ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

キッチングッズ展【その後】~実践編 (^^ゞ

2020年09月30日 | 男子ごはん
北九州イノベーションギャラリーで行われたキッチングッズ展。様々なキッチン用品が展示されていた中で、いくつか気になるものがありました。そのうちのひとつが、アメリカOXO社のジンジャー・ガーリックグレーターです。


表面には鋭い突起がずらりと並んでいます。


さっそく生姜で試してみたところ、軽いタッチでスルスルとおろせました。


すりおろした生姜の断面。見事に繊維が断ち切られて、筋が残っていませんね〜


グレーターの裏に溜まった生姜は、付属のカバーをスクレーパー代わりに簡単に集めることができます。


「OXO」と言えば、パリのサンラザール駅のショッピングモールで買ったワインストッパー&ポワラーもOXO社の製品。
ストッパーとポワラーをレバーひとつで切り替えられる優れもので、もう6年も愛用しています。これも、機能性と使いやすさを追求するOXO社の理念がよく体現された製品だと思います。


🍀

キッチングッズ展では、フードスタイリスト マロンさんの料理教室が動画で流されていました。用意されていた紙ベースのレシピを持ち帰って、見様見真似でフレンチに初挑戦。「野菜いっぱいエチュベ」と「エリンギとプチトマトのマリネ」、二つのレシピが紹介されていましたが、私が作ったのはマリネの方です。(スマホで右上のQRコードを読み取れば、マロンさんのレシピ動画を見られますよ)


《エリンギとプチトマトのマリネ》
エリンギとプチトマト、タマネギ、ニンニクにベーコンをプラス。白ワインビネガーとたっぷりのオリーブオイルに漬け込んだ料理なんですね。
初めて買ったコストコのスパークリングワインは、とっても安くてそこそこ旨い!


オリーブオイルと黒胡椒の香りがよく、ベーコンも加わって食べ応えのあるひと品になりました。


🍀

こちらは、妻が生命保険会社のキャンペーンで当選したタニタの体組成計。これまで「当たり」とは無縁だったのでびっくりしましたが、古い体組成計の電池を交換したら、年月日や年齢、性別などを設定できなくなってしまったので、いいタイミングで新品に交換できました(^^♪


スポーツジムの帰り道、空を見上げるとこんな雲が……。大きな龍が泳いでいるように見えませんか?


9月も今日で終わります。暦の上では「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」……虫たちが冬ごもりの支度をする時期。いよいよ秋も深まりを増してきましたね。
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オール北九州の地ビール~HIBIKI FRESH HOPS 若松エール

2020年09月28日 | 北九州
北九州若松区で栽培された生ホップを原料とする地ビールが誕生しました。その名も、"HIBIKI FRESH HOPS 若松エール"……"HIBIKI”は、北九州の北西に広がる響灘の「響」ですね。


ホップは、日本では北海道や東北など冷涼な気候で育つ植物で、九州での栽培には適さないと言われています。ところが昨年、環境保護活動に取り組む若松区のNPO法人「北九州ビオトープ・ネットワーク研究会」が、日差しを和らげる緑のカーテンとして花壇にホップを植えたところ、ビールの原料成分を含む毬花(まりばな)が生ったのだそうです。これをきっかけとして、同NPO法人と門司区の地ビール会社「門司港レトロビール」、地元の酒販店などが協力して「響灘ホップの会」を結成。原料生産から販売まで全て地元で手掛ける「オール北九州」の地ビール造りに取り組んできました。一からホップの栽培方法を研究するなど手探り状態でプロジェクトを進めながら、この秋ようやく約1,500㍑のビールが完成。それがこの"HIBIKI FRESH HOPS 若松エール"です。


HIBIKI FRESH HOPS 若松エールは、若松区と門司区の5カ所の酒店などで、9月19日から計4,000本の販売が開始されました(1本330ml 550円)。私もすぐに当たってみましたが、なにしろ少量生産なので自宅近くの2店舗は既に完売。一旦諦めかけたのですが、門司区の地酒処田村本店に問い合わせたところ、まだ在庫があるとのことだったのでさっそく買いに行ってきました。


