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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

番外編71. 夏の仕事場

2011年08月05日 | Nagoya city
 夏の仕事場というぐらいだから、エアコンが目一杯効き放題の快適な仕事場である。当然省エネなど論外である。第一今の東海地方は、電力が余っている。一端発電した電力は貯められないのだから使うほかない。
 実は、ここ1年ほど前から、院生や学生達のいる実習室で何本かの論文執筆などの仕事をしていた。その方が共同研究者との打合せや、学生達の就職用のフォートフォリオのチェック、卒業制作の指導で便利だったからである。
 だが、夏は実習室には省エネ以前からエアコンが入らないルールなので(なんと大学は以前から省エネモードだったわけだ)、本来の私の仕事場に戻った。それに最近実習室にいても学生達から何かと相談を受けることが、昨年に比べれば格段に減ってきたということもある。ならば快適な場所で仕事をしようというわけだ。
 さて大学の私の夏というのは、授業があって普段では、はかどらない論文や報告書作成などの仕事を、この時期にまとめて片付けようと言うわけだ。そんなわけで大学は夏休みでも、教員には休みがない。当然今年は夏期休暇もない。
 しかし1年ぶりに本来の私の仕事場に戻ったのだが、どうも落ち着かない。やはり仕事をする環境の慣れというのがあるのだろう。落ち着くのに三日はかかりそうだ。一端落ち着くといすわる傾向があるが・・。
 ここで仕事を始めるのに際して、様々な書類(審査した大量の博士論文などがあった)や雑道具を捨てたことも起因しているかも知れない。あまりにも部屋が整然と整理されすぎると変な感じだ。やはり自分が仕事をする部屋というのは、そこそこに散らかっている方が仕事はしやすい。
 そんなわけで昼間は時間があるから、栄のカフェで飯をたべながらクロッキーでもしていようという明日のアイデアが浮かぶ。
 それに大阪鶴橋の韓国人街にもE-P3のアートモードのテストを兼ねてゆこう・・・などといろんな雑アイデアを夏の仕事場にいると思いつく。個室だから気分転換をはからなければ、仕事の能率が悪くなるわけだ。
 世間並みに夏期休暇は私にはないが、それはそれで、少し充実した夏のすごし方であろう。今週は試験週間なので、まだ学生達も夏休みではない。
 1日早いが、忙しいのでまとめてアップさせてしまおう。

名古屋市立大学三上訓顯研究室,2011年8月3日
OLYMPUS PEN E-PL1,M ZUIKO DIGITAL 9-18mm,f:4-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正±0,f5.6.1/80,iFinish
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