Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

最近のドローイング71. 文庫本

2013年05月07日 | drawing
 新幹線を名古屋でおりて、市バスに乗り換え35分程で大学に着く。実はこの市バスが私にとって大変退屈な時間なのである。そこで文庫本を読んで退屈な時間をすごしている。
 だから毎週3冊の文庫本が必要になる。1冊目は芥川賞作家とか眼に留まったテーマの文庫本、2冊目は推理小説の文庫本、といってもこれは随分読んだので最近はあまり気が進まないが、3冊目は官能小説。
 いつも帰りしなにタワーズの三省堂で調達するのだが、大体が平土間に置かれた比較的新作の文庫本が多い。そうしないと読んだ本をもう一度調達しかねないからだ。
 特に面白い文庫本は、棚にあるものをすべて読破し、Amazinで中古本を調達し読み込むこともある。最近では、太田和彦の居酒屋シリーズをすべて読破した。
 一人の書き手を読破すると次がないので、またいつもの3冊パターンに戻るという具合だ。
 それにしても、次から次へと実に多くの文庫本が出版されている。だから作家も読者の期待に応えるべく、次から次へと新作を書き続けるストーリーテーラーなのだろう。
 そうやってたまっていった文庫本の多くは、月末の廃品回収にだしてしまう。例えば西村京太郎のシリーズとか、素人投稿編集部・編「田舎の若奥さん性の実話告白」といった具合に、束ねられて捨ててしまう。私にとって小説も消費されるわけだ。
 そんな中で、芥川賞作家とか特定の作家、最近では、掛尾良夫「ぴあの時代」といった具合にこだわったものだけが手元に残る。
 さて今日は、金曜日から東京出張なので5冊調達した。東京行きの時は、銀座百店編集部編「わたしの銀座」を読もうと目論む。つまり東京ガイドだ(笑)。
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