書道家Syuunの忘れ物

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京都議定書の目標達成くそくらえ

2007-10-13 16:32:56 | 新聞社説・正論・主張を読み解く
日本人の真面目さが日本を滅ぼす

過去の歴史を見て今後のことを考えるというのは、普通のことのように思えるのだが、実は、日本人は何でも真面目に考えて達成させようとするところに問題がある。
日本人の過去の歴史を見ると、完全主義者のエリートと言われる人々は、反省しないし失敗しても認めない。そして、失敗を隠して、失敗を認めないから何度でも同じ失敗する。
こんなところは、旧帝国陸海軍では典型的なものだった。
それが今では、中央官庁の役人やら、学者、エリート言われる人々は依然変わっていない。
二酸化炭素に代表される温室効果ガス削減、地球温暖化。いつの間にやら、この地球温暖化とは、間違いないことで、確実であると言う事になってしまった。
IPCCは、地球物理学者ではなく気象学者が予測と言う事で地球温暖化を仮定している。そして、それは未だ不確実であることは、最近気温上昇を低く見積もった数値に変更していることからも明らかである。
IPCCに言わせれば、温室効果ガスなどによる地球温暖化は不確実であるが、その議論はせず兎に角、温室効果ガス削減と言っている。
はっきり言えば、科学的根拠はさしおいて何が何でも温室効果ガス削減、地球温暖化対策に繋げている。
ゴア前米副大統領のドキュメンタリー映画「不都合な真実」というのは、ド素人が直感で考えたものである。
元々南極の氷が減っていると言う事だったが、南極の氷が増えてくると「北極」の氷が溶けている。それで海面が上がると言っていた。
ところが、コップ一杯に氷を浮かべてそれが溶けてもコップから水か漏れないことから解るように、北極の氷がとけても海面上昇は起こらない。
それで今度はグリーンランドの氷がとけたなどと言い出すから始末が悪い。
そしてその最大の原因は、科学的根拠がないと言う事なのである。
そういう何やら怪しい事でも、日本人は妙に真面目に取り組み行おうとする。
そして、その努力ははたして有効なのかは現実問題、分かっていない。
米国は、ゴア前米副大統領がノーベル平和賞を貰ったことで、温室効果ガス削減の数値目標という部分に踏み込まない筈である。
米国というのは結構いい加減でずるいところがある。ずるいのは、中国も発展途上国という発言で数値目標除外であるが、外貨準備高世界第三位の国が何を言うかだ。
オリンピックのルールは、白人国家の選手が負けると勝つようにルールが変えられる。それで日本人が頑張ってそのルールで勝つようになると、又別のルールを作る。いたちごっこだ。
その極めつけは、柔道だろう。元々日本の柔道である以上日本のルールに従えばよいが、それでは、日本人が強すぎるからとレスリングに似たようなルールに徐々に変えられる。世界のというものは常に自己の都合の良いように、ルールを変えてしまう様なことばかりだ。
温室効果ガスの効果にしても、ヨーロッパは消費国ではなく、産業は古くしかも従来型のエネルギーに頼っていたりする。 そこで、今のエネルギーに変えれば二酸化炭素削減になり、又森林がCO2を削減するとか、又は樹木が腐敗するときと同じだからCO2はゼロとか都合の良い事を認めさせたりで自己の温存を図っていた。
一方日本はどうだったか。
産業界の言い分を聞かず、官僚の名誉欲から無闇に譲歩して、根拠のない数値だけを決めたに過ぎない。そして、それを達成しようとする。
又は、排出権取引で膨大な金が消えて行く。
京都議定書の目標達成などまっぴらだと言うのが、実際の心境だ。

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