書道家Syuunの忘れ物

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環境破壊の八ツ場(やんば)ダム計画

2008-02-27 22:55:06 | 世の中妙な??事ばかり

東京都などの水を必要としていた首都圏の負担で作られる、八ツ場(やんば)ダム計画。
今、首都圏は省エネ技術などで、水は必要なくなった。
ところが、この計画の基本は占領下の昭和24年だ。

しかし、この八ツ場(やんば)ダム計画の土地を訪れると、何やら大規模工事があちこちで行われている。
吾妻渓谷という景勝地が水没する地域で、なぜこんなところにダムが必要なのか、普通なら疑問に思うようなところだ。
川原湯温泉を水没する地域になっているが、保証が長引いたために移転する土地が今の相場では高すぎたこととなった。
そして、こんなところには住めないと実は住民が流出している。

確か、保証金で豪華な小学校が作られた。なんと温水プールまである豪華なもの。
ところが、人口流出で学校が維持できなくなった。‥‥廃校、の予定だったが、補助金返還という難問のために立ち往生だかなんだか、新聞に載っていた。

今や、首都圏は水は余ることになるし、発電と言いながら、大きな発電量は期待できない。
なんと言っても、完成時には1兆円ぐらいのダムになれば、元などとれっこない。
そして、問題なのは環境破壊によるものだ。

政府、環境省も、温暖化とか環境問題を言っているが、国土交通省の利権が絡む八ツ場(やんば)ダム計画には、口をつぐんでいるという、ダブルスタンダード。

それにしても、あの工事のおどろおどろしいのは何だと思う。
何故なら、道も、線路も、住宅もみんな山の上に上げるのだ。
大工事、そして国土交通省の天下りも万全というヤツだろう。


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