こちらが初めて訪ねた地酒処田村本店。


秋らしいお月見の飾りつけが目を惹きますね。


ディスプレイなどを含めたお店の雰囲気がよく、商品知識が豊富でひとつひとつ丁寧な説明を聞くことができました。


整然と陳列された日本酒の数々。佐賀県富久千代酒造の鍋島や山口県旭酒造の獺祭なども、品ぞろえが充実しています。


美味しそうな酒、試してみたいお酒がいっぱい。見ているだけで楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。


きちんと温度・湿度が管理されたワインセラー。


ジャックダニエルのシングルバレル、イギリスのサッチャー元首相が愛飲したことでも知られるグレンファークラスの21年、バランタイン30年など、飲ん兵衛垂涎の洋酒棚。


お店の一角には試飲コーナーも用意されており、主として日本酒などを試してから購入することもできるそうです。


酒店に足を踏み入れて、ビールだけ買って帰ることは酒飲みの矜持に悖ります(笑)
シェリー樽熟成のブレンデッドウイスキー、ホワイト & マッカイ13年を買って帰りました。と言うか、一緒に付き合ってくれた母が買ってくれたのですが……ヽ(^o^)丿


家に帰って若松エールをさっそく試してみました。色は意外にもかなり濃い目のアンバー。エールビールらしい柑橘系の爽やかな香りが際立って美味しかったです。甘辛いヤンニョムチキンにこの爽やかさがよく合いました。


門司港レトロビールで醸造できる最小の単位は1,500㍑。その量を造るには最低でも12㎏のホップが必要とされています。これに対して、今年の生ホップの収穫量は8㎏。残りは海外から乾燥ホップを輸入して商品化にこぎつけました。プロジェクト継続のためには安定したホップの供給が不可欠であり、希望者にホップの苗を育ててもらうなど市民の力を活用するアイデアもあるようです。
もともと環境保護の一環としてスタートしたオール北九州の地ビールプロジェクト。「響灘ホップの会」会長のデワンカー・バート北九州市立大教授は、「多くの人が関われるようにし、環境問題を考える機会にしたい」と語っておられます。様々なハードルを乗り越えて「若松エール」が来年も継続し、北九州市のブランドとして定着するよう一市民として応援していきたいと思います。
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もちもちの麺、喉ごし最高!~豊前裏打会 めん天

2020年09月26日 | 食べ歩き
北九州を中心に広がる豊前裏打会のうどんの店。チェーン店ではなく、元々は小倉南区の津田屋官兵衛という店がルーツで、そこから暖簾分けされた店が次第に増え、その多くが地域の人気店になっているんです。この近くにも「満月」と「めん天」、2軒の豊前裏打会の店があります。
この日は久しぶりに青葉台のめん天に行き、山芋ぶっかけ(冷)とミニ丼(かつ丼)のセットを注文しました。上に載っているのは目玉焼きではなく、山芋と卵黄です。


細く透明感のある麺が豊前裏打会の特徴。もちもちシコシコで弾力があり、とりわけ冷たい麺の喉ごしは最高です。
山芋ぶっかけを頼んだのは今回が初めてでしたが、山芋と卵が好相性で海苔とねぎの風味がとてもよかったです。


妻が頼んだのは野菜天ぶっかけ(冷)。いつもながら、具が多くて麺が見えません(笑)


うどんは、汁うどん、つけ麺、ぶっかけの3種類があり、プラス300円でミニ丼を追加することができます。


めん天は青葉台入口交差点のすぐそば。目の前に九州ラーメンの名店「黒門」があり、どちらもお昼時は行列覚悟の人気店です。


🍀

8月の初め、ミニストップのマンゴーソフトとハロハロ果実氷メロンの美味しさに感動し、記事にしたことがあります (^^♪
その時、果実氷の「いちご」と「白桃」も美味しいですよというコメントをいただき、いつか食べてみたいなぁと思っておりましたが、ようやく念願(?)が叶いました~♪
甘酸っぱいハロハロ果実氷いちご。


