活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

威厳なき「使い走り」財務大臣

2011-10-14 23:18:48 | Weblog
最近、経団連米倉の口出しが多くなっている。政治が米倉の意のとおり動かないことに、ストレスが溜まっているのだろう。本来なら米倉が政治に口出しすることは、してはいけないことである。恥知らずの厚顔ぶりに開いた口がふさがらない。

安住淳財務相が12日、米倉と会談したときのことである。米倉は消費税率を「15年度まで10%にすること」を法案に明記するよう強く求めたという。

これに対し安住は法案を「来年出す」と答えた。なぜ、米倉にそこまで言われる必要があるのか。言われる筋合いのものではないだろう。米倉より国民に説明や理解してもらうことが先である。米倉の言うことに安易に約束する、安住もまた財界の「使い走り」である。

そういえば、安住には大臣としての重厚さもなければ、威厳もまったく感じられない。
いかにも荷が重そうで、息切れ寸前に見えるのは気の毒である。