ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

小倉城 ~ 勝山公園

2008年04月29日 | 北九州
未唯が逝って10日が過ぎた。
未だその悲しみから立ち直れない妻の気持ちを紛らせようと、
初夏のような陽気のなか、小倉城一帯の散策に出かけた。

小倉城の堂々たる石垣、白亜の天守閣。最上部だけが黒いのが印象的。


周囲には緑が多いせいか、小倉の市街地にあっても清々しい空気が漂う。


近くを流れる紫川は天然のお堀。
新たなショッピングゾーンとして整備された「リバーウォーク」は、5周年を迎えるのだそうだ。


お城のすぐ傍には、北九州市中央図書館がある。


関門海峡に面した小倉は、古くから陸海の交通の要衝として栄えた歴史があります。
1602年、細川忠興によって築城された小倉城は、
幕末の1866年、第二次長州征伐の折に焼失してしまいました。
現在の天守閣は、昭和34年に復興されたものだそうです。
好天に恵まれた昭和の日。
小倉城や勝山公園、リバーウォークは、大勢の人出で賑わっていました。
近くには、松本清張記念館もあって、日がな一日のんびりと楽しむことができます。
妻も、少しずつ元気になってきたように思えます。
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未唯 ~ 旅立ち

2008年04月27日 | 未唯
18年のあいだ、家族として一緒に暮らした未唯。
妻の実家で家族の大歓迎を受けた三日後、遂に力尽きて旅立ってしまった。
17歳と9ヶ月、いろんな症状が現れて辛かったのに、よくここまで頑張ったね。

2月に入ってから食事も受けつけず、身動きもままならない状態だったけれど、
妻の献身的な介護と、シャーロック動物病院の皆さんの適切な処置のおかげで
細々と命を繋いでいた未唯。
青森から北九州への空の旅は、未唯にとって試練の大移動だったに違いない。

眠っているかのような未唯に、
「おばあちゃんたちが待ってるから、頑張って九州に帰ろうね」
「新しい家で日向ぼっこしようね」と語りかけ続け、そのとおり頑張ってくれた。

これまでも、大事な場面では必ず期待に応えてくれる、ここ一番に強い子だった。
今回の大移動は、未唯にとっては、大好きなおばあちゃんに会うための旅。
そして、新居でも一緒に一晩過ごして、私たちの期待にしっかり応えてくれた後、
静かに息をひきとった。

    **************************

小さい頃から、芝生の散歩が大好きだった未唯。
転勤のたびに、きれいな芝生のある公園を探して、週末はよく出かけたもの。


よく縫いぐるみを枕がわりに寝ていた未唯。


骨壷に入って我が家に戻ってきた未唯。


未唯は、18年近くにわたって数々の思い出を残してくれました。
旅立った未唯に、ただ一言「ありがとう」と伝えたいと思います。

闘病中から、たくさんの心あたたまるメッセージをいただきました。
未唯を大事に思っていただいて感謝に堪えません。
この場を借りてお礼申し上げます。
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青森の旬 ~ 新寿司

2008年04月20日 | 食べ歩き
引越しを終えた青森最終日は、三沢市内のビジネスホテルに宿泊。
実はこのホテル、2年前に三沢に越してきた日にも泊まったことがある。
未唯を受け入れてくれるホテルは、調べた限りではここだけだったのだが、
とても親切に対応してくれたのが印象に残っていた。
偶然だが、隣はこの2年間よく通った新寿司。
おかげで、未唯が眠っている間に北の海の幸で青森での食事を締めくくることができた。

特上を注文すると、まず最初は大トロから。


口の中でとろけるウニ。


大ぶりなボタン海老は、身が締まって甘みがある。


中トロの鉄火巻き。


ウニとツブ貝を追加。(ツブはピンボケのため写真がありません)


青森に越してきて感激したのは、銭湯感覚の温泉と新鮮なネタの握り寿司。
出発の前日は、空港温泉につかり、新寿司の握りで締めくくりとなりました。


新寿司 寿司 / 三沢駅


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青山ペシェ

2008年04月20日 | 食べ歩き
4月中旬、2年間住み慣れた三沢を離れて、北九州への引越しを終えました。
しばらくパソコンが使えず、ブログの更新もできませんでしたが、
これから少しずつもとのペースに戻していきたいと思います。
この1週間、身の周りで起きたことについては、追ってご紹介することとして、
とりあえず順を追って記事をアップしていきます。
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青森で過ごした最後の週末は、青山ペシェでランチをすることに・・・・。
上天気に恵まれたこの日、まばゆい光が店内に溢れる。


スープとサラダはバッフェで。
野菜がトロトロに煮込まれたミネストローネは、自然な甘みがあって美味しい。


パスタは、イベリコ豚のトマトソース。


もうひとつ、モッツァレラチーズとトマトのパスタ。


シャーベットは夏みかんの香りがした。


最後の日曜日。あれこれ出発準備に追われた一日でした。
いよいよ、翌日は荷物出しです。
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青森の日々 ~ あと44時間

2008年04月13日 | 青森
三沢で過ごすのも、残すところ2日になった。
充実した密度の濃い2年間を過ごした青森。
あと二日で、この地を去るのは後ろ髪を引かれる思いだが、
これも転勤族の宿命と諦めざるを得ない。

昨日、友人がプレゼントを手に我が家を訪ねてくれた。
変わった壷のようにも見えるが、これは日本酒を燗で飲むための酒器。
とある小料理屋が店専用に特注しているもので、個人が手に入れることは難しいはず。


左から、ぐい呑み、お銚子に保温容器。
保温容器にお湯を注ぎ、中のお銚子に入った日本酒の温度を保つしくみ。
焼酎を熱燗で飲むときにも使えそう・・・・。

  ありがとうございます。しっかり、そして大切に使わせてもらいますね m(_ _)m


いよいよ、あさって三沢空港から九州に向けて出発します。
初めての北国生活、青森ではたくさんの思い出ができました。
雪の回廊、新緑の八甲田、熱く燃えあがる「ねぶた」、錦秋の奥入瀬・・・・。
パソコンの青森フォルダは、忘れられない風景で満たされています。
感謝々々・・・・。
コメント (2)
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