冬のニオイ

彼と姉が商いと仕事とに出かけて、彼女と僕だけなんだ。
彼女は、朝のあわただしさから開放されて、ちょっとゆったりしているんだ。

「空が高くて、秋だね。」
僕は、何を話しているか分からないから、尾っぽの先を振るんだ。

ベランダを開けると冷たい空気が入って来るんだ。

「空気が少し緊張しているね。」
僕は、やっぱり尾っぽの先を振るんだ。

「少し、冬のニオイがするね。」
僕は、やっぱり尾っぽの先を振るんだ。

彼女が、頭を撫でてくれたんだ。
僕は、尾っぽをいっぱい振ったんだ。



９月９日に中央ジャイアンツ新聞で、米上院情報特別委員会においてイラクには大量破壊兵器等の存在は、そもそも無かったとの報告があった、と報道されました。

９月１０日のサンプロで、どっちがどっちなのか分からないような風貌の、与党の両幹事長に、「自衛隊を派兵した根拠が崩れたことに対する責任は。」の問いに対して、ガマガエル幹事長は（この党の幹部連中は、何故か皆同じ顔つきをしています。）は、「学校、道路、水道の補修などの人道派遣・・・」と言い張ったが、手島龍一外交ジャーナリスト（いつＮＨＫを退職したのでしょうか。）は、「派兵の根拠がなかった責任を明確にすることと人道派遣は別。」と言いきりました。

何も言えなくなったガマガエル幹事長はガマガエル。
「ゲコ」

何故か与太話しになってしまいました。