ぬいぐるみ解体事件

僕のお気に入りのおもちゃは「ゴジラ」です。

彼女と彼が「ゴジラ」と呼んでいるぬいぐるみです。
姉に言わせると、ドラクエのキャラクターグッツだそうです。

この「ゴジラ」には、手術の跡が４ヶ所あります。
彼女が、開いた穴を、手術してくれるからです。

この「ゴジラ」をくわえてウトウトすると、とても幸せな気持ちになります。

彼のお気に入りの「トトロ」解体事件、彼女お気に入りの「スヌーピー」バラバラ事件、ぬいぐるみの目玉紛失事件・・・
何故かこの「ゴジラ」だけは、４ヶ所の手術の跡で生き延びています。

時々、この「ゴジラ」は物干し竿で、気持ち良く風に揺れているときがあります。
きっと、ウトウトして幸せな気持ちなんだろうな、と思います。



群像（創刊６０周年記念号）の有名コラム侃侃諤諤を立ち読みしました。
この頃の侃侃諤諤の批評は鋭くないと自ら嘆いていましたが、この２ページに五十数年分を詰め込んでありました。
１番取り上げられ批判されたのは江藤淳とのこと。３位は、かの吉本隆明。

で、その江頭（藤）の話しをいくつか・・・

猪瀬は江藤に近づきたくウズウズしており、ついに江藤に擦り寄り「江藤宅の新年会で、偉そうに編集者に説教した。」有名な話しがあります。

その江藤も、徳仁親王王妃雅子になる話しに「結婚は駄目だ！」と言ったそうです。
縁戚に皇族がいると自分の「文部大臣」の目が無くなるために、そう言ったそうです。（仏蘭西でもあるまいに。）

漱石ファンには周知のことですが、江藤は「漱石とアーサー王伝説」で博士号を受けましたが、大岡昇平が「漱石で博士号をもらうなんて。」と冷やかしたそうです。

今日も、何故か与太話になってしまいました。

＊漱石は、母校からの博士号授与を拒絶しました。