Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE300. 社会にお返しする

2012年03月25日 | Kyoto city
 このPEN LIFEのシリーズも300回。第1回は2010年6月30日の、デジタルペンE-PL1を題材に、「マイクロフォーサーズはこれからのデファクト・スタンダードになるかもしれない」と書いた。いまではフルラインのズームレンズに加え、高解像度の単焦点レンズまでもが発売されるなど立派な世の中のスタンダードである。私のデジペンも4台に増殖してしまった。
 デジタルペンにたどり着くタイプに二通りある。一つはコンパクト・デジカメからもっと良い写真を撮りたいというのでたどり着くタイプ。もう一つは大きな機材から小さく軽い方が実用的だというのでたどり着くタイプとである。私は後者である。
 先日来私の書斎を整理していて、さてずうたいの大きいEOSとかFUJI FinePixとかどうしたものかと思う。カメラ屋に在庫処分するか、しばらく手元に置いておくか迷うね。たまにはツァイスをつけたFinePixを持ち歩こうかと考えると、しばらくケースに置いておくか。
 そんな風に考えてゆくと、あのフィルム時代の中古ライツを思い出す。筑波時代の先生いわく「あれは社会からお借りしているのだ。用がすめば、また社会にお返しするのだ」というライツの性格がうらやましくなる。そこまでいってこそ、ライツ・ブランドなのだろう。
 社会にお返しする必然性のない、ジャパンブランドがまだカメラケースの中で眠っている。個人的思い出としてとっておくのは、Canon6L(親父からもらったもの)、NikonF(一番プリミティブな機材だった)、NikonF3(中古だったけどとても使いやすかったし、使っているときに幸福感を感じた)位だ。
 それに、そろそろLeitzM3とM4-Pを社会にお返しするかな!?。ジャパン・ブランドもそうなって欲しいよね。今日は撮影機材談義になった。

五条,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO320,露出補正-1/3,f2.1/60,モノトーン
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