ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

美味しいパン屋

2006年02月28日 | 食べ歩き
海軍壕公園の近くに、ブーランジュリー”フール”(Boulangerie Four)というパン工房がある。半年ほど前にこの店を知って、それ以来通っている。我が家で「フール」としか呼ばれないのは、未だに名前全部を覚えられないから。

小さいけど、洒落た店構え。学生たちや子供連れの家族が、店の前のテーブルでくつろいでいることも多い。


先週末、散歩の途中でフラフラと立ち寄って、空腹に誘われるままこんなに買ってしまった。家に戻ると、夕食の準備が既にできており、家内が驚くやら、呆れるやら・・・。
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路地裏散策

2006年02月26日 | 沖縄
せっかくの日曜だが、朝から曇っている。
沖縄というと、青い海と燦燦と輝く太陽を思い描くけれど、冬場はむしろどんよりした日が多い。今日は、午後から本格的な雨になるとの予想。昨夜降った雨で道路も濡れているので、自転車での散策は諦めて、歩くことにした。
沖縄には路地が多い。表通りから少し入ると、細く入り組んだ路地が縦横に走っている。ちょっとした丘を越える峠のような坂、自転車では走れない不規則に曲がりくねった道。日頃見ることのない裏通りは、変化に富んでいる。

大小さまざまな岩を組んだ古い石畳道。こんな路地はそこら中に見られる。ツタの絡まる塀も多い。


古い民家かと思ったが、普通の家ではなく、共同行事などのための集会所らしい。中では先祖供養のような行事が執り行われていた。

そのすぐ横にあった井戸らしきもの。「クシンカーガー」と表示され、前に線香が供えてあった。沖縄に伝わる宗教儀式に関係するものでは?(推測)


散歩の途中で見つけた赤瓦の民家。家と家人を守り、幸運を招き入れるシーサーは家々で異なる。
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アラハ・ビーチ

2006年02月25日 | 沖縄
沖縄本島を南北に走る幹線道路、58号線。先週末、北谷にあるアラハ・ビーチまで走ってみた。片道20km、約1時間のサイクリング。これまでで最も長い道のりだが、アップダウンが少なく比較的走りやすかった。ただ、バスの排ガスには閉口。

アラハ・ビーチ。遠くに風力発電の風車や、アメリカ村の観覧車が見える。ここから更に数キロ北上すると、嘉手納基地がある。


帰り道、アウトドア用品のスポーツショップNEOSに立ち寄った。自転車関連用品も幅広く取り揃えているので、家からは遠いが時々利用している。
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未唯(みゆ)

2006年02月22日 | 未唯
今年の7月には16歳の誕生日を迎える未唯。数年前には大病を患ったし、今は目が見えず、耳も遠くなった。白髪も目立つようになったけれど、愛くるしさは変わらない。目を離すと心配なことも多いし、随分と手もかかるようになったけれど、未唯のお陰で毎日がより豊かに過ごせる。いつまでもとは望めないが、少しでも長生きをして、側にいて欲しい。

長年使っているクッションで爆睡中の未唯。右側の古びたぬいぐるみは、約10年前に家内の母親がニュージーランドで買ってきてくれたもの。以来、この羊のぬいぐるみが大のお気に入りで、いつも側に置いて離さない。どんなに他のものを買ってきても、これしか長続きしない。最初は白くふわふわした羊だったが、10年間も未唯に咥えられ、洗濯を繰り返すうち、すっかりやせ細ってしまった。

写真を撮っていたら突然起き上がったけれど、まだ眠そうな未唯。


海軍司令部壕公園をトコトコ歩く未唯。目が見えないのに、この公園では怖がることもなく、散歩を楽しんでいる。近くにこんな場所があるのはとてもありがたい。
コメント (2)
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摩文仁の丘(その3)

2006年02月19日 | 沖縄
平和祈念公園の奥にある坂を上っていくと、全国の各都道府県(全部ではないと思う)が建立した、地元出身の戦没者のための慰霊碑が整然と並んでいる。それぞれに特徴があり、慰霊碑に込めた思い入れのようなものが伝わってきた。この公園には何度も立ち寄ったが、こんな場所があったことに、これまで気付かなかった。

坂を上っていくと、一番手前にあるのが青森県の慰霊碑。写真では小さくなってしまったが、奥に見えるのは威風堂々とした慰霊碑「みちのくの碑」。リンゴの形をした石碑には、建立の経緯などについての碑文が記されている。


沖縄に上陸した米軍の捕虜になることを怖れ、戦闘員以外の人々(その多くは婦女子)が次々と身を投じたといわれる絶壁。摩文仁の丘、沖縄戦終焉の地。
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