しいレシピとともに紹介しています。
パクチー、ししとう(青唐辛子の代用)にナンプラー。濃厚な味つけですが、パクチーの香りが爽やかで、糸唐辛子とガーリックチップの香ばしさが食欲をそそります。青唐辛子のピリッとした辛さが加われば申し分なかったのですが、なかなか取り扱っていないんですよね……… (^-^)ゞ
《やげん軟骨の柚子胡椒焼き》
週末、妻の実家に家族が集まったのですが、急なお誘いだったので簡単にできる鶏軟骨の焼きものを作りました。ちなみに「やげん」とは、鶏の胸骨の先端部分にあるやわらかい骨の部分。焼鳥屋や居酒屋でも、コリコリとした歯ごたえが人気の部位です。
塩・コショウした軟骨を、みりん・醤油・柚子胡椒を混ぜ合わせたタレで焼きつけ、汁気を飛ばせばでき上り。やげん軟骨さえあれば、あっという間に完成です。いつもの簡単お助けおつまみサイト、「ズバうま!おつまみレシピ」からいただきました(^^♪
《パクチーたっぷり生春巻き》
コストコで新鮮な有機パクチーを見つけたので、この週末はパクチー三昧を楽しみました。
まずは生春巻きに初挑戦。戻す前の堅いライスペーパーを見て、ベトナム(ホーチミン)の料理店でカチカチの生春巻きを出されて焦ったことを思い出しました(^^;;
ざく切りしたパクチーと海老、そのほかにレタスや春雨にパプリカ、大葉など冷蔵庫にあった物を適当に……。あと、刻みピクルスもたっぷり巻いてみました。パクチーを一度にこんなに食べたのは初めて。めちゃくちゃ不揃いですが、パクチーとピクルスの風味が爽やかでとても美味しかったです。
《イカとパクチーのガーリックオイスター炒め》
ビール女子と言うサイトで、ビールがガンガンいけそうなパクチーを使ったメニューを見つけました。やわらかく弾力のあるイカと、カリッとしたガーリックチップがビールにぴったりです。
届いたばかりのDHCビール、まずはラガーをテイスティング。香りがよく口あたりまろやか、コクがあって美味しかったです。色もきれいでした〜
ニンニクと赤唐辛子、オイスターソースがガツンと効いた濃厚な味を、パクチーが軽やかにしてくれます。皿に生のパクチーを盛りつけると、香り爽やかでますます美味しい〜♪
《タイ風パクチーの卵焼き》
パクチーの香りとトマトのほのかな酸味をふんわり卵で包み込んだタイ風卵焼きです。シーズニングソースと言うタイの調味料が手に入らなかったので、ナンプラーで代用しましたが、十分エスニックに仕上がりました。そのままでも風味爽やかですし、スイートチリソースを垂らしても美味しかったです。
ワインは今年の春、新社会人になった友人の息子さんが、初任給でプレゼントしてくれたもの。ボルドーの中でも優良シャトーが集中する、ポイヤック村のシャトー・ゴーダン1999年。
新型コロナの影響で出社できず自宅待機となっていた彼が、ようやく自宅でのリモート研修を終えたという知らせを受けたので、満を持して開封。本格的に始まる社会人生活を祝って夫婦で乾杯しました。シャトー・ゴーダンはどっしりと重く、これぞフルボディといった奥深い味わい。実に美味しいワインでした。
パクチーがたっぷり残っていたので、もう一枚焼きました。2枚目ははチリソースを直接かけて、ちょっとお好み焼き風…………(笑)
《厚揚げと高菜のナンプラー炒め》
エスニックにすっかりハマった週末。先週も作った厚揚げのナンプラー炒めをリピしました。今回は、「ズバうま!おつまみレシピ」のとおり高菜漬けで…………。搾菜や高菜の塩気が、ナンプラーの甘さとよく合うんですね。糸唐辛子の食感と、ほんのりとした辛さも後を引きます。搾菜と高菜、どちらも甲乙つけ難いくらい美味しかったです〜
世界的なエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユが破産申請というニュースに衝撃を受けました。新型コロナウイルスの影響で公演の中止を余儀なくされ、収入が途絶えていたそうです。2年前、ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユ"O"を観る機会があり、その高い芸術性、息もつかせぬパフォーマンスの連続に圧倒されたことが忘れられません。いつの日か、あの感動的なショーが復活するよう心から願っています。