この日は、ハロハロ果実氷白桃とソフトクリームを……。


白桃は、みずみずしくてほのかな甘み。いちごと白桃、どちらも美味しかったです。ありがとうございましたヽ(^o^)丿


私は若いころから麺類が大好きで、転勤する先々でその土地の美味しい麺を探して楽しんでいました。岐阜では台湾ラーメンや担々麺、ベトナム料理店が多いハワイではフォー、沖縄ではてびちそばやゆし豆腐などの沖縄そばにハマり、青森では蕎麦の美味しい店をいろいろ巡りました。福岡県民になってからは、やはり豚骨ラーメンと九州のうどんなのですが、若いころに比べるとラーメンよりうどんの方が多くなってきたように感じます。
福岡でうどんと言うと意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、福岡県民は、讃岐に負けないうどん好きなんです。豊前裏打会をはじめ、美味しいうどんの店がたくさんありますよ~♪

うどん めん天うどん / 本城駅折尾駅

昼総合点★★★★ 4.0

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週末は男子ごはん〜今週もタイ料理! 第2弾です (^-^)ゞ

2020年09月23日 | 男子ごはん
今年のサンマ漁は絶不調で、史上最低だった去年を更に下回ると予想されています。庶民の秋の味覚、サンマを気軽に食べられないなんて寂しい時代ですね。
かなり昔ですが、妻を誘って千葉県の銚子漁港に釣りに出かけたある日のこと。岸壁で釣り糸を垂れていると、大きなサンマ船が港に戻ってきました。大量のサンマを水揚げする様子を感嘆しながら眺めていると、一人の漁師さんが「兄ちゃん、持ってくかい?」と思いもよらない一言。「えぇっ! いいんですか?」と答えると、口先の黄色い新鮮なサンマをタダで分けてくれたんです。しかも、コールマンの大型クーラボックスにぎっしり一杯! あまりの豪快なプレゼントに絶句しました。釣りは中止して急いで帰宅し、職場の先輩や友人たちに配って回りました。今ではあり得ない、古き良き時代の思い出です (^-^)ゞ

話が長くなってしまいました。さて今週の男子ごはんです。先週に引き続き、『10分で本格タイごはん』を参考にしてタイ料理を主体に作りました。

《タイ風屋台ラーメン》10分で本格タイごはん「バミーナーム」
タイ風あっさりラーメンです。コンソメとナンプラー、少量のレモン汁で味を調え、豚バラ、青梗菜、もやし、煮卵、ニンニクオイルをトッピング。食べる直前にドライパクチーを振りました。


あっさりしながらも、ニンニクオイルと豚バラで香ばしさとコクが感じられました。古くからの友人、GRIさんお勧めの北海道菊水の生麺も、風味が良くもっちりして美味しかったです。


《タイ風鶏もも焼き》10分で本格タイごはん「スパイシー焼き鳥 ガイヤーン」
鶏のもも肉を、ナンプラー・シーズニングソース・胡椒・つぶしたニンニクに漬け込み、グリルでこんがり焼きます。ナンプラーが焼ける匂いが香ばしくて食欲をそそられました(^^♪


風味づけのためにドライパクチーをパラッと…。ナンプラーとレモン汁を合わせたつけダレも準備しましたが、そのままで十分美味しかったです。


タイの焼き鳥にはタイビール! ここはやっぱりシンハーでしょう〜🍺
シンハー(SINGHA)とは、古代神話に登場する伝統的なタイの獅子。以前、パリのタイ料理店で出されたのも、このシンハーでした。印象的なラベルだったのでよく覚えています。


《トムヤム炒飯》10分で本格タイごはん「カーオパット トムヤム」
トムヤムペーストとナンプラーがあれば簡単にできるトムヤム炒飯。トムヤムが苦手な場合は、ペーストの量を減らして代わりにシーズニングソース(なければ醤油でOK)を加えることで調節できます。
後ろのパクチースープは、KALDIで買ってきた粉末スープをお湯で溶くだけ。手間いらずで美味しいスープでしたヽ(^o^)丿


海老たっぷりのトムヤム炒飯は、見た目も味もタイ風味満点。みじん切りにしたタマネギの食感がよかったです。


《タイ風屋台汁麺》10分で本格タイごはん「屋台汁麺 センミー ナーム』
鶏がらスープで食べる、タイを代表する屋台麺センミー ナーム。麺は米麺なら何でもいいそうで、私は春雨を使いました。味つけはナンプラー・コンソメ・粗挽き胡椒、レモン汁など。豚の挽き肉、小松菜、もやし、小ねぎをトッピングし、ニンニクオイルで香りとコクを出しています。


