書道家Syuunの忘れ物

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Sony α55にたどり着くまでの変遷とDT 16-105mm SAL16105

2011-02-18 00:57:06 | デジカメ関係

Sony α55にたどり着くまでの変遷とDT 16-105mm SAL16105

一眼レフカメラの履歴としては、銀塩のオリンパスOM-1MDから始まる。しかし、オリンパスは一眼レフカメラのAF化をしなかったために、オリンパスユーザーのカメラ遍歴が始まってしまった。
AFカメラは、ペンタックスのZ-10pというパワーズームの付いたカメラから再度一眼レフに参入した。
しかし、サードパティ製の交換レンズがなかったというのは今と似ている。
結局、キャノンのEOS100Pという静音カメラに移行した。
これは高性能だったが、シャッター幕の自己融着(加水分解)という欠陥品で消滅。
それでカメラ雑誌に欺されてEOS7を購入するも、暗部に弱くAFが聞かないのでシャッターが切れないことが多出。
その上悪いことにロムが新しくなって、旧型レンズが使えなくなった。
そんなキャノン不信からミノルタへ移行。
新型が出て生産中止になったミノルタのα707Siへ。それからα-7へと進化して迎えたのが銀塩カメラの終焉。

ここでミノルタはデジ一眼を中々出さなくてまたまたPentaxに移りist*D。
ist*Dはかなりお金が掛かったモデルだったが、かなり難題な暗く写る初期モデル。
使いこなすのには、相当手間が懸かった。
その後コニカミノルタからα7Dを購入するもAF不良の上にこれも暗く写る旧世代の代物。
αSweetDでコニカミノルタはSONYへ売られ消滅。
そうして、またもやPentaxへ移りK100D、K10Dへ。
ここで手の届かなかったSONYα700がなぜか激安となり購入。
SONYはα700で止まってしまったために、又PentaxでK-7。
そうして、普及機のα55と言うわけである。
考えてみれば、キャノンかニコンに統一していれば種々迷走しなくても良かったと思う。しかし、ニコンというのは今でこそ値引きもあるが、昔は値引きなしの商品だった。
そして、キャノンはカメラ雑誌の提灯記事に欺されて性能の良くないものをつかまされた恨みから、キャノンのカメラというのは信用出来ないものとして違和感を持っている。
オリンパスは、デジ一眼レフから参入した。
しかし、ユーザーを裏切って、AFカメラを出さずデジ一眼レフとなって4/3でマウンドを買えてしまったオリンパス。こういうメーカーの製品は二度と買わない。

そう言うわけで、標準ズームというものは新旧といろいろと持つ羽目になった。
但し、ミノルタα7や、SONYα700と同時に発売された24-105mmF3.5-4.5(D)やDT 16-105mm F3.5-5.6 SAL16105は同時には買っていない。
24-105mmF3.5-4.5(D)は、はα7が発売されたときにセットレンズ。その後も年間2,000-3,000本程度生産されていたようだ。…製造番号から
定価60,000円もする当時としては高価なズームレンズで発売当初「CAPA年間ベストレンズ」に選ばれたほどのものである。
こんなレンズもコニカミノルタが撤退発表する直前には、半値以下だった。
しかし、24-105mmF3.5-4.5(D)というのはかなりクリアーな描写をするレンズであった故に、SONY移行後もブランド名を代えてしばらく生き残った。

これも600万画素のα7DやαSweetDくらいまでなら充分使えたのだが、α700で限界に近くなりシグマ18-50mm F2.8 EX DC (旧型)へ移行。
結局、α55と共に24-105mmF3.5-4.5(D)というのは完全に引退に追い込まれたと言うものである。
このα700と共に発売されたDT 16-105mm F3.5-5.6 SAL16105。
これは元々24-105mmF3.5-4.5(D)を元にデジタルAPS化したもので、かなり力が入ったレンズである。
一般には、上級のフルサイズVario-Sonnar T*とAPSでは同等の写りと言われている。
当然、SAL16105はどこでも確実に良い絵を出してくれるものなのだが、やはり設計が古いことがある。
それは、α55が動画も快適に撮影出来ることにつきる。
要するに、SAL16105でAFをするとその動作音が動画に入ってしまう。しかも手振れ補正のOSなども付いていないから、本体の手振れ補正ONだと熱の関係で5分しか動画は撮影出来ない。

結局、ズーム範囲ではDT16-105mmF3.5-5.6の範囲に入ってしまうシグマの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM を購入と言うことになった。
17-70mm F2.8-4 DCは、この性能からすればかなり安いレンズである。
背面液晶で比べると以前述べた様にDT16-105mmに落ちるが、実際の写真では区別が付かないというもの。
HSMでモーターの音はせず、OSだから手持ちの時は本体の手振れ補正は切り、マクロも使える。
強いて言えばこれで昔の「タムロンのSP24-135mmF3.5」の様に135mmまであればと言うものだが、それでは3万円半ばで買えそうもない。


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