Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE281. お風呂屋の煙突

2012年03月06日 | Kyoto city
 お風呂屋の煙突というのも懐かしい響きをもった言葉である。実際に京都では、他都市に比べて少しばかりお風呂屋が多いのではないかと思われる。京都では、お風呂屋といわず温泉と読んでいる。もちろん天然の温泉があるわけではないが、それでも温泉なのである。
 私流に言わせれば、日常的な世界に温泉という少し非日常的な世界をもちこんで楽しみたいとする、京都人特有のもののいいかたかも知れないと推測している。
 ともあれ、お風呂屋というのもなかなか面白い。日本人の発見したレジャーの最たるものである。昔から風呂につかり酒を飲み宴会に興じるという姿を江戸時代あたりの絵巻物でみた記憶がある。今でも天然温泉に心惹かれる日本人が多いところから判断すれば、風呂というのは日本人のレジャーの一つの立派な型なのである。

三条界隈,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/4000,モノトーン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE591. 中途半端な季節

2012年03月06日 | Shinkansen commuting
 暖かくなるような、それでいて寒いという中途半端な季節が続いている。朝起きて着てゆくものに迷う季節だ。私は、それは面倒なので、相変わらず冬の格好だ。今年の冬の京都は、雪の風情も少なく、ただただ寒かっただけである。だから早く春よこい、なのだ。
 東京へ出かけたり、クロッキー帳を整理したので、大分画像もたまった。たまったからといって、いつまでも長くブログで使えるわけではない。次第に季節が移り変わり、冬の画像なんか似合わなくなってくる。夏に冬の画像も面白いけど、やはり即時性のインターネットだから、ある程度は季節を追いかけたい。
 追いかけたいと思いつつ、今年は東京以外に追いかける対象がない。だが、東京なんかみんな追いかけているので、京都人の私が追いかけてもねぇー、或は京都人から見た東京、どちらの企画も今の私には消極的な気分である。そう考えると日本が狭すぎるのだろうか。
 話題が傾いた。元に戻すと、そういう点では、季節性のないクロッキーなんかが好都合だと思ったりする。だから、しばらく画像とクロッキーとをちりばめようと考えている。
 今日は、ブログの書き方で、話が終わりそうだ。季節のせいかのりが悪い1日だった。ブログを書く気分も傾いている。

熱海市,2013年3月3日
OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO200,露出補正−1/3,f4.5,1/320
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする