Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

掃除機

2006-09-06 19:45:02 | 憲法・非戦・平和
彼女が「ガアガアするね。」と言うと、僕は緊張してしまいます。
彼女が、ガアガアをかけ始めると、つい吼えてしまいます。
あの大きな吸い込み口は、どうしてあんな声を出すんだろう。

僕の七不思議のひとつです。

でも、先輩の猫さんは、ガアガアが大好きみたいで、彼女が電源を入れると、ゴロゴロ鳴きながら傍に行って、身体を寄せて、あの大きな吸い込み口で吸ってもらっています。
僕は、先輩の猫さんのことが心配ですが、気持ち良さそうにしているので尊敬しています。



今日1日、親王誕生でテレビ、ラジオ、新聞お祭り状態です。市井人のインタビューの数々を見聞きしていると、マスコミ自ら割愛した部分を考慮しても、天皇家は市民に敬愛されていると感じました。

だだ、天皇家と天皇制をゴッチャにした報道が一部あり、憲法第1条で国民の統合の象徴と定めていますが、Peopleを「市民」ではなく「国民」と約した深慮遠謀が見事に効いています。欽定憲法の残滓が見事に透けて見えます。

高校生のとき政経の先生に、憲法を徹底して読み込みさせられた記憶があります。前文から始まって第103条までを。主権在民、基本的人権、戦争放棄の3本柱を軸に嫌々ながら勉強した記憶が鮮明です。

前文からは、軍事力に代わるものは、経済と外交と漠然に思っていましたが、この頃では信念になっています。
第9条から、何故、自衛隊、集団的自衛権が出てくるのか、第9条のどこに書かれているのでしょうかね。
自衛権は自然権だから憲法以前に国家に備わっているなどと、頓珍漢な発言がありますが、自然権は生き物の権利なのにね。

彼の政経の先生は、T大を出ていて田舎の高校教師をしている方でした。
冬休みに、入試には役に立ちませんが戦中戦後の政治史のゼミを開きますとのご案内が、もちろん黒春真っ只中の私は出席しました。
党派性のある教師も何人かいましたが、彼の政経の先生には党派性は確認できませんでした。

が、うまく洗脳されたのかもしれませんね、日本国憲法の読み方を。