書道家Syuunの忘れ物

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栃木県イメージの低落・足利事件などの不祥事捜査多発

2009-06-05 17:41:28 | ちまたの噂・雑記事
栃木県イメージの低落・足利事件などの不祥事捜査多発

栃木県と言えば、最近ではお笑いのU字工事 (ユージコウジ)で少し宣伝されていると思うのだが、あのU字工事の話し方は栃木弁と言うより東北弁に近い様な気がする。
実際、それだけで栃木県民なら少し嫌な感じがしないでもないだろうか。
今回の足利事件では、元幼稚園バス運転手菅家利和氏の冤罪が確定したが、顔を見ただけでもどう見ても殺人犯には見えない。
実際そうでなかったのであるし、栃木県警は1年も尾行して行動を監視して不審点はなかったというのだからあきれるというものではないか。
その上、
「当時の刑事部長(75)は『無罪が確定したわけではない。問題はこれから。法律に基づいて妥当な捜査をし、自供も得ている。(菅家さんが)やったと信じている』と話した。」(産経新聞・2009.6.4Web「【足利事件】「捜査は妥当だった」「思い出したくない」 栃木県警元幹部ら」
と言う始末で、どうも余り反省している様子はない。

そして、栃木県警と言えばあの「栃木リンチ殺人事件」が記憶に新しい。新しいと言っても1999という10年前。

(2006年4月12日に宇都宮地裁は「栃木県警の捜査怠慢と被害者死亡との因果関係」を明確に認め、県や加害者に計約1億1270万円の支払いを命じた。賠償額のうち約9,630万円について県に連帯責任があるとした。‥フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
これは、「主犯の父親が栃木県警の警部補だったことから、被害者家族の捜査依頼をことごとく退け、栃木警察が組織ぐるみで隠蔽をした事件です。」とも言われている。

足利事件の方は、平成2年(1990年)5月12日のことで、「栃木リンチ殺人事件」より9年前のことなのであるが、栃木県警の意識というものは全く変わっていないということなのだろう。
会社組織というものは、カラーがあって性格的に同種の人達を入社させるというのは普通に行われているところでもあるし、実際その会社に行ってみるとそんなものである。
一方、警察などの官僚組織というものは、同種の人達が集うと言う事はない。しかし、上意下達(じょういかいだつ)の世界では、自然と同種の人々に作り替えられて行くのは間違いないだろう。
そこでの異分子、例え正常な神経を持った人達の意見を押しつぶし成果主義に走る。
そんな雰囲気なのでないかと言うのが栃木県警なのかも知れない。
そうでなければ、何年かごとに全国的に話題になる冤罪や事件が起こるはずがない。
少なくとも、徹底的に事件を解明する必要がある目だろう。

ところが、富山の「富山連続婦女暴行冤罪事件」で富山県警は組織防衛に趨り、ほとんど謝罪しなかった。
栃木県警はどうするのか今後の注目されるが、同じような事だと大批判が起こるかも知れない。
なぜなら、裁判員制度が始まっていい加減な捜査では混乱するからである。
事実、月刊WiLL 2008年07月号(2009年05月26日発売)「許すな、警察のでっち上げ偽装工作」(粟野仁雄)では、裁判官は国民の見方、弱いものの見方ではなく警察、官僚の見方だと言う事が如実に分かるものである。

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