小さい器を選んでしまったので、具材で麺が見えなくなってしまいました。辛うじてここだけ春雨が覗いています……(^^;;


《ブリック》家ワイン「外はパリパリ、中はとろ〜り! チュニジアの人気スナック ブリック
こちらはタイではなく、アフリカ最北部で地中海に面したチュニジアの定番スナック。家ワインでは、「パートブリック」という専用の生地は春巻きの皮で代用し、具材もシンプルにアレンジしています。
春巻きの皮にスライスチーズを載せ粒マスタードを塗ります。私はここで、クレイジーバジルをたっぷり振りかけました。春巻きの皮を軽く折りたたんでくぼみを作り、そこに卵を入れます。三角に折って、オリーブオイル多めのフライパンで揚げ焼きに……。皿に移してパセリを振りかければ完成です。


ナイフを入れるとチーズと卵がとろ〜り。マスタードとハーブが効いた美味しいおつまみになりました。ハムやベーコンなどを加えれば、違ったバリエーションもできそうですね。


先日のキッチングッズ展に展示されていた、生姜の繊維まで断ち切るという「ジンジャー&ガーリック グレーター」。その切れ味…というか、おろし味を試してみたくてネットで注文しました。届くのが楽しみです (^-^)ゞ
また会場の一角では、フードスタイリスト マロンさんのお勧め料理が2種類、映像で紹介されていました。「野菜いっぱいエチュベ」と「エリンギとプチトマトのマリネ」……レシピも配布されていたので、この次はどちらかを作ってみたいと思います。
ということで、「キッチングッズ展 第2弾〜実践編(笑)」を近々アップする予定です*\(^o^)/*
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アゲハチョウと白い彼岸花~白野江植物公園

2020年09月21日 | 北九州
明日は秋分の日。日が短くなるはずですね。
そろそろ白い彼岸花が咲き始める頃かと、門司区の白野江植物公園に行ってきました。


ボタン園付近で咲いていた赤い彼岸花。こちらは、もう終盤のようでした。


彼岸花にとまって蜜を吸うカラスアゲハ。カメラを向けるとひらりと舞って逃げてしまい、なかなか撮らせてくれません (^-^)ゞ


白い花が密集して咲く男郎花(おとこえし)。蜂が集まってきていました。


こちらはベニシジミですね。


女郎花(おみなえし)にはカマキリが……。写真は撮れませんでしたが、このほかにもオニヤンマや何種類かの蝶など、多くの昆虫を見かけました。


こちらはゼフィランサスでしょうか。


坂道沿いに白い彼岸花がたくさん咲いています。


この付近でもたくさんのアゲハチョウを見ることができました。


こちらはナガサキアゲハ。


密集度は今ひとつですが、白野江公園には3万球の白い彼岸花が植えられているそうです。


今は「咲き始め」の状態。つぼみがたくさん残っていますので、当分は楽しませてくれそうです。


ブルーサルビアと白い彼岸花。


こちらはほぼ全身が真っ黒なアゲハ。名前はわかりません (^-^)ゞ


頂上に向かう坂の途中には、同じヒガンバナ属のベラドンナリリーが咲いていました。


これはジャコウアゲハですね。


オレンジ色の彼岸花、ショウキズイセン(鍾馗水仙)です。


数は多くありませんでしたが、普通のアゲハチョウも見かけました。


街なかではもう聞かなくなったセミの声がひっきりなし。名残りのニイニイゼミですね。


センニチコウではなさそうですが……?


見たことのない昆虫! 一見大きな蜂のようですが……???
花にとまることなくハチドリのようにホバリングしながら、長い管のようなクチで蜜を吸っていました。


ピンボケで分かりにくいですが、飛翔中このクチはゼンマイのように丸まっています。
家に帰って調べてみたところ、「ホウジャク」のようです。不思議な昆虫でした(*^^*)


好天に恵まれた連休後半。空気が澄んで空が高く、山の稜線がくっきり見えました。すっかり秋らしくなってきましたね。


今日のお昼ごろ、日本の南海上で台風12号が発生しました。今後、台風とともに秋雨前線が北上し、連休明けは広い範囲で大雨になりそうです。注意して過ごしましょうね。
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