この10月川崎白雲・伊藤神谷先生の遺墨展について、10/6版のブログで紹介させていただいた。当時、ブログの駆け出しで只思いついたことを書き散らかした関係もあって、今読み返すと少々書きすぎた面もある。ブロクというのは、本来日記の様なのだか、だんだん変身してくるのには驚きである。
さて、先日遺墨展主催者の団体である、G社の代表であるO先生から「礼状」のお葉書を頂いた。全く持って恐縮至極である。
正式なご紹介ではなく、勝手に書き込んでいるわけで、いろいろと独断が入り交じっているから尚更である。
しかし、この遺墨展というのには、少し前の香川峰雲生誕100年の遺墨展に続くショックを与えるものであったことは間違いない事実である。
作品は、伝統的な臨書から創作、近代詩文、大字書、前衛的な作品と考えられる作風は全て書きつくしている。それも完璧に、かつ先鋭的にである。
現在の書家の作風の方がずぅ~~~と保守的なのは、どういう事なのだろうか。
だからハッキリ言えば、我々としては製作意欲がなくなってしまう様なもの。
下手をすれば全ての作品は二番煎じと取られかねない‥‥と考えてしまう新しい取り組み。
兎に角先人達は、多大な勉強と冒険を全てやった‥‥やってしまった‥と言うことである。
昔、聞いた話で‥‥師匠が冒険した様な作品を作ったとき、弟子は「これだ!!」と思ってその方向に走ってしまう。
それが大体あらぬ方向ばかりだから挫折して、先祖返りする。
そうして、元の黙阿弥。
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