Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE616. 異常な風景!?

2013年05月02日 | Shinkansen commuting
この暗い少し異常な風景!?、の画像を見たとき、遠くに見えるのは、チェルノブイリみたいだとおもった。スポット測光が外れた露出不足の画面に実質600mmという長焦点で、270kmで走る新幹線から手持ちで撮影するという無理筋の画像だ。
 実をいえば遠くに見えるのは原発ではなく、帝人デュポンの化学工場であり、望遠レンズの効果もあり少しばかり異常な風景になってしまった。
 この場所を、google earthのストリートビューで見たら、住宅と田んぼがひろがるのどかな郊外の風景であった。昔写真というのは真実を写すと言う意味だというのは、どこかの報道写真家の言葉だったが、私に言わせれば、写真画像というのは、いくらでも嘘がつける世界なのである。
 それにしてもこの工場のメカニズムはすこぶる巨大で魅力的だ。こんど実際に周辺から撮影してみたいと思いながらgoogleで探ると、植え込みが肝心のメカは全く見えないことがわかった。それに自由に入れて高い位置から撮影できる建物も周辺にはない。残念だね。
 さて、この二日間のウィークデーは、静かで密度の高い時間だった。忙しかったというべきだろうか。今日帰りしなに博多行きの新幹線に乗ったら、あら自由席は立って人が多い。グリーン車も満席状態。また後半の大型連休が始まったようだ。 やむなく立っている人をかき分けて指定席車両のドア側でジベタリアンをしていた。
 私などは35分でつくけど、この先博多迄立ってゆくのだろうか。そんな忍耐強さにあきれて、そそくさと京都で降りた。

新幹線 米原-岐阜羽島 
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO1250, 焦点距離300mm,露出補正−0.3,f6.7,1/4000.
コメント
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