九州ラーメン紀行 ～ かみなり食堂

産業医科大学と九州共立大の狭間、学生街の目抜き通りに店を構えるかみなり食堂。
変わったネーミングと目につく看板が気になりつつ、なかなか行く機会がなかった。


中に入ると、古い柱時計や広告、映画のポスターなどがズラリと並んでいる。


かみなり食堂のラーメンは、トンコツと魚介系のダブルスープで、ややコッテリ系。
一般的な九州ラーメンとは全く異なる、この辺りではあまり馴染みのない味だ。


この店オリジナルの「かみなりソース」、使わなかったけれどもかなりの激辛らしい。


九州ラーメン大好き人間の私ですが、
久しぶりの魚介系スープは新鮮で、たまにはこれもありかなと思いました。
一年中で一番寒く、風も強いこの時期、ラーメンでホカホカに温まりたいものです。

かみなり食堂 （ラーメン / 折尾駅）

居酒屋 春夏冬（あきない）

以前から、居酒屋ながら料理が美味しいという評判を耳にしていた「春夏冬」
わが家から歩いて行ける距離にあるというのに、店に入るのはこれが初めてだ。
予約の電話を入れたときには、既に座敷は満杯。かろうじてカウンター席を確保した。

先付のたいらぎは、ポン酢に紅葉おろしで・・・・。


ホクホクで適度な塩味。香ばしい揚げにんにく。


歯応えがしっかりしたタコのから揚げ。


ピリ辛の味噌ダレが味を引き締める「豆腐のジョン」は、韓国風 豆腐の鉄板焼。


コチュジャンが効いた生春巻き。これも韓国風だなぁ。


ニラ玉焼はチヂミと似ていながら、生地はふんわりしっとり。予想とは異なる旨さ。


よく見ると、青ネギやコチュジャンベースのタレを内側に、
生地を二つに折って重ねられている。ってことは、これで２枚分の生地・・・・。


私はお酒大好き人間で、翌日仕事のない週末は心置きなく酒を楽しんでますが、
家で飲む酒が一番だと思っているので、夜、外に出かけることは多くはありません。
でも、普段とはまた違った味を楽しめたり、雰囲気も変わって妻との会話も弾んだり、
たまには夜だって、こうして出かけるのもいいかも・・・・と改めて思いました (^-^)ゞ

あきない（春夏冬） （居酒屋 / 折尾駅）

九州のうどん ～ 讃岐うどん 伴

西日本を中心に、この冬一番の寒気が流れ込んだため、九州の平地でも雪になった。
こんな日は温かいうどんを食べて、体の中からほんわりと暖まりたいもの。
今日出かけたのは、中間（なかま）にある手打ちうどんの店、「讃岐うどん 伴」
朝から、降ったり止んだりの雪模様のなか、伴に到着。


明るく清潔な印象の店内には、テーブル席が４つと数席のカウンター。
ご主人がうどんを打つ様子を間近に見ることもできる。


今日は、天ぷらうどんを注文。海老、シソ、茄子にさつま芋。


歯応えと香りが良いごぼ天。ささがきではないが、サクサクとして美味しかった。


讃岐うどんらしく、太くてコシが強く、モチモチした弾力のある麺。
透明度の高いスープは、ダシが効いて旨い。


近頃、寒さが厳しくなってきたせいか、うどんを食べる機会が増えてきたようです。
昔からよく通った店だけではなく、知らない店も何軒か試すことができました。
九州のうどん、どの店もそれぞれ持ち味があって、甲乙つけ難いくらい美味しいです。

讃岐うどん 伴 （うどん / 筑豊中間駅、筑前垣生駅、希望が丘高校前駅）

ＪＲスペースワールド駅周辺 ～ 八幡東区の街並み

八幡東区に向けて車を走らせると、東田付近に差しかかる頃、
忽然と姿を現すスペースシャトルを抱いたロケットや大きな観覧車。
まるで、ＮＡＳＡの宇宙基地に迷い込んだかのような・・・・・・（観覧車はありませんね）
これは、「宇宙」をテーマにしたテーマパーク、スペースワールド。


反対方向に回ると、スペースシャトルがはっきり見える。
右は、「スペース・アイ」と呼ばれる観覧車。


ロケットの周囲をぐるりと廻るヴィーナスＧＰという名のジェットコースター。
直径２３メートルのループは、日本最大級だそうだ。


頂上を過ぎたジェットコースタ、一気に加速モードに突入。


左カーブの後は反転して急降下。


体が浮き上がるようなスピード感（でしょうね、きっと・・・・・）


直径２３メートル、日本一のループを廻る。


「サターン」と呼ばれる時速１３０㌔を誇るロケットコースター。
発車後たった２．５秒で最高速度に到達するそうだ。
頂点前後の傾斜は８９度というから、
垂直上昇した直後、真っ逆さまに急降下するわけだ。怖いだろうなぁ・・・・。
　　　　　

ＪＲ鹿児島本線スペースワールド駅の改札を抜けると、すぐ目の前。
テーマパークの北に見えるのは、北九州都市高速５号線。



八幡東区東田、かつては新日鐵の工場が立ち並んでいた場所ですが、
今は、緑豊かで美しく整備された近代的な雰囲気が漂うスペースになっています。
近くに用事があって立寄っただけで、今回は外から眺めるだけでしたが、
以前、ここのジェットコースターに立て続けに４回乗ったことを思い出しました。
上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、厳しい冷え込みとなった週末。
時折、綿のような雪が舞うなかのアトラクションは、随分寒かったことでしょう。

九州のうどん ～ 満月

八幡西区三ヶ森にあるうどんの店、満月。
週末のお昼どきはかなり混みあうと聞いていたので、早い時間に出かけた。
黄色い暖簾が印象的な外観。店内も清潔感があっていい感じ。


丸く大きなかき揚げのごぼ天。店名である「満月」をイメージしてるんだろう。

ささがきのごぼ天は歯ごたえもよく、ダシに更に旨みを加えてくれる。

もう一品は、うどんの小鉢がついてくる玉子丼セット。
ふんわり感のある玉子丼もなかなかの味。
妻の注文だったが、半分は私が食べてしまった（笑）


テーブルに用意されていた薬味の数々。唐辛子３種と柚子こしょう。
右の陶器は醤油で、この店の自家製らしい。蓋をとると甘い香りがした。


スープは薄味。麺は透明感があり、モチモチとした歯応えと喉越しのよさが特徴です。
オープンして１年と比較的新しい店ですが、私にとってはかなりの高得点でした。
暖簾の隅に「豊前裏打会」とあったので、家に帰って調べてみると、
小倉南区「津田屋官兵衛」を頂点に、暖簾わけされた店が広がっているようです。
そんなことを聞くと、次は津田屋に行ってみたくなりますよね。
（上の写真の唐辛子３種は、豊前裏打会のオリジナル唐辛子だそうです）